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<第5回>鎌倉インテルFCジュニアスパーサッカースクール(2020.6.30)

【鎌倉インテルとは・・・】

日本に「インテル」を作ろう、を合言葉に、鎌倉からJリーグを目指すサッカークラブです。鎌倉インテルでは、古都鎌倉から日本サッカーの常識を覆す、まったく新しい国際型サッカークラブとなり、日本や日本人を国際化させることを目指しています。
クラブが掲げるビジョンは、「ますます国際化していくグローバル社会において、スポーツを通じて、さまざまな障壁にチャレンジし、 世界で活躍できる人材を創出するとともに、ワールドクラスの価値を創造できるプラットフォームとなる事を目指す」です。

KIFCエンブレム2020


【本スクールのコンセプト】

『サッカーの本質の追求』
本スクールは、スクール生がサッカーという競技を本質的に理解し、上手くなることを目的としています。
サッカーにはボールを持たずにプレーする時間があります。Off The Ball と呼ばれるものです。どうしてもボール保持時(On The Ball)のトレーニングばかりに目が向けられがちですが、サッカーのゲームではボールに触っていない時間がほとんどです。そのため本スクールでは、Off The Ballのプレーもトレーニングします。
そして、サッカーにおける最終的な目標は「ゴールを奪う」「ゴールを奪われないように守る」ことです。スクール生には、1シーズンの練習を通じてこれらの目標を達成するために必要な技術と考え方を養っていただきます。

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「共に学び、共に歩む」

6月30日(火)

第5回 鎌倉インテルFCジュニアスーパーサッカースクールを開催しました。

昼頃から雨が降り出し、15時30分にピッチを下見すると、ピッチには多くの水たまり。おまけに強風が吹きつけていました。16時からの武田コーチとのミーティングにおいて、テーマを「浮き球 コントロール 雨天時の技術」に急遽変更する事にしました。そして、急いで練習内容を議論し、同時にスクール生への配布資料も作成、18時までに全ての準備を完了しました。

1.ウォーミングアップ

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ウォーミングアップは、渡欧間近の高橋勇太選手がコーチとして参加してくれたので、見事なボールリフティングを披露してもらい、スクール生がチャレンジしました。

その後は、2人1組でのボールリフティング、パス交換へと続けました。パス交換では、スリッピーなピッチで跳ねるボールを体の正面でコントロールすることを体感してもらいました。


2.練習1(2 vs GK)

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練習1は、2vsGK。
2人1組でのパス&コントロールからのシュートを行いました。

出し手は足元へ強いパスを出し、受け手はスリッピーな状況でも正確にコントロールしてシュートに持ち込むことを求めました。最初は球足の速さに戸惑う場面が多かったものの、次第にコツを掴んでいました。また、出し手にはパスを出したら、シュートのこぼれ球を予測しながらゴール前に詰めることを要求しました。

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3.練習2(4vs 3+GK)

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練習2は、4vs3+GK。
水たまりが多いピッチコンディションでは「蹴り合いの展開になることが多い」ので、その状況を再現しました。

攻撃側は、相手ゴール近くにポジションをとり、浅い位置から蹴り込まれたボールを守備側に奪われないようにキープ。そこに中盤が加わり、数的優位を活かしてゴールに迫るというシチュエーションです。

蹴り込まれたボールはファーストバウンドが跳ねるので、攻撃側の前線はコントロールに苦しんでいました。慣れてくると、守備者を体でおさえながら、前向きの中盤の味方にワンタッチパスし、厚みのある攻撃を仕掛ける場面も創出していました。

この練習でも、攻撃側と守備側が競り合った際に発生するこぼれ球を予測して回収することが求められます。


4.試合(6 vs 6)

Act5試合

試合は6vs6を実施しました。(GKはコーチが担当)

スリッピーなピッチコンディションの中で正確にプレーすることを求めましたが、そうした環境をものともしない得点シーンが生まれました。

GKから最終ラインのケイタへ。ケイタは右サイドのゲンへパス。ゲンは中央のリオへ。リオは反転しながら、左サイドのナオトへつなぎます。ナオトは少し運び、中央でフリーになったオージローへパス。パスを受けたオージローが、GK藤田コーチとの1vs1を制してゴール!

練習前の挨拶で「今日は得点を許さない!」と豪語した藤田コーチでしたが、この状況を作られては、致し方ない失点でした。それほど見事なコンビネーションからの得点でした!


<第6回に続く . . .>

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文章:神川明彦 編集:田中俊哉


【お問い合わせ先】

鎌倉インテルFCジュニアスーパーサッカースクールに関するお問い合わせは、以下からお問い合わせください。


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