2020年オリンピックで予想されるサイバー攻撃
コロナウィルスの影響により、東京オリンピックの催に様々な声が挙がっております。しかし東京オリンピックに影響を及ぼす可能性があるのはコロナウィルスだけではありません。
過去のオリンピックから予測される規模
2008年開催の北京オリンピックでは14000万件/日のサイバー攻撃が、2012年開催のロンドンオリンピックでは約1億5000万件/日のサイバー攻撃があったと報告されています。前回の平昌オリンピックでは、マルウェア被害やチケット管理システム等の障害が多発したそうです。2020年開催予定の東京オリンピックではAIやIoT等のIT技術の普及が進みサイバー攻撃者からすると情報の宝庫であると言えます。オリンピック開催に向け最先端技術が積極的に導入されるため、攻撃対象が増えることにもなり、今回の東京オリンピックのサイバー攻撃は相当な規模だと予想されます。それに付随して踏み台やターゲットとして一般企業やインフラへの攻撃も増加する可能性があります。
個人と組織へ想定されるサイバー攻撃
IPAは『情報セキュリティ10大脅威 2020』でセキュリティの脅威に関して下記の様に発表しました。今回開催される東京オリンピックでもこうした脅威が増加すると予想されます。
下記参考サイトです↓ 攻撃の詳細についても記されています。
上記ランキングの様に企業だけではなくユーザ個人まで攻撃対象となっているため、より一層セキュリティ意識をもってオリンピックへ臨むべきだと考えられます。
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