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日本三稲荷の一つ 竹駒神社(寺社巡り⑧)

寺社巡りシーズン開幕!のはずが…

3月となり、私の中で寺社巡りシーズンが開幕を告げるも、新型コロナの影響で外出しづらい状況になってしまいました…。こればかりは致し方ない。

と、いうことで、昨年と先月に訪ねた竹駒神社をご紹介します。

竹駒神社は宮城県岩沼市稲荷町にある神社で、「駒」とつくのだから岩手県の駒形神社と関連する神社なんだろう、もしくは、馬と関連するのかな…なんて思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ところが、竹駒神社はお稲荷さん、しかも、日本三稲荷に数えられる由緒正しき神社(諸説あり)なのです。

この竹駒神社、毎年正月三が日には、陸奥国一宮の鹽竈神社(宮城県塩釜市)と東北地方で一、二を争うほどの初詣客が訪れることで知られています。

ご由緒とご利益

竹駒神社は承和9(842)年に「小倉百人一首」にも名前を連ねる参議小野篁(おののたかむら)卿が多賀城の陸奥国府に陸奥守として着任した際、奥州鎮護の神として創建されたことが始まりです。

江戸時代には、仙台藩伊達家歴代藩主の手厚い庇護のもとで信仰の基盤がつくられ、ご利益と福徳をもたらす「福神さま」として多くの尊崇を集めてきたそうです。祭神は以下の三柱です。

倉稲魂神(うかのみたまのかみ)…稲作・農耕・商工業の神

保食神(うけもちのかみ)…五穀豊穣・食物の神

稚産霊神(わくむすびのかみ)…養蚕・生成発展・縁結びの神

この三柱の祭神を総称し、竹駒稲荷大神と呼ばれ、産業開発・五穀豊穣・商売繁昌・海上安全などの様々な信仰を集め、最近では交通安全・厄除開運・安産守護・縁結びの神様としても篤く信仰されているそうです。

日本三稲荷とは

日本三稲荷ってどこなんだろうと疑問に思い、調べてみました。

日本三稲荷には、京都府の総本宮である伏見稲荷大社は必ず挙げられますが、伏見稲荷大社によれば「日本三大稲荷神社」について自社以外の2社は様々な説があって特定できないということです。その候補は13社寺もあります。

伏見稲荷大社の他には、豊川稲荷(円福山豊川閣妙厳寺・東京都)、笠間稲荷神社(茨城県)、祐徳稲荷神社(佐賀県)が挙げられることが多いそうです。

2社寺目には仏教系の豊川稲荷が含まれることが多く、3社寺目は地域によって異なるのが普通であり、例えば東北では竹駒神社、関東では笠間稲荷神社、中国では最上稲荷(最上稲荷山妙教寺)、中国でも島根県では太皷谷稲成神社、九州では祐徳稲荷神社が挙げられることが多いようです。

また、名称には揺れがあり、伏見稲荷大社では「日本三大稲荷神社」、竹駒神社や瓢箪山稲荷神社では「日本三稲荷」、源九郎稲荷神社では「日本三社稲荷」と称しています。

「日本三大稲荷神社」とした場合は、寺院である豊川稲荷と最上稲荷の2寺が含まれなくなり、神社である祐徳稲荷神社や笠間稲荷神社などが挙げられることが多くなります。

境内散策

参道の入口には、「勅宣正一位日本三大稲荷 竹駒神社」と彫られています。ここの参道はまっすぐ本殿に通じているのではなく、いったん突き当りを左に曲がり、また右に曲がってまっすぐ進む、という参道になっています。

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鳥居をくぐり、参道を進みます。途中に松尾芭蕉の俳句が書かれた石柱がありました。

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先に進むと、大きなお狐様がいらっしゃいます。さすが日本三大稲荷。

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先に進むと、山門がありました。お寺にあるような山門ですが、仁王像ではなく、随神が安置されている随神門です。

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その奥には、また門があります。こちらには、「竹駒稲荷」と書かれたでかい赤ちょうちんが。それにしても、二つとも堂々とした山門で迫力満点です。

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二つの門をくぐると、本殿に到ります。

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堂々とした風格の拝殿で、本殿は三間社流造です。

参拝を済ませ、周りを見渡すと、本殿の脇に地下へと続くような階段と鳥居がありました(上写真右端の鳥居)。その奥を進んでいくと、奥宮へ続きます。奥宮社の後ろにはお山(山というよりは丘?)があり、市街地の中にあるとは思えないほど、ものすごく静寂な空間でした。

奥宮の参拝を済ませ、通路を進みます。

すると、「元宮跡地」なる表示が…。

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どうやら以前、放火により社殿が焼失してしまったそうです。焼失前の竹駒神社元宮跡地が残されていました。

境内をぐるっと散策したあとに、社務所に寄り御朱印をいただきました(御朱印は昨年の夏に参拝した時のものです)。

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しっかりと「日本三稲荷」の印が押されています。

岩沼市には、他にも金蛇水神社(かなへびすいじんじゃ)という金運アップにご利益のある神社があります。そちらについては別に紹介しているので、興味がある方はご参照ください。

立地についてです。
電車だと、仙台駅から岩沼駅まで約20分。
JR東北本線、常磐線「岩沼駅」の東口より徒歩で約15分です。

車だと、仙台東部道路岩沼ICから車で約10分、東北自動車道白石ICで降り国道4号線を車で約30分です。無料駐車場(第一駐車場、第二駐車場)があります。

金蛇水神社も併せて参拝するのであれば、車(レンタカー等)が便利だと思います。

新型コロナの影響で自粛ムードが漂っていますが、早く収まってほしいものです。

今回はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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宮城県在住で、東北地方の仏像を巡り歩いています。 神社やお寺、歴史が好きです。 下記ブログで寺社巡りや歴史について書いています。 https://rekishijisya.com/ このnoteでは、日頃のなかで感じたことを思いつくままに書いて行こうと思います。

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これまで参拝した神社や寺院を記事にしました。時系列ではありません。参拝した神社・寺院の歴史、見どころ、御朱印情報などをまとめています。

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