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【成長】子どものその『怖さ』を大切にしたい

こんにちは。
きーちです。

先日、久しぶりに交通公園に行き、4歳の娘と自転車の練習をしました。

娘はすでに妻の両親から自転車をプレゼントしてもらっています。
しかし、まだ少し大きくて両足がしっかり地面につかないため、補助ありで使用しています。

保育園のお友達で補助なしで乗っている子もいるので、練習して乗れるようになりたいと思っている娘に付き合い、交通公園に行きました。

さあ、早速練習です。
練習なのですが…。

「お父さん、どうやってやるの?」

うーむ、父さんもどうやって自転車を練習したか覚えていない…。

娘なりに試行錯誤するも、少し難しく感じてしまったらしく、自転車から降りてしまいました。

そんな矢先、交通公園のスタッフであるおばさまが声をかけてくれました。

「まずね、自転車を跨いで、足で地面を蹴って走るの。
 そして、スピードがついたら両足を地面から離す。
 そして、その離した両足でペダルを漕ぐの。

 ストライダーとかやったことある?あんな感じでまず走るの。」

なるほど。
私も娘も同じ顔をしていました。

娘は1年以上も前からストライダーを乗りこなしているので、それでイメージはばっちりです。

早速、娘は自転車に跨りました。
そして、ストライダーでやっていたように両足で交互に地面を蹴って、両足をあげ、その足でペダルを漕ぎました。

「お父さん!どうだった!?」

「いま、漕げてたよ!」

一漕ぎちょっとでしたが、私がまったく支えずに踏み出しからペダルを人漕ぎ迄を全部自分でやってのけました。

2人ともテンションマックスで喜びました。

子どもが自転車に1人で乗れるって親としては感慨深いですね。

その後、何度か練習しているうちにちょっとよろけてしりもちをついてしまいました。

ちょっと痛かったらしく、娘は泣いてしまいました。

でも、その後自分の意思で再び練習を開始しました。
ただ、少し怖さがあるようで、さっきほどの勢いはありませんでした。

そのタイミングで、さっきアドバイスをくれたおばさまに遭遇しました。

「どう、できた?」

笑顔でこくっとうなずきました。

見せようとして自転車をこぎ始めましたら、あまり安定していなかったので、見かねたおばさまが娘の自転車の後ろをもって支えました。

「ほら、漕いで漕いで!」

おばさまがそういうと、娘は、

「怖い、怖い。」

と言いました。

「大丈夫。ほら、やってみなよ。」

「怖い、怖い。」

それを見かねた私はおばさまに言いました。

「もうちょっと自分のタイミングで練習してみますので、ありがとうございました。」

おばさまは少し残念そうな顔をしましたが、

「あそこまでいけばもうすこしだから頑張ってね!」

と言って立ち去りました。


子どものころの『怖い』は、大人から見れば『そんなの怖くないよ、やってしまえば。』と思いがちなところってあると思います。

確かにそうなのですが、子どもにとっては『怖い』ものは『怖い』のです。

私はその『怖い』を自分のタイミングで乗り越えることが子どもの成長にとっては大事だと思っています。

おばさまのサポートは娘にとってすごく効果的でした。
でも、最後はやっぱり自分のタイミングでその壁を乗り越えてもらいたい。

それが、娘にとって『自分でできた!』という成功体験になると信じています。

まだまだ一漕ぎできたぐらいなので、『こんなに自分で乗れるようになったよ!』と娘が自分で感じるためにも、今娘が抱いている『怖さ』はそのままにして、頑張って乗り越えてもらえればいいなと思います。

今日は娘の自転車の練習を通じて感じた『怖さ』とその乗り越えかたについて感じたことを書きました。

全国の自転車練習中の子どもたち。
『怖さ』と向き合い、がんばれ。

全国の自転車練習中の子どもたちの親たち。
『怖さ』は子どもたちの成功体験のために、そのまま見守ってあげましょう。

それではまた。
きーち

妻・娘・息子と4人でディズニーランドに行く軍資金にします。 その折は、我が家レポートで報告いたします。 よろしくお願いいたします!