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What is 運気?  ①

みなさんこんにちは。気学Style!西島です。

緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナウイルス感染症に対する有効な特効薬はなく、「withコロナ」という生活様式が喧伝されるようになってまいりました。

その一方でメディアや経済活動が以前の形に戻ろうとする動きもございます。

古い習慣、慣れ親しんだ形、そしてこれに対する今後の新しい生活の形態。

この二つの間を揺らぎながら、私たちの暮らしは少しずつ新しい常識を得てゆくのだと思います。

古い時代から新しい時代へ、時とともに着実に世界は動いて行きます。
「コロナ以前」の暮らしという古巣を後にして、「コロナ以後」という新しい住まいへ定住するまでのあいだ、私たちはいろんな試行錯誤を繰り返しながら歩んでゆくのでしょう。

正直な話、先の事は予想はできても実際にどうなるかという確実性の部分においては判断はつきかねる部分はございます。
「予想」はともすれば「期待」になったりもしますが、この「期待」というものはそのあてが外れた時、私たちの心に不安定さをもたらします。

「期待」、それはある意味毒にもなりうる危険なものです。

先の事は予想はすれども期待はせず、謙虚に「どうなるかはわからない」と柔軟に構えておくのが健全であるように感じられます。

さて、こうした状況において九星気学の盤面を読んで今後をどうこう予想してみたり、検証してみる話もよいのですが今回はひとつ、

「運気」って何?

というテーマで簡単にお話をしてみたいと思います。

「運気」あるいは「運勢」

普段の日常において、この言葉は結構見かける言葉ではないかと思います。
朝の星占いや、もちろんそれこそ占いに出向けばこうした言葉をたくさん聞く事ができます。

そんな中で、

・今年はいい運気の年回りです
・今日の運勢はあまり良くないです

という言葉を聞いて、一喜一憂したりする経験は皆様もおありでしょう。

運気や運勢がいいと聞くと、なんとなく嬉しくて気分も上がりますし、逆ですとなんとなく落ち込んだりしてしまいます。

チコちゃんではないですが、ここで改めて皆さんにお聞きしてみましょう。

この「運勢」「運気」って、一体なんなのでしょう?
あるいは、似たような感じの言葉で「ツキ」というものがあります。
「ツキ」と「運気」はどう違うのでしょうか?

ツキ

それではまず「ツキ」から見てまいりましょう。

「今日はついてるなぁ」「今回はイマイチつかないなぁ」というふうに私たちは「ツキ」という言葉をよく使います。

「ついてる」=いいことがあった

というわけですから、「ついてる」=「運勢がいい」と捉えてしまいそうです。
ですが、「ツキ」に関しては「運気・運勢」とは明確にバックグラウンドが異なります。

漢字で書いてみるとよくわかります。

「ツキ」、漢字で書きますと「憑き」となります。

つまり、

「何か憑き物がついて(もしくは憑いたような感じで)普段では起きないようなすごい事が起きた」

というのが「ツキ」の元々のいわれです。

つまり、「ツキ」とは突発的に起きたイベント(もしくは事故)的なニュアンスが強めであるといえるでしょう。

「運気」の正体

運気・運勢・ツキ。

似たような言葉のうち、まず一つに関してはスッキリしました。

残るは「運気」と「運勢」ですが、この2つは基本的に同じようなものと思っていただいて構いません。

結論からまずお伝えしますと、

運気とは、「夢を叶える力」もしくは「生きてゆく力」

のことを言います。

「運勢」とは、言ってみれば「運気の勢い」ですから、

運気=夢を叶える力

といたしますと

運勢=夢を叶える力の勢い

ということになってまいります。

そういうことですから、「運気」「運勢」二つの言葉はございますが

・「運気が良い」=夢を叶える力が良い(強い)
・「運勢が強い」=夢を叶える力の勢いが強い

ということで、結局、「運気」「運勢」両者の違いは主にその表現の仕方ぐらいのものである事がお分かりいただけるかと思います。

「良い」・「悪い」で終わりではない

「運気」の正体を掴めたところでお気づきになられますでしょうか。
運気の話をする上で大事なポイントがございます。

それは

「運気が良い」と言われて、そこで喜んで終わり ではない

ということです。

もちろん、運勢や運気の話をしている場で「運気が良い」と言われて嬉しく思うのは結構です。

ですが、その話を聞いて、

「あ〜、私は運気がいいんだ。よかったよかった。」

で終わってしまうのはもったいないかもしれません。

先にも述べましたように、「運気が良い」というのは、今時分の夢を叶える力、あるいはいくてゆく力(エネルギー)が強いということです。

だからこそ、「運気が良い」「運勢が強い」と言われたのであれば、積極的に動いて行きたいですよね。

そして、これは逆のパターンにも当てはまります。

「運勢が悪い」と言われてがっかりして終わってしまう必要もないのです。

正直なところ、運気が「良い」というのはポジティブな言葉なので良しとしましても、時に運気を「悪い」と評するのはあまり個人的には好きになれません。

ひとまず今回は、運気の正体について触れてみたわけなのですが、次回はもう少しこの「運気の良し悪し」というものについて掘り下げてみて行きたいと思います。

どうぞおたのしみに。


次回の投稿は6月8日です。





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