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指導部2回生大北

こんばんは。指導部2回生の大北です。
法学部法律学科所属で、本年度は広報委員を務めてさせていただいております。写真は右です。

入団したきっかけは、はっきりとは自分でも分かりません。入学式の演舞かもしれないし、野球応援ツアーで見た汗だくになりながら応援している姿かもしれません。
でも当時の日記には、「”応援団に入ってよかった!””入団して変わった”と真っ直ぐな目をして話す先輩の姿がとてもかっこいい。私もなれるのかな」と書いているのを読み返して、きっかけはどうであれ、上回生の姿に影響を受けたことは間違いないようです。なので、応援団総部という組織が一体どういうものなのか分からないまま、憧れと自分の直感を信じて入団しました。

本題に入らせていただきます。
「私にとっての応援団総部とは」このテーマも最後に近づいてきました。
初め、このテーマを聞いた時、パッと思いつくものがたくさんあり、これといって絞ることができないと感じました。日常でもあるし、高めてくれる場所でもあるし、自分の弱さを知る場所でもあるし....。

応援団総部は、私達を信じて依頼してくださった人々の為に、最後まで信じ抜き応援します。
関学の言葉で言えば、Mastery for Service.

去年1年間でたくさんの応援やイベントに行かせていただきました。その中でも、1番心に残っているのは、と聞かれたら、即答で1月3日のライスボウルと答えます。
ライスボウルでは、東京の地にも関わらず観客席はKGブルーで染まっており、試合前から冬の寒さを感じさせない盛り上がりでした。
今まで聞いたことのないような大きな歓声とチアスティックを叩く音に鳥肌が立ちました。あの場にいた観客全員が真剣に、全力で、関学を応援していると感じました。
ですが、相手選手は社会人で、応援団もプロの応援団です。試合中、力強く立ち向かう選手を応援しながら何とも言葉にできない思いがずっと心にありました。心に何かが引っかかっている感覚です。相手側が点数を入れる度に、その思いがぐっと込み上げてきました。

「勝たせてあげれなかった。」
試合後に上回生がおっしゃったこの言葉が、1番自分の心情を表すのにぴったりの言葉でした。
勝たせてあげれない応援団は、応援団の意味がないと強く思いました。
私達が勝たせてあげれなかったのは、選手だけではなく観客や関学を応援してくださっている人達や、その日引退試合をむかえる応援団総部の当時の幹部の方々で、こんなにも背負っているものがあると実感させられた日でした。

活動を通して、応援団総部という組織がどういうものなのか、少しずつ分かってきました。
応援団総部は、私達を信じて依頼してくださった人々の為に、最後まで信じ抜き応援する団体です。応援とは、自分のためではなく常に他人のためです。その応援が、見返りを求めないもの且つ追い求めるものが抽象的だからこそ、その過程で自分の弱みや人間の黒い部分を知り、考え、悩み、そして人間の本質を磨ける団体だと感じます。

なんとなく過ぎた4年間にはしたくない、そう思って入団しました。
応援団総部に入ったから無条件になんとなく過ぎた4年間にはならない、とは思っていません。
ここでどんなことを考え、何を思い、どう行動するか全ては私次第です。

最後になりました。
思い悩みましたが、私にとっての団とは「人間育成の場」です。

これからもご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

明日のnoteも楽しみにしてください!

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