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1000のバイオリン〜我以外皆我師〜

・著書:クリエイティブシンキング
・著者:佐藤可士和

田中道昭さんの著書の中で気になった物語。
愛媛県の「今治タオル」のブランド再生。
それの立役者となった著者。

ふと図書館で見かけて初めて書籍を購読。

アーティストならではの発想、実践、心得など、最近話題の「アート思考」の考えにも近いと感じた本書。

特に印象的であり、日々実践にも移すことを心がけていることは下記3点。
①オンとオフを切り分けず、気になることをタグ付けしながらメモ
 →一つの事象や経験に複数の関連事項や気づきを+αで追加。
 →何かの拍子に、違うタグ同士が共鳴し、新たな発案。

②アナログ感≒リアリティの追求
→物事の本質を問い、誰もが抱く想いの根源にアプローチ。
→共感を生み、自分事として周囲を巻き込む。

③広い視座を養い、点を線に、そして円へ繋げる。
→常識を疑い、世間と自分の目線を多角的に観察。
→点在している情報や物事をストーリー性あるものに転換。

本書は佐藤さんが実際に手掛けられた、飲料、化粧品などの商品企画やPRに留まらず、幼稚園や音楽財団のリニューアルなど、バラエティに富んだ実例を交え、それらに至る考え方、周囲の巻き込み方、日々実践されている発想力の基や手法が分かりやすく記載された指南書。

サラッと読めて、深く考え、日々実行に移せる内容。

朝起きてから夜眠るまで、周りのあらゆることがネタの宝庫。
岡田斗司夫さんのスマートノート術の実践で、常に手元に忍ばせているノートとサインペン。
いつでもどこでも気になったら忘れないうちに即メモ。

早速、本書も大事な要素をメモして、今からも脳のタグのストックを蓄えたい。

#佐藤可士和
#クリエイティブシンキング

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