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これからの美容業界で生き残るためには


誰もが手に持つスマートフォンで、世界がインターネットで繋がり、
新型コロナウイルスの影響で、私たちの環境も変わりつつあります。

働き方、買い方、売り方も変わってきて、
全ての業界でイノベーションが求められている時代に、
敢えて、人と人、心と心の繋がりを意識しなければならなくなりました。

さらにお客様に対する「思いやりの心」や「おもてなしの心」だけは、
AIがどんなに発達したとしても、学び養うことが必要です。

エステティック業界は約40年という歴史があるものの、
まだ世の中では絶対的な存在とは言えません。
一時は良かったものの、
動向として苦しい状況に置かれているサロンが多いのは、
最新マシーンや技術に力を入れて「人を育てる」というところに重きを持ってこなかったからではないでしょうか?


エステティックサロンというものが
個人に対して、絶対的な存在として身近なものになっていれば、
誰もが気軽に足を運ぶこともできたはずです。


今、スマホ片手に簡単に欲しいものが手に入る
amazonや楽天などというネットショッピングに人が集うのは、
「人が求める心理」に沿っているからだと思います。

・注文すれば、すぐに自宅に届く。

・お出かけするという無駄な時間が省ける。

・価格が明確である。

・商品の情報が売り手ではなく、買った人、使った人からの情報である。

・商品を買った人は、合わせてこの商品も買っているという情報もわかる。

・売れ筋商品がわかる。

・・・など、これを紐解くと、
結局人は、「安心しなければ買わない」ということになります。

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美容業界で働く人が年々減ってきている今、
人材教育は、今までとは違った捉え方や学びをしていくことが求められています。

「高級」「高額」「高品質」というような概念を手放さないかぎり、
この先も価格競争の渦に翻弄される一途をたどるサロンも増えていくと危惧しています。

美しくなることは、特別なことではなく、私たちにとって身近なものであると、認識さえすれば、誰もが気軽に足を運べる業種になるのではないでしょうか。

生き残っているサロン様の特徴は、
商売の原点とも言える、良い評判や良い噂をお客様自らが行っていて、
心からお店を愛し守ってくださるお客様が多いことです。


私自身、心理学のトレーナーとして7年ほどの間、カウンセリングをはじめ、コミュニケーション講座、集客講座や講演会などを開催してきました。でも、それは、美容業界に25年以上携わり、「接客」を通して、数々の成功や失敗を経験してきたからこそできたことでした。

今後も私にできることは、美容業界で培った実体験をもとに、
サロンで働く人達へのエールとなるようお伝えするだけです。

このサイトを訪問してくださったあなたに、少しでもお役に立てるような記事になることを願っています。