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僕がこの6ヵ月間、『ティール組織』のプロジェクトに関わった理由

#ティール組織 #場とつながりラボhome 's vi #初のティール組織に関する自主事業 #自分の人生の大転換点 #じっくり深く探求中 #近況報告的なストーリーも兼ねてます



“人生の究極の目的は成功したり愛されたりすることではなく、
自分自身の本当の姿を表現し、本当に自分らしい自分になるまで生き、
生まれながら持っている才能や使命感を尊重し、
人類やこの世界の役に立つことなのだ。”
~フレデリック・ラルー~



このnoteは、私きどっちが2020年からどっぷりと足を踏み入れはじめている「ティール組織」について、深く理解し、その世界観を体現し、次の時代をつくるためのおよそ半年間についての近況ストーリーです。

特に、

(1)最近きどっちは何してるの?
   ⇒ ぷち近況ストーリー

(2)“ティール組織”に関するどんなことやってんの?
   ⇒ 『INVITATION TO TEAL JOURNEY』についての紹介

(3)なんか興味あるかも!?
   ⇒ 一緒に旅をするための招待(ご案内)

について書いてみました。最後まで読んでいただけると幸いですm(_ _)m

【はじめましての方のために/ざっくり経緯説明】
・2015年に場とつながりラボhome's vi代表の嘉村賢州さん(以下、賢州さん)と出会う
・2020年6月からのhome's viのティール組織プロジェクトメンバーになる
・プロジェクトは、home's viの「ティール組織」に関する自主事業「INVITATION TO TEAL JOURNEY
・home's viの代表である賢州さんは、著者フレデリック・ラルー氏から日本における「ティール組織」の源(ソース)を受け渡される
・関わる頻度は、週に1日(6時間)程度
・きどっちは、プロボノや社会人インターンみたいな感じのイメージでの関わり方

※源(ソース)に関して詳しくは、こちらをご覧ください。
ブログ【フレデリック・ラルーとの回想録①~一番忘れたくないもの嘉村賢州】


【僕が「ティール組織」を探求する理由】なぜhome's viのティール組織プロジェクトチームに入ったのか?


■最初は、とりあえず最新の理論は勉強しておこうという程度だった

2017年の秋頃に、賢州さんからティール組織についての話を聞いたのが最初でした。
記憶が間違っていなければ、海外のカンファレンスで「賢州さんはOD(組織開発)に興味ないんじゃない?」と言われたことがあったそうで、そもそもこれまでの組織論じゃないものに興味がある。というような話を覚えてます。

「最新の理論やノウハウだったら、とりあえず知っておいて損はない。」

そんな感じでティール組織と出会ったのです。


■もうこれまでの「当たり前」には限界がある

そして2019年後半から2020年にかけて、自分の人生にとって意味ある時間の使い方をしようと、考え方を大きく変わる時期がきました。

それまでの10年間。NPOという社会的事業を仕事にしてきましたが、心の中のどこかでは常に「自分のため」に仕事をしているな〜という感覚でした。
(それ自体は全然悪いとか思ってませんよ!)

「この仕事をすることが、自己成長につながる」
「他では出来ない経験やスキルが身につく」
「いろんな人や団体とのつながりが増える」

そんな自分を中心とした価値観から、自分と向き合い、自分のこれまでの人生経験と向き合い、ティール組織の著者であるフレデリック・ラルー氏の言葉に触れていくうちに、「100年後のあたりまえ、21世紀の礎をつくろう」という未来への責任軸の価値観へ変わっていったんです。

これからの10年か20年くらいは、21世紀の変化の礎をつくる時代になる。そのためには、これまでの企業成長合戦や勝者敗者みたいな原理原則から抜け出し、新しいモノの見方で未来社会をつくっていく必要がある。そう考えました。


■「ティール組織」って組織論だけじゃない

ティール組織って最新の組織論としてみていると、理解が半分いかないくらいなんじゃないかって個人的に思っています。

ティール組織って、やっぱり「世界観が大きく変わるモノの見方」のことだと思うんです。

実際にフレデリック・ラルー氏も、組織だけではなく、教育・農業・医療・政治などのあらゆる分野の歴史を調べて、あらゆる分野において大きな変化をしている段階があることに気づきます。(さすが元マッキンゼーのコンサルタント!)

毎年、山ほど出版されるビジネス書や組織論系の書籍を学ぶこととは、一線を画するテーマが「ティール組織」なんだ!そして、それはこれまでの当たり前が通用しなくなる社会での道標になるかもしれないと確信したのです。


■たまたま「ティール組織」自主事業がはじまったところだった

ティール組織の道へ大きく足を踏み入れようと決意した僕は、とりあえずhome's vi スタッフにメッセージを送って、その思いや考えを伝えました。

そしたら、ちょうどティール組織に関する自主事業がプロジェクトとしてスタートしたばかりで、きどっちの興味関心と合うかもしれないよ〜ということでした。

週に2回のミーティングをしているとのことだったので、6月下旬頃からプロジェクトチームメンバーとして参加するようになったのです。
(タイミングがマジ奇跡!)


■この10年間は、「ティール組織」を探求するための乗り物だったのではないか?と思う。

恐らく、このタイミングでhome's viの問い合わせフォームやメールで、「home's viでティール組織を学ばせてください!」と連絡をしても、今の僕のような関わり方をしている人が決して多くないと思います。

2013年に出会ってから、home's vi流のファシリテーションを学んだり、仕事のパートナーとして関わってきたりしてきた関係性がベースにあったからこそ、このタイミングでプロジェクトにジョインできたんだと思っています


この10年間のNPOでの経験は、「ティール組織」を探求するための入口へ運んでくれた乗り物だったんじゃないか。


新卒でNPOを共同起業したり、転職先もNPOだったり、延べ10年間を過ごしたNPO業界にはそれなりに思い入れや愛着はあります。「NPOではたらく」をテーマにすれば、かなり語れるんじゃないかってくらいの経験はしてきていると思います。

けれどこの10年間は、きっと「ティール組織」を探求し、そして21世紀の当たり前をつくる側としての道まで運んでくれるための乗り物に乗っていた10年間だったと今ではそう思っています。そう考えるととてもしっくり来るんです。


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【home's vi 初の「ティール組織」自主事業】「INVITATION TO TEAL JOURNEY」って何?

そもそも「INVITATION TO TEAL JOURNEY」って何なんでしょうか?

読み方は、「インビテーション トゥ ティール ジャーニー」と読みます。

直訳すると「ティール組織の探求への旅の招待」というところでしょうか。

僕たちは、「ITTJ」と省略したり書いたりもします。


■「ティール組織」は多くの誤解を生みながら広まっている

2018年1月に「ティール組織」(著:フレデリック・ラルー)が出版されてからもうすぐで3年。ビジネス書として10万部以上も売れている異例のベストセラーです。一気に日本中に広まった反面、とっても誤解されて広まっている現状があります。

例えば、
「ティール組織って、フラットな組織で給料とかも公開している会社なんでしょ?」
「IT系のベンチャー企業だとやりやすいけど、うちの組織じゃ難しいよね」
「本に書いていることを社内でやってみたけど、全然上手くいかなかった」

そういった意見も少なくないようです。
そして、まさにそういった広がりの背景に誤解のオンパレードがあるようです。


■およそ2年半の期間を経て、賢州さんが自主事業をスタート

そんな誤解が広まらないように、そして著者であるフレデリック・ラルーが見つけ、探求していた世界観を「より正しく」「より深く」日本でも広めていくために、書籍に出版からおよそ2年半の時を経て自主事業がスタートしました。

Q. 2年半の間、日本では何が起きていたのか?

この2年半の間に、いくつかの企業が自称ティール組織を名乗りはじめ、その企業をメディアが取材するといった現象が発生しました。他にも、ティールコンサルタントを名乗る人が現れるなど、表層的な広まりといくつかのティールビジネスが生まれたようです。
(なかには、じっくりティール組織を探求し始めたり、学びはじめている人もたくさんいると思っています^^)

Q. 賢州さんが自主事業をするまでになぜ2年半の期間を要したのか?

フレデリック・ラルーさんの「ティール組織」を、自分が正しく語れるくらいに深く理解しているのか?と自問自答し続けた結果、このタイミングで自主事業をはじめることで、日本におけるティール組織の研究の発展と、正しい変化の旅を歩む仲間への叡智の共有を加速させるためにスタートしました。
その間、依頼があって「ティール組織」に関する講演をすることも100回以上あったそうですが、自分たちが企画するのは今回がはじめてだそうです。

その自主事業が「INVITATION TO TEAL JOURNEY」です。


■「INVITATION TO TEAL JOURNEY」がやっていること

今は、毎月12名限定の超少人数制のセミナーをオンラインでやっています。
その名も「INVITATION TO TEAL JOURNEY 概論編」!(以下、概論編)

8月から開催しはじめて、すでに50名近くの方に参加いただきました。

参加者は、「会社経営者」「コンサルタント等の組織支援を仕事にしている方」「社内の人事や人材育成担当者」が多い印象ですが、中には教育系やまちづくり系の活動をしている方、若手社会人、大学生の参加もありました。


ちなみに概論編は入口であり、まだティール組織についてよく知らない人向けなので、その先のメニューも着々と進めています。

(1)より深く探求しはじめたい方向け「探求編プログラム」
 ⇒ 7日間くらいの超少人数オンラインセミナー

(2)自組織の変革をしたい方向け「法人メニュー」
 ⇒ 講師派遣やワークショップなど

(3)さらなる叡智の探求「研究会」
 ⇒ 理論や書籍や事例の研究をする会

「探求編プログラム」は、年末からプロトタイプ版をスタートします。来春から本格スタート予定です。
「法人メニュー」は、現在進行系でやってます。(僕がやっているわけではない)
「研究会」は、年内でITTJ運営チームでスタート。来春ごろを目処にから概論編参加者から希望者を募っての研究会を予定しています。


私からあなたへ「旅」の招待状を送ります

「INVITATION TO TEAL JOURNEY 概論編」にぜひ来てほしい人、きっとこんな人が来てくれると意味ある時間になるんじゃないかと思う人はどんな人でしょう?

ズバリ、僕が思うのは
「今あなたの周りの現実に少しで違和感がある人」
その全てです。

・偏差値主義の学校教育への違和感
・会社で働いていてこのままでいいのか?と思う違和感
・ただ「自分らしく」を売り文句にしている就活、転職市場への違和感
・ゴールの見えない人材、組織マネジメントへの違和感
・これからの時代の生きる我が子の子育てに感じる違和感
・今の食べることや生活の質に対する違和感

今までの社会通念上の「常識」や「一般的には」みたいなものが通じないな〜と思っている方は、こういった違和感を感じているんじゃないかということですね。

いろんな違和感を、ティール組織の世界観を通してみると、歴史的な大転換点にいることが掴めると思います。

そして、これからの自分が意味のある一歩を踏み出していけるか、という問いが見つかるかもしれません。


■決して無理のない、けど最大限の思いやりで決まる「参加費」

概論編の参加費についても、担当の役割をになっているメンバーで考えて、工夫をしています。
(ちなみに僕は、この参加費を考える「お金に関するロール(役割)」も担っています)

経営者や人事担当者だけに向けたものではなく、学生や主婦の方にも来てほしい。そうすると参加費の設定がとても難しくなります。

ある人からすると、
「これは5万円以上の価値がある」と支払ってくれる場合もあれば、
「学生なので1000〜2000円くらいじゃないと厳しい」という場合もあります。

なので、全員一律の参加費に設定するのではなく、「あと値決め、あと払い、あとギフト方式」を取っています。

実際に参加してみて感じた価値と、自分のおサイフ事情を考えながら、決して無理のない、でも最大限の思いやりの気持ちをもって値段を決めてほしい。そんな気持ちから、こういった参加費制度にしています。

(会社の経費で参加するので、前払いじゃなきゃ困る…という方は、前払い参加もしていただけますよ)


ちょこっと裏話をすると、この方式に決まるまでに、こんな決め方の例が話題にあがりました。僕はとてもいい指針だな〜と思ったので、今後これに似た自分で値段を決める系のイベントやセミナーがあったときに参考にしてみてください。

どんな決め方かというと、、、

①参加してみて自分が感じたこれくらい価値がある!と思う価格
②自分が支払っても苦しくない、後悔しない最大の価格


この両方の値段のうち、低い方の価格で支払ってください。というものです。

それは、決して感じた価値以上の価格を無理して支払ってほしくないし、自分が苦しんだり後悔するような金額を支払ってほしくもない。という主催者の意図があるからです。

一般的に、この内容だとこれくらいの金額が多いと思います、という意味での目安金額も設定はしていますが(ちなみに2万円)、本当に数千円でもいいですし、大胆に10万円とかでも全く問題なし!大丈夫なんです!

参加費をハードルに感じることなく、同じ世界観を探求する仲間がいろんな業界や年代から生まれることを切に願っています。


※最後に
そして、僕のこれからの「ティール組織」の探求に少しでも興味を持ったり、ちょっと応援したくなった方がいたら、ぜひ「応援コメント」を寄せていただいたり、「ちょっと興味あるんだけど、ちょっと個別で聞かせて」と連絡いただけるとうれしいです!

もちろん、『INVITATION TO TEAL JOURNEY 概論編』でお会いできると最高ですが、きっとタイミングがあると思うので、頭の片隅にでも残しておりていただけるといいのかなと思っています。



↓↓↓webサイト↓↓↓
INVITATION TO TEAL JOURNEY 概論編
※12月の概論編は満席になってます。1月はまだ申し込めるようなので是非!

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