ぱんだごろごろお奨めマンガ4選!【「異世界転生」と「悪役令嬢」】
こんにちは、ぱんだごろごろです。
ここのところ、狂ったようにマンガを読みまくっています。
どれくらい読んでいるかと言うと、
一日のうち、仕事と家事以外の自由時間の、ほぼすべてを注ぎ込んでいます。
去年は、「三浦梅園生誕300年」ということで、学会もありましたし、その関係で、論文や学術書もそれなりに読んでいました。
それが、今年になって、たがが外れたように、マンガにのめり込んでいます。
それも、ほぼ電子書籍で、コミックシーモアに課金しては、無料漫画や試し読みをしたものの中から気に入った作品を買い、読みあさる毎日です。
今や、私の脳内は、「異世界転生もの」と「悪役令嬢もの」とで埋め尽くされています。
これくらいの情熱をもって漫画を読んだのは、中学生以来ではないでしょうか。
あの、「ベルサイユのばら」や「ガラスの仮面」や「トーマの心臓」などの名作漫画に夢中になっていた頃以来ですね。
その頃と比べて、現状がより悪いのは、「学校の勉強がない」という点です。
あの頃は、学校の宿題というものがありました。
定期試験や小テストなどもありましたから、最低限の自宅学習はしなければなりません。
漫画ばかり読んでいるわけにはいかなかったのです。
それに、今でこそ私は、天気予報とニュース以外のTV番組はあまり見ません(「作りたい女と食べたい女(NHK:月曜日~木曜日 夜10:45~11:00)」は見ています)が、あの頃は、「サザエさん」と「水戸黄門」は毎週欠かさず見ていました。
平岩弓枝原作・脚本のメロドラマシリーズ(主演はたいてい山本陽子さんで、役どころにピッタリはまる美人女優さんでした。相手役の男優は、その都度変わりましたが、いずれも二枚目俳優でした)を、祖母と一緒に見ていたのも、なつかしい思い出です。
学校の図書館に置いてある推理小説(明智小五郎と少年探偵団や金田一耕助、シャーロック・ホームズやアルセーヌ・ルパンシリーズに創元推理文庫にハヤカワミステリ)も片っ端から借りては読んでいましたし、そう考えると、勉強、テレビ、読書などに押され、漫画に割ける時間は、一日のうち、そう多くはなかったのです。
それが、今は、仕事のある日は、通勤電車の中で漫画を読み、帰宅してから寝るまでの間にも漫画を読み、仕事が休みの日ともなれば、午前中に家事を片付けて、午後は、洗濯物の取り込みと夕食の支度と片付け以外の時間は、ほぼすべて漫画に捧げているのです。
どうしてこうなったのか。
よくわかりませんが、昔から、何かに興味を持つと、とことん行く所まで行く性格なので、今のこの私のマンガブームも、自然収束するまで、待つしかないと思われます。
とまあ、ずいぶん前置きが長くなりましたが、いよいよ本題に入ることに致します。
【ぱんだごろごろオススメ異世界転生ものマンガ2選】
①「転生賢者の異世界ライフ~第二の職業を得て、世界最強になりました~」(1~23巻)
進行諸島 彭傑(Friendly Land) 風花風花(スクウェア・エニックス)
ブラック企業で働く社畜(サービス残業や上司からのパワハラ・仕事の無茶振り等を当然のこととして従順に働く、過労死予備軍のサラリーマンのこと)の佐野ユージは、ある日突然、異世界に召喚されてしまいます。
戸惑いながらも、前世で身に付いた社畜思考から、試練をも試練とは感じず、異世界の生活に順応していきます。
テイマー(動物の調教師のようなもの。ここでは、スライムなどの魔物を手懐け、主従関係を結んで、自分の手足のように使う人のこと)という職業のほかに、魔導書の力で、「賢者」という職業をも得たユージは、信じられない強さの持ち主となり、異世界の平和を脅かす組織や魔物を次々と倒して行きます。
前世での社畜経験からくる、ユージの独白ツッコミが面白すぎます。
めげないユージの前向きな生き方が爽快なのです。
②「追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する」(1~8巻)
猫子 武六甲理衣 じゃいあん(講談社)
15歳になった貴族の嫡子(当主の長男)エルマは、〈加護の儀〉において、ハズレクラスと言われる「重騎士」を引き当てます。
代々「剣聖」を輩出してきた家の当主である父は、それを恥として、エルマを家から追い出してしまいます。
ところが、実はエルマには、前世の記憶がありました。
現在自分が生きている世界は、前世の自分が攻略していたゲームの世界だったのです。
そんなエルマにとって、「重騎士」とは恥でも不遇でも欠陥でもない、願ったりのクラスでした。
「重騎士」のうまみと闘い方を知り尽くしたエルマは、前世でのゲーム知識をフル活用して、様々な魔物相手に立ち向かって行きます。
このマンガのお奨めポイントは、何と言っても主人公のカッコ良さ。
エルマの眉毛と目の描写が凄く良いんです。
ほれぼれします。
全身も、闘う装備品がよく似合っていて、力強くてカッコいい。
相棒の道化師ルーチェは女の子ですが、こういう少年向けのマンガにありがちな、ありえないほどの豊満な(特に胸)体型ではなく、ごく普通の体型をしていて、衣装も道化師らしいもので、好感が持てます。
エルマとの関係も、余計な恋愛要素がなく、冒険仲間として、恩義と信頼とが二人の間に結ばれていて、純粋に物語に没頭できます。
脳内お花畑の、お色気要素満載の異世界転生マンガに食傷していたあなたに、ぜひオススメの一冊です。
【ぱんだごろごろオススメ悪役令嬢ものマンガ2選】
③「転生した悪役令嬢は復讐を望まない」(1~5巻)
あかこ 磐秋ハル(マッグガーデン)
田舎の男爵令嬢マリーは、ある日自分が、非業の死を遂げた公爵令嬢ローズマリーの魂が転生した存在だと気が付きます。
ひょんなことから、王宮の騎士団つきの侍女となったマリーは、自分を処刑した国王に、弟レイナルドとかつての幼馴染みの騎士団長アルベルトが復讐しようとしていることを知ります。
すっかり大人となり、地位も名声も得た弟のレイナルドと幼馴染みのアルベルト。
取り分け、妾の子としてさげすまれていた弟のレイナルドは、かつて優しくしてくれた正妻の子である姉のローズマリーに、強い思慕の念を抱いています。
マリーの正体がローズマリーの生まれ変わりだとわかった時の、ローズマリーと弟レイナルドとの再会(?)シーンは、涙なくしては読めません。
④「転生悪役幼女は最恐パパの愛娘になりました」(1~2巻)
わがまま放題の少女サマラは、ある日突然、自分が前世では乙女ゲームに夢中になっていたOLだということを思い出します。
そして、今生きている世界は、何とその乙女ゲームの世界であるということも。
そして、豊富なゲーム知識から、このままでは16歳で必ず死ぬ運命であることも思い出したサマラは、何とか生き延びようと、いい子になろうと決意して・・・。
世界最強の魔法使いである、人嫌いな父・ディーを味方にするため、あの手この手でがんばるサマラが可愛いです。
幼女ですが、中身は25歳のOLが、血のつながらない父親相手に、次第に心を通わせていく過程が感動的です。
以上、ぱんだごろごろがオススメする、「異世界転生もの」と「悪役令嬢もの」マンガ4選でした!
読んで絶対損はしないとお奨めできますよ🐼💕
*タイトル画像はタウンノートさんからお借りしました。ありがとうございました。
今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
あなたのスキとフォローに、心より感謝しています。
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