実名でnoteを始めて三年が経ちました。

よう、俺だよ。みんな元気か?俺はな、めちゃくちゃ元気だ。たぶん暑くなってきたからだな。俺様は暑くなると元気になるんだ。

さて。最近酒はもう全然ダメだな。ビールも缶2本飲んだら翌日の午前中まで響く。あれ?でも沖縄では毎日ガブガブ飲んでたけど全然平気だったな。なんでだろ。家で飲むと悪酔いしやすいのかも。よくわからん。それを確かめるために誰か飲みにいきましょう。

毎年6月の呑み書きはテーマ決まってて楽だな。実名っていうか、身分を明らかにして文章を書き始めて何年が経ちましたって話な。

これね、やってみりゃわかるけどすげー楽なんだわ。人格を一つ決めときゃいいからな。人間ってのは多面的な存在だけど、そいつが言わなそうなことだけ決めといてあとは好き勝手やるみたいな。

思ってても言わないことがあるんだー、へえーってあるに決まってんだろ。例えばなんでみんなそんなにトップガン面白かったって言うのか全然わかんねえとかな。言っちゃったけどな。まあこういうのは主に感情とか感性に起因することだからな、言ってもしょうがねえことは言わない。あ、F-18の連隊をトマホークミサイルが追い抜いていったところは映画館で見てよかったって思ったよ。ミッション遂行のハラハラ感も映画館じゃないとたぶん味わえないやつ。あれは確かにすごかったよね。むしろあれすげーって思わねえやついるの?まあ、いるよな。結局俺が言いたいのはそういうことだ。わかったな。わかれ。

すげー楽な一方、誰にも彼にもオススメはできないよな。だって、俺は文章に関しては正直俺以外のことどうでもいいと思ってるんだもん。はっきり言って俺は俺を理解するために生きてる。そういう考え方じゃないと、実名で何かを書き続けるのは俺にはしんどい。

俺以外って言ったけどあれな、俺に好意的に関わってくれる人も含めたところまでが俺な。家族とか友達とか好意的なり立場上なり関わってくれるなら同僚もかな。もうそれはいわば「拡張俺」みたいな感じで、まあ、俺なんだよ。俺の中ではさ。

俺の内面世界では俺様が一番偉いわけよ。だから、当然、俺や俺を取り巻く状況にきちんと配慮した文章を書いてかつ俺様がしっくりくればそれでいいわけ。広く読まれれば嬉しくはあるけど、俺がやり切るのがやっぱり一番大事で、ある意味俺が納得する俺を演じ切るということなのかもしれない。でもそれでたまにグッとくる俺がいるから俺は文章を書き続けてるんだと思う。俺の、俺による、俺のための自意識の発露としての文章。どこまで行ってもそこに書かれてるのは俺でしかなくて、それ以外の情報は無い。

んー、毎年言ってるかもなこれ。まあいんだよ、呑み書きは俺が正しく俺でいられるいい機会だからな。

かなり多くの人がみんながいいって言うものに共感したがりじゃん。もしくはコンテキストが規定した価値観にハマりたがる的な?それが楽しいんだったら別にそれはそれでいいんだけど、俺個人としてはマジ背筋が凍るほどそういうのってダサいと思うわけ。そもそも人と属性の間にコンテキストを簡単に見出しがちだよねー。一人の人間の価値観がそんな、趣味とか所属企業みたいなただの属性に簡単に規定されるわけねえじゃん。お前どうなんだよ。違うだろ?お前が違うなら俺も同じように違うんだよ。仮にもしそんなものがあるとしたら矢印が逆なんだよ逆。まず最初に俺様があって、生きやすい磁場に引き寄せられてんだよ。

noteっていま一日3万記事くらい?書かれてて、その中でまあ、たまにとんでもなくバズるやつとか出るじゃん。でも、1000スキ付いてますみたいなな記事よりも、3スキしかなくても魂を削った跡が見えるような凄まじいやつにノックアウトされることもあるじゃん。あるんだよ。すごいたまにだけど。

そういうのにちゃんと気付けてノックアウトされるような、そして自らも魂を削って何かを生み出せるような感性っていうのは、やっぱり「俺」が独立してないと持てないと思うんだよね。そして願わくば、いつか俺もそんな魂を削るような何かを書いてみたい。でも実はそれこそが本物のギフトで、書きたいものとそれを下支えするエネルギーと、書き切るために必要な圧倒的な美意識がぴったり同じタイミングで、しかも長時間揃わないと書けないんだよな。だから、それがいつ来てもいいようにとりあえず書いていようって思ってるとこがある。ボクシングのロードワーク的なやつな。そして幸運にもそんなものが書けたら、たぶん書くのをやめる。出来はどうあれ、魂を削り切ったという事実に俺はすごく満足すると思う。

そのために書いてるから、他の人のリアクションとかどうでもいいの。だからたぶん実名でもやれてる。ジャンルがバラバラすぎて本にはならないだろうしそれ以前に絶対に仕事にもできないけどな。大体俺のために俺のことしか書いてねえのに金なんか取れるわけねえだろ。それで取れたら俺も一人前のビッグだなビッグ。大昔は文章を売って生計を立てる姿に憧れたこともあったし、実際にやってみたこともあったけど、シビアすぎて身を立てるのは俺には無理だと思った。そもそも自分の文章を売ろうって思った時点で何かが狂ってしまう気もする。俺はね。俺とは違って売るって覚悟を決めたからこそ文章が研ぎ澄まされていった人も知ってる。どっちがいいとかじゃない。俺はこっちがいいと思うだけ。

こんなところかな。やっぱ疲れるよねこういう話は。でもまあ俺にとっては毎年書きたいくらいすごい大事なことなんだよ。ここまで読んでくれてありがとな。いやしかしキンミヤのソーダ割一杯でよくここまで書けたな。マジで弱くなってんな。

あれ、呑み書きってこれで12回目なんだ。俺はこれで何回目だ?最初に書いたのはすげえ前に感じるけど、実はマリナさんとnote同期だしな。意外と結構最初からいた的な?いやわからんな。でも今回も楽しかった、いつもありがとう。あきらと(敬称略)起きてんのか!?お前俺のこと戦友っていってたじゃねえかよ!起きろ!!

より長く走るための原資か、娘のおやつ代として使わせていただきます。