【自己紹介】 私がなぜ歴史がすきになったのか

今回は久々に自分のルーツをご紹介したいとおもいます

まさしく!!

歴史が好きになったファーストコンタクトです

時はさかのぼり、私が小学3年生の頃です

当時、読書啓発の一環として、図書室の本を1週間~2週間で1冊必ずかりてかえるという試みがありました。(強制力がありました)今の自分からはとても信じられませんが、当時の私は大の活字嫌い!!!活字というだけで、卒倒しそうで、本当にこの図書室巡りがいやでした。

誰がいいだしたか、小学3年生

「歴史の本やったらマンガやぞ」

「図書室の本やからこれでもえぇんやろ?」

歴史の本は毎回男子で争奪戦でした。

私はお世辞にもクラスの主流派ではなかったので、そんな歴史の本ならマンガということも、最後の方にまわってきたんでしょう。私がききつけた頃には歴史の本ブームは過ぎ去っており、なんなく1冊かりてみました。いまだにおぼえています。平将門でした。

夢にまでみたマンガ

楽しい♪ 楽しい♬

マンガということも楽しいんだけど、平将門そのものもなんかおもしろい

ということで、祖父にそのまま平将門の本を持っていきました。

どこかでこのフレーズを紹介したかもしれませんが、私が歴史バカ3代目…ということで、元祖歴史バカの祖父です。

私の話を一心に受け止めて、丁寧に平将門のことを教えてくれました。

そして、

「おまえ、こういうこと好きなんか??」

「好きかわからんけど、なんかおもしろそう♬」

「ほなら1回、おじいちゃんと京都行こか?」

「うん!!」

こうして、祖父と私の2人の京都観光がはじまりました。

ホント今、こうして40にして振り返ってみればですが、完璧なツアーコンダクターですよ。祖父は(笑)小学3年生という私の体力と志向と、自分の体力を勘案して、プランをたててくれました。京都四条のど真ん中をメインにプラン立ててくれたのを覚えています。

神戸の実家から阪急電車にのって、梅田まで出て、始発駅になるので座れるまで待てばいいとか、阪急京都線の特急は新幹線のように進行方向向きの2シートだったり、移動距離が長いので、昼寝してたら着くとか、仮に寝過ごしても終点やから駅員さんが起こしてくれるとか、本当に今となっては当たり前かもしれませんが、当時、小学3年のピュアだった私には全てが新鮮でした。

知恩院、三十三間堂、清水寺、二条城、金閣寺etcタクシーを交えながら、上手に回らせてくれたのを覚えています。

一つひとつ全て丁寧に教えてくれました。

清水寺の茶店で休憩したり、途中に出会った托鉢僧に小銭を入れたり、帰りは河原町阪急の大食堂で食事をしたりetc

そんなこんなを3年生のときの文集にかきました。

祖父は非常に喜んでくれました。

「おまえの文集はよかった…」

ずっとずっと言い続けてくれて

結局、死の間際でもそのことを言ってくれました

もちろん私もじいちゃん孝行ができたんだなとおもっていましたが、今こうして人の親になって、そしてこうしてnoteでみなさんに告白して、

こみあげてくるものがあります。

おじいちゃんありがとう

そしておじいちゃんのおかげで歴史がすきになりました

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