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やっぱり、みんな情報発信したほうがいいと思う理由

このnoteは「corp-engr 情シスSlack(コーポレートエンジニア x 情シス) Advent Calendar 2019」の12月12日の記事です。

こんにちは。noteを運営している株式会社ピースオブケイクでコーポレートITエンジニアをやっているヒガシです。

何を書こうかなとずっと考えていたのですが、たくさんの同志達がnoteで書いてくれているのを見て、やはり弊社のドメインである「伝える」をネタにしようと思いました。(そもそも、テクい話そんなに得意じゃない)

さてみなさん(主に、情シスSlackの(750-50くらい)人の同志達に向けて)日頃から情報発信してますか?考えや想いを書いて、推敲して、世の中に提示してますか?

すみません。そう表現するとなんだかものすごく大それた話に聞こえてしまうのですが、まあいいからとりあえずみんなやっちゃおうぜwというのがこの文章の趣旨になります。

僕と同職種の人を想定した言い回しがあちこちに出てくるものの、結構普遍的な話だと思うので、他の職種の方もよろしければお付き合いください。

とはいえ、我々の情報発信にはそれなりのハードルがある

我々は会社の内部に入って様々な施策を打ったり開発したりする存在です。時にはセンシティブな個人情報を素手で触らなければいけないケースも普通にあります。つまり、機密という地雷が埋まる原っぱを裸足で闊歩している状態で日々を過ごしています。そんな状況下において、インターネットで何かを書くことに躊躇するのは不思議ではありません。

一見これ大丈夫だろと思って気軽に放たれたであろう情報が見事に爆発炎上している事例に、我々はどうしても他人事とは思えずに何度も心を傷めてきました。

自分ごととして見聞きしている分怖い。それは確か。でも、それでも、やった方がいいと思うんです。

いま、インターネットに書くことの効能

そもそも書くという行為自体にいいこといっぱいありますからね。

なんといっても、書けば書くほど文章を書くのがうまくなります。そんなことと思うかもしれませんが、仕事上のほとんどのコミュニケーションはキーボードに文字を入力するところから生まれているのではないでしょうか?かしこまったメールでもくだけたチャットでも、「適切な表現と語彙を、スピーディに運用する」という文章力のコアなるところが要求される点に違いはないと思います。つまり文章が上手くなればなるだけ、日常のコミュニケーションコストがグッと下がる!かも!ということです。

また、基本的に外に出ない我々は、普通にしてたら人に知ってもらうチャネルがありません。デザイナーやエンジニアのように頻繁な登壇の機会を持たないですし。そんな状況下においても、なにか文章を書いて人の目に触れるどこか(そう、noteとか!)にまとめておけば、ひょんなことから自分を知ってもらえるかもしれません。

ブロガーの徳力基彦さん(※)はこの行為をして「コピーロボットを作る」と表現しています。

でも読まれないかもしれないし。。ってそれはそうかもしれません。僕も読まれない時はびっくりするほど読まれません。しかし、そもそも打席に立たないとバットは振れないのです。最初は空振りでも、ちょっとだけ我慢して打席に立ってみませんか?書けば少なくとも文章力は上がるわけなので、全くの徒労にはならないはずですし。

※ちなみにご存知の方もいるかもしれませんが、徳力さんは現在noteの中の人であります。。

全ては「追試」だと思えばいい

ここまで書くことについてのメリットを説明してきました。

いやでもそんなこと言われても、ござ先輩のように「ビシィッ」とした話もできないし、吉田さんのように豊富な見識もないし。。と、書くネタを理由にウジウジしている諸氏を勇気付ける話をしたいと思います。

アカデミズムの世界、特にバイオ系や物理系の研究でなされる「追試」という行為をご存知でしょうか?スラダンで桜木達が受けさせられていたアレのことではありません。「私Aは、Bという方法でCという発見をした!」という宣言に対して、「本当に同じ方法でできるのか」とか「なんかAのいる場所で有利な条件があったんじゃないか」とか「Bでできるって言ってたけど、できなかった。何か書き忘れてる項目ない?」とかいうことを検証する試みです。つまり、追試とは「Cという発見の解像度を上げる行為」ということになります。

一旦僕の話に戻りますが、先日こんなnoteを書いたんです。

上の記事のシーケンス図を見れば分かる通り、これ、本当にちょっとしたbotを作っただけの話なんです。知ってる人は普通に知ってる話で全然テクい話じゃない。それでも、外に出す意味があると思って書いたんです。

このbotもいろいろ調べながら作ってたんですが、みんなが上手く行ったらしい方法で何故かハマりまして。理由はもしかしたら、Slackのトークンの持ち方が変わったからかもしれないし、Google側の仕様変更かもしれないし。そもそも自分の技術力がヘボかったからかもしれないし。。それでも自分にマッチしそうな方法をまとめてなんとか動くものを作れました。その方法を記録したのが上のnoteです。

要するにこのとき僕がやったのは「既存の情報を『僕の』枠組みを使って再編集した結果の、『僕の』ベストプラクティスをパッケージ化してインターネットに返す」ということでした。こうしておけば、次にSlackbotを作りたい誰かの参考になるかもしれないし、技術力のある人がもっと洗練された手法で再現できるかもしれない。だから僕はこの「追試」を通じて、「Slackbotの作り方」に関する世界の解像度をほんの少し上げたと言っていいんじゃないかな、と。大袈裟に言うと。

だから何かを書いたとして、それがきちんと自分の視点から発されたものであれば、ちゃんと世の中の役に立つ情報だと思うんです。仮に上手くいかなくてもそれをきちんと記録しておけば、後から来る人が落とし穴の場所をわかって進めるわけなので、それはもう立派に世の中に貢献してる情報と言えるのではないでしょうか?

仮に稚拙な文章だったとしても

ということで、今回は「情報発信したらいいこといっぱいあるし、ちょっとしたことでも書けば誰かの役に立つかもしれないからやってみようよ!」という話を書きました。

正直最初は時間がかかるし、その割に文章のクオリティも望めないでしょう。しかし、インターネットのいいところはβ版で出せちゃうところです。後から読んでうわー、これは稚拙だ。。と思ったら書き直しちゃえばいいんです。コピーロボットのファームウェアをアップデートするイメージです。

だから、みなさんとりあえず何か書いてみませんか?結構面白いですよ。 

すみません!つい長くなりましたが、このへんで締めたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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恐るべきことに、このアドベントカレンダーには#2もあるのでよろしければこちらもぜひ。みんな話したいこといっぱいあるんですよ。。


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