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年に一度の積読消化合宿がちょうどいい習慣になっている

みなさんは本を買っても積読していませんか?
僕は、自分でもこれは読んでおいた方がいいだろうと思って2000円や3000円くらいする本を勢いで買ってしまって、しかもページ数が300ページを超えていたりすると、だいたい50ページくらいで挫折してしまう人間です。笑

そもそも年間で読む本の冊数も多くなかったですが、かれこれ3〜4年くらい前に開発された未来型の読書法を有効活用しながら、本からのインプットを習慣にしました。

今回は、そんな積読しがちが本を消化する読書法と、その読書法をつかって主催している一泊二日の合宿について、どんな素晴らしいメリットがあるのかをまとめてみたいと思います。

1.未来型の読書法(アクティブ・ブック・ダイアローグ)

未来型の読書法として注目されているアクティブ・ブック・ダイアローグ(以下、ABD)は、事前準備ゼロ、予備知識ゼロで参加できる参加ハードルの低い読書法です。
読書会として主催する際も、読みたい本が一冊あればできるので、開催のハードルもとても低いのです。

参加や開催のハードルが低くても、内容はとても濃いんです。
具体的にどんな方法なのかは、ABD協会のホームページをご覧ください。

2.ABDを活用した合宿

僕がファシリテーションを学ぶ3人の有志メンバーと、Playing Facilitator Lab.という団体?コミュニティ?を5年くらいやっていて、そのメンバーに「ティール組織」の解説者でもあり、僕たちのファシリテーションの源流として学ばせてもらっている嘉村賢州さんを交えた合宿をスタートしはじめました。

最初は、年に3回くらい一泊二日のABD合宿をして、1回の合宿で5〜6冊読むというインプット過多な合宿をしていました。笑
それはそれで面白みもあり、普段の仕事の忙しさに忙殺されているなかでは、貴重な学びの機会になっていました。

しかし近年はメンバーの忙しさや嘉村賢州さんの拠点が東京へ移ってしまったため、年に一度の頻度での開催になっています。

この年に一度、一泊二日でABD合宿をする時間が、一度立ち止まりながら内省をする機会にもなり、合宿に参加するメンバーの近況を話したり、もちろん本からの学びを得て深めあえる機会になっています。

ちなみに、直近で開催した合宿では、以下のような本を読みました。

・あたらしい働き方(本田直之)
・インテグラル理論(ケン・ウィルバー)
・トランジション(ウイリアム・ブリッジズ)
・U理論エッセンシャル版(オットー・シャーマー)
・他者と働く(宇田川元一)

3.ABDやABD合宿のメリットとデメリット

【メリット】
・自分一人では読みきれない本を読めた気になれる
・仲間や嘉村さんからの補足説明で理解が深まる
・定期的に開催することでリピート参加してくれる仲間が増える
・定期的に開催しているので、それぞれの人生の転機やストーリーも語り合える
などを感じています。

【デメリット】
・読んだ気になるとはいえ、2日間で100ページも読んでいない
・たくさん本をABDしようとすると、参加メンバー同士の語り合う時間が少なくなる
うーん、デメリットはそんなにないかもしれないですね。プラスの面の方が圧倒的に大きく、おおよその内容理解ができると、あとは個人でも本を読み進めれるようになる気がします。


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