見出し画像

前提が違う人を判断する基準は

ニュージーランドで暮らしていて驚くのは、おそらく日本に比べて、より様々な文化やバックグラウンド、いろんな考えや宗教を持った人がたくさんいることだ。

こちらが当たり前だと思っていることを前提に話をしても、相手になかなか通じないこともあるし、なんだか話が噛み合わないと思っていたら、そもそも文化や考え方が違うことが原因だったりする。

そしてたまには、イライラしたり、わだかまりが残ったりすることもあるし、逆に相手を怒らせてしまったり、不愉快な気持ちにさせてしまうこともある。

そんなことがあったとき、自分が嫌な気持ちになったのは、あるいは相手にネガティブな感情を与えてしまったのは、文化やバックグラウンドや考え方や宗教の違いから来るものなのか、それとも何か他に原因があるのか、と考えることがある。

自分が嫌な気持ちになったのは、相手のことを理解できないことが原因ではなくて、相手の態度や言葉遣いなどに対してイライラしていることもある。そうであるならば、文化やバックグラウンドや考え方の違いではなくて、単に相手の言動や行動に嫌な気持ちになっているだけだ。

でも、ほんとにいろんな人がいて、全く前提が違うところから話をスタートさせることも多い社会で暮らしていると、どこからどこまでが文化やバックグラウンドの違いから来るのか、どこからどこまでが相手の言動や行動から来るのか、なかなか自分でも判別がつかない。

だから最近は、ある1つの基準を使って、それを判断するようにしている。

相手の言動や行動がリスペクトを伴っているのかどうかだ。

いくら、文化やバックグラウンドや考え方や宗教が違っていても、相手が自分に対してリスペクトを持って接していると感じることができるのなら、その違いを乗り越えて、お互いを理解出来ると思う。

一方で、たとえ同じ文化やバックグラウンドや考え方や宗教を持っていたとしても、相手が自分に対してリスペクトがない態度で接してくると、ネガティブな感情をその人に対して持つ。

相手が自分に対してリスペクトがあるのかどうか、この基準は前提を異にする人たちと話をするときに、その人のことを判断する1つの大きな基準になると思う。

逆に言えば、文化やバックグラウンドや考え方や宗教が違う人と話をするときには特に、自分自身も、十分にリスペクトを持って、それを相手に表しながらコミニケーションをする必要があるだろう。

++++++++++
NZ中学高校留学・大学留学 オンライン 個人相談会!!
2023年 6月11日(日) 
09:00~15:30 
(日本時間)

お問い合わせ
kickoffnz.co.nz/soudankai/

  • 相談会参加費用「無料」

  • 事前予約制

  • お一組様30分間程度

  • Zoomなどを使ったオンライン相談会
    ++++++++++

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?