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しゃがみ込んだと思いたい、が今年の総括

2021年もあとわずか。うそ、もう終わるの?という感じもしますが、終わるようです。

多くの人類が「今年はこうだったー」とあれこれ振り返り、総括している頃なのではないでしょうか。ご多分に漏れず、僕も今年を振り返っているのですが、実は今年はあんまり良い一年ではありませんでした。何がずっと悶々とと、モヤモヤとした時間を過ごしていたのですが、忘年会の鍋をつつきながら、寿司をつまみながら、焼き肉のロースをひっくり返しながら色々な人達と会話しながら振り返りをしている中で、自分のモヤモヤを言語化しようとしてました。

で、分かりました。それはつまり、

しゃがんだ年

と、いう事なのだろうなと、自分の中で結論づけました。

どういうことかと言いますと、今年、色々と挑戦はしていたのですがいまいち空回りをした感が強く、達成感みたいなものが感じられなかったのです。

つまりイマイチな一年だったのですが、それを「イマイチでした」と言うと本気でイマイチなので、今年はジャンプする前のしゃがみ込む一年だったのだと。

そう、思うことにしたんです。

何のために働いてるのかわからんくなった



今年、「僕、何のために働いてるんだろう・・・?」とまで思い始めてしまいました。2020年3月に緊急事態宣言と同じタイミングで独立し、昨年独立初年度は生き残ることに必死でした。ただお陰様でお仕事はたくさんいただき、たくさんお金を稼ぐことができました。

ただ、死ぬ気で稼いだお金が税金にがっつり持っていかれることに大ショックを受けました。税金の仕組、理屈では理解していたものの自分で稼いだお金が入っている銀行口座からお金がガツンと減っていくショックはなかなか大きかったです(せこいやつだと思われるかもですが)。僕はバッハが銀座で遊ぶために必死で働いてきたわけじゃねぇぞ、と。脱税で捕まる人、たまにいらっしゃいますが、気持ちめっちゃ分かるわ、と今なら思います。しないけどね。

そして迎えた2年目が今年でした。どうせ稼いでも税金に持っていかれるんだよなぁーと、何だか働くのが虚しくもなってきました。でも、一人でやってる身なので仕事をサボった瞬間に収入がなくなる。いかんいかん頑張らねば…いやまてよでも稼いでもさ…。こんな事をぐるぐる悶々としてました。

そして新しいことにも色々挑戦してきました。これはまぁ僕の単純な力不足なんですが色々うまくいかなかった。成果が出ない時期というものは誰しも辛いもんですが、一人でやってる身なのでうまくいかない事を弱音吐いたりする仲間もおらず、「いまくいかなかった」という感覚だけが残ってしまうのでした。

人は、向かう先がないと虚無感を抱く

働いて稼いでも税金に持っていかれる&自分なりに挑戦した事はイマイチ芽が出ない。こういう状況だったのが僕にとっての2021年でした。

日々忙しく働いてるけどどこかに向かってる実感が持てない。そんなこんなで秋口位に疲れてしまいました。ゴールの存在しないマラソンを延々と走ってるような感じがしてしまい、自分が頑張る理由を見失ってしまったのでした。

あー目標設定って、大事だなぁと改めて思ったのです。元々僕は高邁なビジョンを持って独立したわけではなく、「自由に、好きなようにやりたい」と、「やりたい事」より「ありたい姿」を求めて独立したようなところがあります。この時の自分の理想系は最低ラインは達成できたと思うのですが、それでは全然僕は満足しなかったようです。

やはり、目指すものが必要だなと。そして目指していく過程の中で傷ついたり転んだりする。そこに「生き甲斐」があるんでないかなと。

2022年のテーマは、エモさ

という事で、2022年のテーマはエモさにしました。何にするにしてもテーマとか意味を見出そうとしちゃうのが格闘技ファンの癖なのですが、とにもかくにも2022年はエモい一年にしたいと思ってます。

こないだ、忘年会で某広告代理店の子とタン塩をひっくり返しながら「エモさとはなんだと思う?」と聞いたら、

キツイ思いをすることです。

と、即答されました。納得感ありました。そうか、キツイ思いをしないとエモさは生まれないのか。って事はキツい事をしないといけないんだな、と

何を目指すかは、既に頭の中にあります。でも、そこに至るまでの手段はノープラン。

2022年は、目指すものを見失わず、そこに向かって突き進む過程でキツイ思いをし、「大変だったけどよかったわ!」と振り返れる一年にしたいなと思います。

良いお年を!

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