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お願いだからもうやめてコロナさん!

先週から各支援先でワークショップを開催しまくり、手応えもあり活動は順調。


おまけに、祭りの企画も思わなく形で実現しそうなのです。

我が県で郡主催の大きなイベントが決まり、そこでJAPANブースを出す予定で、これがぼくの活動のフィナーレになりそう。


ところが、またしてもやってきたアイツ。

そう、KORONAVIRUS。もうぼくたちをいじめないで、もうほんとうにやめてください!!

今週もワークショップ

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お米農家さんの団体のひとつで、ワークショップを開催できました。


お金にまつわるディスカッションと簿記のエクササイズの2本立て。

初めにお金の大切さを再度喚起し、簿記を実施すれば解決できるという構成です。


この類のテーマを扱うと、国民性が出て非常に興味深いものです。


例えば、ひとつ目のディスカッションのでは、「事故や病気といった有事に貯金がなかったらどうしますか?」と不安を煽り、貯金の大切さを理解してもらう内容です。

すると、どこの団体でも大抵以下のような答えが返ってきます。


家畜や家財を売ってお金をつくる。コーペラティブ(所属している団体)に助けてもらう。

そして、最たるは、「友達や家族に貸してもらう」という回答です。この意見が真っ先に出てくるのです。


まず、周りの人を頼ることがスタンダードなのでしょう。

人に迷惑をかけないように生きる日本人は、この人に助けを求めるという行動ができないことが少なくありません。お金に関してはなおさらです。


このディスカッションを通して、腑に落ちたことがあります。

数ヶ月前ロックダウンしているときに、数名のルワンダ人からお金をくれというメッセージが届きました。相手は、どの人物も挨拶をするくらいの顔見知りです。


当時は、いやいやそんな間柄じゃないだろと思っていましたが、困ったら周りの人に頼るというのが当たり前だったのだと、ようやく理解できました。


日本人は声を上げなさすぎるし、ルワンダ人は声を上げすぎる。

うーん、ちょうどいい塩梅って難しいですね。


ふたつ目のディスカッションでは、「100万円お金があったら何をしますか?」 という問いで、プラス面から貯金の大切さを煽ります。

そして、実際に簿記の例題に取り組み、これからはお金の管理をするようにしようとまとめて、ワークショップを閉じます。


みな終わりまで関心を持って、真剣に取り組んでくれます。ほんとうに嬉しい。

最後に、お金の扱い方について箇条書きにしたまとめを見せるのですが、これをルワンダ人が大絶賛。


「これはビルゲイツと同じ方法だ」「これがあれば大金持ちになれる、素晴らしい」と、こぞって写真を取り出します。


あとは、彼らが日常生活に取り入れてくれれば、完璧です。

とはいえ、そこはまで行動を変容するには、もっと時間がかかりそうです。正直、残り2ヶ月では、難しいのかなと。


なので、今、自分にできるのは、ひとりでも多くの人にこのワークショップを実施すること。ただそれだけです。

久々の追い風からの向い風

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12月後半に祭りを開催する予定で動いていました。すると、突如朗報が入ります。


なんと、ここルワマガナで東部県全体のEXPOが行われるそうなのです。

日程は、12月31日から1月11日と活動の締めくくりにふさわしいタイミング。


ルワンダでいうEXPOとは、それこそお祭りみたいなものです。そこで、自分のブースを出させてもらうことに決めました。


自主開催するとなると、市の許可、集客、会場設営、コロナ対策、会場整理の警備など解決しなければならない問題が山積みでした。


けれど、これで一気に解決。

自分でゼロから作り上げたいという想いもありましたが、開催できれば形はなんでも良いかなと思うことに。


このイベントは、自分の所属するビジネス振興課がメインで動きます。

なので、課のメンバーのために全力でこのEXPOを盛り上げることが最後の活動になりそうです。


あと、新型コロナウイルスの新たな株がどうなるか……。

ここまで散々苦しめられてきました。最後くらい許しほしいものです。もうなにも起こらないことを祈るのみです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!

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