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先輩起業家の小話Vol.68 小さな池の大きな魚になる

地方でITサービス業を展開する先輩起業家の話だ。

「ウチはせまい業界でやってます。競合がヘボいので一応シェアはナンバーワンです。スタッフにはいつも『小さな池の大きな魚になるぞ』と言ってます。

目立たない小さな池で、常に周囲を見渡して、大手の事業開発部長の目が届かないところで、注意深く売上をかき集める。シャチやサメのいる大海にはいかない。派手さはありませんが、

これも事業者としての戦い方、生き残り方だと思っています。私たちの生存領域は、小さな池なんです」

起業のスタートでは、つい大きな夢を描きがちだが、どの魚も初めから大きかったわけではないんだ。