Konatsu@EdTech子供教育アドバイザー

Edtech(エドテック)、エデュテイメント分野の企業アドバイザー。専門はマーケティン…

Konatsu@EdTech子供教育アドバイザー

Edtech(エドテック)、エデュテイメント分野の企業アドバイザー。専門はマーケティング、デジタルマーケティング。

最近の記事

EdTechによる未来の学習スタイル考察

コロナウィルスによる緊急事態宣言と外出自粛の影響で、これまでの学習スタイルが大きく変わりました。子供たちは大変不便な思いをしたと思いますが、未来を考える良い機会とポジティブに捉え、EdTech(エドテック)を活用した未来の教育・学習スタイルについて考察してみます。 コロナの影響で変わったこと 外出自粛制限の初期にオンライン学習に切り替えて出た意見の中には、「全てをオンラインで代替しよう」「慣れればなとかできる」「対面で会う必要はない」がありました。 大人もオフィスへの出社

    • AfterコロナのEdTech

      コロナウィルスによる子供たちの生活状況コロナウィルスの影響で緊急事態宣言が発令され、外出自粛とともに学校、学習塾の休みが続いています。 先生方はその中でも子供たちの学びを止めないよう、電話や家庭訪問、オンラインビデオチャットシステムなどを使いあの手この手でサポートしています。子供たちも事情がつかみきれない中で突然学校が休みになり、友達と会えなくなったりと不便を強いられていますが、新学期もスタートできない中で頑張って今の生活をよりよくできるよう試行錯誤をしている状況です。 で

      • グループレッスンのすすめ 生徒編

        グループレッスンの仕組みオンラインレッスンといえば生徒1名に対して先生1名のマンツーマン形式をイメージされる方が多いと思います。スカイプを使った英会話をはじめとして、コストを抑えながら一人当たりのレッスン時間を最大化させるというメリットを最大限享受するための仕組みでもあります。 一方で最近はグループレッスン形式のサービスも増えてきました。先生が一人につき生徒は3〜8名ほどの事例をよく聞きますが、レッスンの内容や対象とする年齢によって様々な形式があります。予め予約し決められた

        • オンラインレッスンの罠

          オンラインレッスンの利便性昨今のコロナウィルスの影響でオンラインツールが注目されています。中でも学校が休みになる中で、子供向けのEdTechを活用した学習は重要度が増しています。スマートフォンやタブレットのアプリを活用した自主学習形式のものや、リアルタイムのビデオチャットを利用したオンラインレッスンシステムなど、その種類は多岐にわたります。 EdTechを活用した学習は以前から「今後重要になってくる」と叫ばれていましたが、「今後」がいつになっても訪れない状況が続いていました

        EdTechによる未来の学習スタイル考察

          中国EdTech(エドテック)急成長の背景

          中国はEdTech最先端EdTechの最先端の国はどこか?と聞かれてみなさんが思い浮かべるのはどこでしょうか?AppleやGoogleはじめとするIT企業の世界王手がひしめくアメリカでしょうか? 実は中国の市場が急拡大しており、2019年には世界最大の市場になると予測されております。その市場規模はなんと約5兆円。日本のコンビニの市場規模が5.4兆円と言われていますので、その巨大さがわかると思います。さらに成長速度も凄まじく、年に約20%のスピードで市場が成長しています。 一

          中国EdTech(エドテック)急成長の背景

          EdTechがもたらす早期好奇心育成

          今のお仕事はいつ決めましたか? みなさんは子供の頃の将来の夢は何でしたか?男の子なら野球選手や宇宙飛行士、女の子ならケーキ屋さんやお花屋さんが人気の職業だったと思います。最近はYouTuberが上位に入るそうで時代の流れを感じます。 さて、みなさんが今就かれているお仕事は子供の頃夢だった職業でしょうか? 大多数の方は子供の頃に夢だったこととは、違うお仕事をされているのではないでしょうか。夢を諦めたという訳ではなく、年を重ねることに興味が変わったり、実現可能性を天秤に掛け選ば

          EdTechがもたらす早期好奇心育成

          地方こそEdTechの活用を

          地方が置かれている状況最新のテクノロジーの利用というと、リテラシーや予算の都合もあり都市部での利用が先行されがちです。しかし少子化や働き手の不足という2020年の状況を踏まえると地方こそEdTechを活用した新しい教育スタイルが求められています。 日本の子供の人口は年減り続けており、年間で産まれる子供の人数は2018年に91万人台、2019年はついに80万人台にまで減少する見込みです。 参考:2019年6月7日 日本経済新聞 人口を維持するために必要な合計特殊出生率は、2

          EdTechはリアル学習を代替できるのか

          EdTechの本領発揮最近ニュースで、コロナウィルスの感染拡大を阻止するため学校休講に伴い、デジタル教材を活用した自宅学習が注目されています。 経済産業省が主導する「未来の教室」 Yahoo!きっず 「おうち学校」 その他通常は有償提供しているサービス事業者が期間限定で無料プランを提供するなど、各社子供たちの学習に空白期間ができないよう支援に乗り出しています。 私もEdTechに関わる人間として少しでもこれを機会に、オンラインレッスンをはじめとするデジタル活用が

          EdTechはリアル学習を代替できるのか

          子どもにスマホを渡すのは教育観点からどうか?

          最近は子どもの遊び道具としてスマホやiPadなどのタブレットを渡している保護者も多いと思います。 ご飯を作っているときや、電車の移動中など、ちょっと大人しくしていて欲しいときなど、スマホ・タブレットはとても便利です。ぐずってしまってどうしようもない時や別のことに集中していたいときに助かりますよね。 ですが、子どもにスマホばかり触らせて・・・と罪悪感を感じている保護者の方もいるようです。周りの目が気になると言った意見も少なくありません。 さらに小学生ぐらいになると、You

          子どもにスマホを渡すのは教育観点からどうか?

          2020年はEdtech元年!?ついに来た時代の流れ

          根底にある親の意識 EdTechが抱える課題について以前記事を投稿しました。(参照) その中で「親の意識」について言及しましたが、2020年あたりから流れが変わってくるのではないかと考えています。新型コロナウィルスの猛威に伴い、オンライン学習がスコープされているという事情を差し引いてもです。なぜEdTechが広まってくると言われつつ、なぜEdTechが広まってくると言われつつ、盛り上がりきらないのはなぜか? それは、親世代がスマートフォン、タブレットで学習をした経験がないか

          2020年はEdtech元年!?ついに来た時代の流れ

          Edtech(エドテック)とは何か

          EdTech(エドテック)とは? EdTech(エドテック)は、Education(教育)とTechnology(テクノロジー)を組み合わせて作られた造語です。これまでアナログが主流だった教育業界にITをはじめとしたテクノロジーを導入して、より効果的、効率的に学習を進めていこうという考え方が背景にあります。 注目されている背景 現在の教育環境は、皆様が子供の頃に受けていたシステムから大きな変化はありません。朝学校に行き、決められた時間割に沿って勉強をし、みんなで給食を食べ、

          Edtech(エドテック)とは何か