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他社との差別化

最近、たまに言われるんだけど、

「ブログの内容、前に読んだことある」

もちろん、何年も書いてると以前書いて、忘れていることもある。

でも、実は知ってて書くこともある。

理由は、新規で読み出した人のため。

このブログをオレがアメリカに来た時から読んでいる人と、

最近読み始めたのだと、読む前の前提が違う。

すると、最新の物ばかりを出していると、ついて来れなくなっちゃう。

すると、新規の人が減っていき、古株だけになってしまう。

でも、どんどんオレはブログの内容をオレ好みにして、内容をどんどん絞っていっているからどんどん読者が減っていくじゃない?

それはそれで寂しいので幾らかの新規の人にも読んでくれたらなあと思ってる。

つまり、新規を獲得するには、いつもの話、つまり基本的な話をすることが大事なわけで。

こんなことを考えてると、ビジネスでも同じじゃないかなあ、とも思うよね。

例えば、最近だと、個性だとか、他人と違うことが大切と言われる。

他社との差別化なんて言葉はめちゃくちゃ耳にするじゃない?

てかさ、全員が差別化だって言ってたら、みんな一緒じゃんって思うわけよ。オレは。

みんないろんな変化球を磨いて、カーブだのフォークだの投げてるわけ。

でも、そのおかげで誰もストレートを投げてない(笑)。

つまり、誰もベタをやらなくなったわけ。

そう、今の時代、ベタがめちゃくちゃ個性的なわけ。

だった、みんなと違うんだから。

例えば、マッサージ。

NYには「悟空の気持ち」っていう、日本で大人気のマッサージ店が進出してきた。ウリは頭専門のマッサージで絶対に寝かせるというもの。

そのほかにも足裏だとか、シワ取りだとか、いろんなことをウリにするお店がある。

でも、誰もストレートを投げてない。

そう、治療院のストレートである痛みを取るってのをウリにしているところがない。

まあ、看板にはあるけど、結局、気持ちいい系のマッサージってオチがほとんど。

ならば、ストレートを投げてやろうって始めたのがうちの治療院。

ただ、この場合、圧倒的なストレートじゃないと意味がない。

豪速球のストレート。

そのためにはめっちゃ投げ込みが必要。

でも、ある意味簡単。誰よりも投げ込みをした人は、誰よりも速いストレートを投げられるようになるから。すると、簡単に差別化ができる。

簡単でしょ。

NYにはオレより投げ込みをしたマッサージ師はいないから、オレはストレートを投げ続けようかなと思っております。これこそ究極の他社との差別化よ。

誰もストレートで勝負しないのは、その覚悟がないだけ。

だから変化球に逃げる。

差別化に逃げる。

ストレートでも阪神の藤川球児みたいに圧倒的な浮き上がるストレートなら語り継がれるような投手になれるわけ。

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