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NZはロックダウンから一年

昨年2020年3月25日午後11時59分にニュージーランド全土がロックダウンになって、今日で一年が経つ。

幸いなことに現在は、ニュージーランド国内すべてがアラートレベル1、いわゆるコロナフリーカントリーで、新型コロナウイルスの感染が世界中で拡大する前とほぼ同じ普通の日常生活を送っている。

公共交通機関でのマスク着用は義務付けられているけれど、町中ではマスクをしている人はほとんどおらず、コンサートやスポーツ観戦なども普通に行われている。

先日のアメリカズカップのカップ授与セレモニーでも、何百人という観客や関係者が、フィジカルディスタンスもマスクもなしで集まってお祝いをしていた。

ニュージーランドの高校にも先日行ったけれど、校内でもマスクをしている人はおらず、普通に授業が行われ、食堂内もついたてもなにもなく、グラウンドではラグビーの練習も普段通りに行われていた。

NZ国内の市中感染も、今年の3月に入ってからは一人も確認されておらず、留学生を含めてNZの人々は、安心して暮らしている。

一年前のロックダウンのことを考えると、夢のような生活だ。

ロックダウンから今までの経緯を振り返ってみると、実質昨年の3月26日からロックダウンが始まりアラートレベルが全国でLevel 4 になった。しかしながら、感染確認者数は減っていき、約1ヵ月後の4月27日にはLevel 3 に、5月13日にはLevel 2 にさがり、学校も再開された。そして、6月8日にはLevel 1 になり、約2ヵ月半ぶりにニュージーランドに日常生活が戻った。

その後オークランドで市中感染が確認されたときには一時的にLevel 3になったりしたけれど、現在は全国すべての地域がLevel 1 だ。

この一年ニュージーランドで暮らしていてよかった、と留学生を含む多くの人は感じているだろう。

でもコロナフリーカントリーであるだけに、入国制限はまだ続いている。しかしながら、ニュージーランドでもすでにワクチン接種が進んでいて、入国管理や隔離施設で働いている方々や高齢者などの接種が終わる今年7月からは、一般の人々の接種も始まり、2021年中にはほぼ全ての希望者に接種が行きわたる予定だ。

ワクチン接種が行きわたれば入国制限も緩和される可能性が高いと言われている。今後のワクチン接種の進み具合によって、制限緩和のアナウンスも具体的に出てくることが予想される。

ちなみにニュージーランド国内にいる16歳以上の希望者すべてが、無料でワクチン接種ができる。もちろん日本からの留学生も同様だ。

ロックダウンから今日で一年。来年の今頃には、世界中が元の日常に戻っていることを強く願っている。

Timeline: The year of Covid-19 in New Zealand
https://www.rnz.co.nz/news/national/437359/timeline-the-year-of-covid-19-in-new-zealand

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