魅力的なストーリーを生み出すには？→魅力的なキャラ設定がキモ！

■マンガ原作者からの特別講義

去年のことですが、専門学校の特別講義で
マンガ原作者・山科清春先生のお話を
伺う機会がありまして。

あのレジェンドマンガ原作者・
小池一夫先生が主宰する
「小池塾」出身の方です！

講義タイトルは「キャラが魅力的なら物語が立ち上がる！」。

山科先生曰く、
・キャラはライバル（対象的存在）がいる事で起つ
・キャラが起つには、時×地×人が必要！

どんな時代に生きているか
どんな地理的環境にいるか
どんな服を着ているか
どんな食べ物を食べているか
どんなことをするのが好きか…etc.
細部を詰めていくと
キャラが立ちあがってくる

■キャラが走ってくれない悩み

確かに2次創作してた時は、
推しキャラが勝手に走り出して
くれてました（暴走とも言う）

とりあえず放牧しておいて
走り終わった頃に捕獲して
描き留めるってカンジでネーム切ってたので、
ネタが尽きたり筆が止まることは
無かったんですよね…
（画力不足・時間不足でなかなか完成しない
という難題は有りましたが😅）

なので、
一次創作でキャラが走ってくれない時って、
どーすりゃえーんじゃオリャア‼️てカンジで😹

■講義前に提出したキャラ設定

講義の際、事前提出課題で
スポーツ、時代物などのお題で
キャラ設定を提出しました。それが、
今描いているフィギュアスケート漫画の原案になりました▼

■先生からの講評

有難いことに、「ゼヒ読んでみたい！」
との評価をいただき、さらに
ブラッシュアップするアドバイスも。

・純然たるスポーツだけではウケないが、
あと２つ３つ、要素があると良い。
例えば人間関係でフックを出すとか、
資金面で壁に突き当たるとか。

・コーチがオネエキャラというのは、
主人公と男女関係にならなくて良い。
ショーンの過去も気になる。
オネエキャラで苦労してきたのか？
スケートをしていたのか？

・ライバルだが、コツコツ努力を怠らない
正統派エリートというだけではキャラが弱い。
もう少し深みが欲しい。

■講評を活かして

で、先生の講義に基づいて、
魅力的なキャラになってるか設定を再点検し、
さらに時代・地理的環境を
埋めるため資料を収集！

モブまでどんな服を着てるのか、
どんな性格で何が得意技で
どんな曲を使ってどんな衣装で滑るのか、
というところまで設定中。

これ、結構楽しいです！！！
特にキャラと関連づけての
選曲とコスチュームデザインは
メチャクチャ燃えます！！

改良したキャラデザがコチラ▼

ハツラツでナチュラル野生児の主人公

ライバルはノーブルで端正なエリートスケーター。オリンピックで勝つための作戦を決行！

続きは次回！！