他者と働く〜「わかりあえなさ」から始める組織論〜

《目的》

私は、色んな方と学童の仕事を通して協働している。他者と働くとタイトルにあるように、学童でなんとなく実践できるように感じて、なんとなく手に取ったのが正直なところ。

イエナプランの4つの基本活動では、対話がサイクルの最初にでる。仕事における「対話」として、知識を深められるように感じた。そこら辺も言葉を構築できたら嬉しいなぁ。

《学びたいこと》

・本書では対話をどのように捉え、どのようなことが大切かを知る。
・「私とそれ」という関係から、どのようにして「私とあなた」という関係を作っていくのか。そのための条件を知りたい。

《理解したこと&解釈》

○本書では対話をどのように捉え、どのようなことが大切かを知る。について
・対話とは、「新しい関係性を作ること」
・対話で大切にされていること
①「わかりあえない」という前提で対話を進めていくこと
②対話とは、自分の中に相手を見出すこと、相手の中に自分を見出すこと→双方向を受け入れあっていることを意味する。
③どうやらお互いのナラティブを知ることが対話にとって大切らしい。

○「私とそれ」という関係から、どのようにして「私とあなた」という関係を作っていくのか。そのための条件を知りたい。
・自分のナラティブを脇に置き、相手のナラティブに関心を向けること(聴くことなど)が「私とそれ」の関係から「私とあなた」という関係に進める一歩であるように感じた。

《新たな問い》

・ナラティブをもう少し知りたい。
ナラティブとは、その語りを生み出す「解釈の枠組み」のこと。
ここから自分の意見を添えると、相手がみえている景色を理解するためには、相手のストーリーを知ること「言動、感情、願い」なのかなぁ。

・対話という行為は、自分とあいてに対して合一感情を抱くことなのかもと思った。これは、共に生きるために必要な行為なのだと改めて感じた。

《行動の変更》

・「なぜ対話が必要なのか」に対して、「私とそれ」(道具的関係)から「私とあなた」(人間的な関わり?)という関係の一歩として大切だよ〜と言おうかなと思った。

・続きの対話を阻む5つの罠を読みたい。

《その他》

・こちらの本では、組織(関係性)の中で、適応課題を解決するために、対話を通して関係性を作るor変えるためのヒントが書いているように感じた。

・ここすごいなぁと思ったのが、対話のプロセスとして「観察→解釈→介入」という枠組みがあるのですが、最初に「観察」があるのが良いなぁと感じて、対話が重んじるようになっていくと、いずれ「いや、そんなこと言ってなかったやん!!!」と言葉に大きく比重が高まる可能性いがあるなぁと。
 しかし、言葉にできることって、ほんのわずかなので(わかりあえないことを前提としているスタンスなので)言葉以外の情報もキャッチしながら、加えて対話もあることが重要な気がしていて、だから非言語もプロセスに入っているのが良いなぁと。

・適応課題とは、既存の方法で一方的に解決ができない複雑で困難な問題のこと

・「解釈」に対して、相手の言葉だけを受け取って自分なりに解釈していたが、言葉以外も含めて言葉を受け取って自分なりに解釈していこうと思った。他者と働く



他者と働く〜「わかりあえなさ」から始める組織論〜他者と働く〜「わかりあえなさ」から始める組織論〜
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