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関学声研ブログ2nd season 第4回 『田所あずささんのオススメの曲十選』

皆さんお久しぶりです。あーくです。

当声優研究会では珍しい声優のオタクです。
どういう訳か声優研究会なのに声優のオタクが少ないんですね、危機です。声優のオタクは入ってください。

さて、僕は声優のオタクになって久しいわけですが、最初にハマったのが(それで今でも大好きなのが)田所あずささんでした。
高校の頃、姫路のらしんばんで田所あずさ2ndアルバム「It's my CUE.」を購入したのがきっかけでした。この買い物が人生を大きく狂わせることになるとは……
高校時代はひたすらアイドルマスターミリオンライブのオタクをやってて、その影響でミリオンの声優というのにも興味を持ってたこと。オタクみんな大好きな京アニの「無彩限のファントム・ワールド」のエンディングテーマの「純真Always」を聞きたくてそれが収録されてるCDを探したこと。これらの土壌が僕に声優のオタクへの道筋を示したと言えます。

人生何があるかわからないね、本当に

今でこそTrySailのオタク、そして麻倉ももちゃんのオタクをやってる訳ですが、それもリリイベ当たったりツアーのチケ握れたりしたからで偶然で運命なのかなと思ったり。
実際推しはももちゃんだけど1番曲が好きなのはころあずだったりするし。

ともかく僕の声優オタクとしての根底には田所あずさの音楽というのがあります。
今日はそんなころあずのオススメの10曲を語っていきたいとおもいます。
全部サブスクで聞けるし、YouTubeにも結構MVが上がっているので本当に気軽に聞いて貰えたら嬉しいです。(以下田所あずささんを基本ころあず呼びします)



**1. Hello My Revolution **


1stアルバム「Beyond Myself!」のリード曲。
作曲はオタクくんみんな大好きな俊龍です。
耳に残る印象的で爽やかなメロディと、夢を追いかけるストレートな歌詞が魅力的な1曲。

ころあずはこのアルバムでデビューしたのでより趣深いですね。「明るく元気に後ろ向き」というキャッチコピーから不安だけど先へと進んでいくという歌詞がとても良いです。

1stアルバムはロックという方向性が定まる前で、しかも声もかなり若いので最新曲聴いてから聞くと更に面白いです。デビュー作であるだけあって手探りに色々な曲をやっていてバラエティ豊かと言えます。定番曲から入るのもいいけど1stアルバムから入るのも楽しいかもしれません。

「Wonderful Dreamer」「Brilliant Sensation」「ヒカリになって」のような明るくて楽しいPop。「キセキ」「あおぞら」などの今の方向性を感じさせる曲。更に「スキミ→♡」という今後出てこないんやろうな感あふれる萌えよりのキュートボイスもあったりして楽しい。スキミ→♡の声若すぎて今聞くと凄いなんか笑ってまう。


**2.POSITIVE SHAKING **


1stシングル「DREAM LINE」のカップリング曲のひとつ。かなり明るくてアップテンポなテンアゲ(死語)曲。PVの芋ジャージがいい味出してますね。
ポジティブ一辺倒な歌詞で素晴らしいですが本人はライブでポジティブって歌詞をネガティブと言い間違えてたりして本音が隠せてないのも面白い。
オタクに人気な曲ですがアルバムには入りませんでした、ロックではないから仕方ない…のか?

このCDの表題の「DREAM LINE」も名曲です。
Hello My Revolutionのアンサー的な受け取り方を個人的にはしていて、Dreamとタイトルにあるように夢に向かってという所がポイントになってて泣ける歌詞をしています。こっちもオススメ!


この1stシングル「DREAM LINE」と2ndシングル「君との約束を数えよう」はそれぞれ2バージョンあって、カップリングのうち1つがそれぞれで違っているという仕様になっててどっちも買わないといけない。その上アルバムにカップリングが収録されることが極めて少ないためシングルも全部集める必要があるのがころあずオタクの辛いところ。まあ全然辛くは無いですが。
サブスクだと関係なく全部聞けるし本当にいい時代になったなと思ってやみません。

「君との約束を数えよう」も良曲だから聞こう!
作詞はあの畑亜貴。


カップリングの「Straight Forward」はころあず自信が作詞した青春ソングでこれもいいね。

ちょっと話変わるけど本人作詞の曲って本当に偉いのが多くありませんか?夏川椎菜の「ファーストプロット」「ステテクレバー」「キタイダイ」とか小倉唯ちゃんの「ピーナッツ!」とか。
声優アーティストの魅力は、楽曲の良さや歌唱力にプラスして演技という要素があるからだと常々思っているわけなんですが、その歌の世界あるいは表現したい世界を自分自身で作詞することでその強みが一層生きてくると思います。夏川椎菜のアーティスト活動はそういう意味で現行声優アーティスト最強だと思ってたり。

閑話休題、ころあずも多くの曲を作詞しています。この「Straight Forward」は作詞に初挑戦ということで、テニス部の実体験を活かしたそうです。等身大の青春ソングで大好きです。


**3.純真Always **


3rdシングル「純真Always」の表題曲!そしてアニメ「無彩限のファントム・ワールド」のエンディングテーマに使用された曲でもあります。これが初タイアップ!すごい!
僕が初めて聞いたころあずの曲です。めっちゃええ曲。
作詞結城アイラで作曲堀江晶太ってマジで強いな…。
結城アイラさんはミリオンライブの作詞でいつもお世話になっております(?)マジでDecidedが大好き。

当時はアニオタで、声優をメインに追いかけてはなかったんですがこの曲はめっちゃ印象深いです。
ちなみにTrySail初めて知ったのは電波教師OPの「Youthful Dreamer」、これはみんなそうだと思うけど。
2014~2016くらいのいちばんアニオタしてた頃の曲が好きです。何につけても。

純真Alwaysは有名曲というか、オタクにころあず勧める時に聞かせたら「あー、なんか知ってる」っていう曲。割と誰に聞かせてもこの答えが返ってきます。さすが天下の京都アニメーション。僕は氷菓と日常が好きでした。


**4.It's my CUE. **


2ndアルバム「It my CUE.」のリード曲。
ロック、ロック、ロック。ロックという方向性のアルバムの中でもドストレートにロックな1曲。
ロックという方向性が固まったアルバムでもあり転換点と言えます。1stアルバムと聴き比べてみると本当に顕著にロックしてます。最高!

このアルバムは「Fighter's High」などカッコいいロック調の曲が多めです。また「spit out」で作詞に、「アンソリティア」では作詞作曲に挑戦しています。「spit out」はイライラした感情をぶつけるような歌詞で結構衝撃的ですね。他にも「Boom! Boom!」のような投げやりというのか、結構お行儀の悪いロックって感じがめちゃくちゃ刺さりました。尾崎豊を聞かされて育ったので。

1stから3rdまでのシングルのカップリングで収録されたのは1曲だけ、アルバム全15曲のうち11曲が書き下ろしという豪華仕様。書き下ろし多いと嬉しいよね、半分くらいシングルの再録とかシングル買わんでも良くなるとかよりも。

明確にロックな表題、そしてアルバムです。
アルバムの曲順がライブのセットリストとしても成立しそうな感じなのも高評価。この曲順のライブに行きたい、マジで。

さてこのパートだけでロックって10回言いました。語彙力が無さすぎるらしい。


**5.絶対的Rock Star **

4thシングル「1HOPE SNIPER」のB面。
ちょっとレトロなロック。アップテンポで叫ぶようなのとはまた違う方向性が面白い。
とはいえ、僕に音楽を語る語彙が少なすぎるためこの曲をなんて表現すればいいのか分からないので本当に1回聞いてみて欲しいです。
レトロというか、なんというか、聞いたらわかるんで、多分。

シングルの表題の「1HOPE SNIPER」はストレートにロック。もう1つのB面「イッポーツコー」は投げやりな感じの曲で新鮮です。


どのCDにも言えることですがロックと言っても一概には言えないし、色々な雰囲気の曲が楽しめるのもころあずの魅力の一つだと思います。


**6.レッドラズベリー **

6thシングル「DEAREST DROP」のB面です。
「DEAREST DROP」はアニメ「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?(以下、すかすか)」のオープニングテーマになった曲です。これも名曲。


ころあずは声優としてもすかすかに出演していて、しかもメインヒロインだったりしました。

田所あずさの思春期真っ盛りみたいな女の子の演技は国宝なんですよね。無形文化遺産にしましょう。すかすかのクトリ・ノタ・セニオリスやミリオンライブの最上静香など、マジで刺さります、俺に。マジで性癖すぎる。あのなんか何とも言えん「思春期やなー」感は他の声優にないガチの強みだと思うのでもっとそういう役ください。

話が逸れましたがそんな「DEAREST DROP」のB面の1曲、「レッドラズベリー」が僕のオススメ楽曲です。ロックでPopなラブソング。聞いてて楽しいリズムと歌い方。声の出し方がかなりお気に入りの1曲です。歌い方が好きとは言いましたが、これ相当上手くないとこういうの出来んやろって感じもあって田所あずさの実力が見える曲でもあります。

マジで、聞こう!!!

そして「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」もめっちゃ良いアニメなので見ましょう。

僕はアニメ見て原作揃えましたがそれをオタクに貸したら帰ってこなくなりました。週末なにしてますか?忙しいですか?ラノベ返して貰っていいですか?


**7.ストーリーテラー **


マジでこれだけでもいいから聞いてください。
大好き、ほんまに大好き。オタクみんな好きこれ。
僕はTwitterのリンク載せれるところにこのリンクを置いてます。好きだから。

この曲は3rdアルバム「So What?」のリード曲。
堀江晶太さん作詞作曲の名曲。
ストーリーテラーというタイトルの通り人生というストーリーを自分で描いていこう、というような歌詞になっていてマジで泣けます。曲調も正統派に良くて、歌詞も本当にストレートな言葉で紡がれており、そこが本当に素晴らしい。

『僕に与えられたのは白紙のシナリオ 始まりも終わりも自分次第』『今この手が描くのは二つとない奇跡のストーリー』

もうとにかく聞いてくれとしか言えません。これ聞いてハマらなかったオタク居ないので。

さて、この3rdアルバム「So What?」ですが、2ndから引き続きロックという方向性こそ変わりませんでしたがまた違ったアルバムとなっています。
全14曲中10曲書き下ろしという相変わらずの豪華仕様。曲が何より評価されてる声優アーティストだからこその売り方だと思います。

「僕は空を飛べない」はネガティブな思いに寄り添うような歌詞が素晴らしいです。
「そう上手くいかないものです。」「I can't live without you」は本人作詞の名曲。
「ギミーシェルター・ブライトネス」「Pajama KINGDOM」「Aiming for Utopia」などの多彩なロック曲もあり楽しいアルバムになっています。

そして「ころあるき」、『明るく元気に後ろ向きに歩く』という歌詞。このエモさは言うまでもありません。キャッチフレーズ「明るく元気に後ろ向き」をここで回収するのどんな神アニメなんや(オタクなので素晴らしいものを神アニメと表現してしまう)

3rdアルバムもまたアルバムとしての完成度が神がかってるのでオススメです。
どこから入るかは好みですがアルバムのどれかを通しで聞いてみるのが1番いいんじゃないかな、と思ったりしてますね。


**8.スキライ **

7thシングル「RESOLVE」のB面の1曲。
好きな曲聞かれた時B面推しがち、オタクなので。
つべでMV見れる曲をオススメしていきたいんですがご愛嬌ということでここはひとつ。

ちなみに「RESOLVE」は「バキ」のエンディングテーマに使われた曲です。めっちゃロック。


マジでカッコよくていいですね。
もう1つのB面の「SHAKA BOOM」も新機軸と言った感じでいい曲。

さて、「スキライ」ですが恋愛曲です。
1stアルバムに「スキミ→♡」という萌えな曲がありましたがこっちはちょっと大人な恋愛。この記事の中でこれしか言ってないんですがマジで1度聞いて欲しい1曲です。愛しさが止まらなくなっちゃう。そう言えば1stアルバムに「愛しさの存在」っていう名曲もありますよ。

なんというか、女性シンガーの王道みたいな曲でとても良い。語彙力のなさをこれ程悔いたのは初めてです。とにかく良いんです。聞いて、ほんまに、お願いします。


**9.リトルソルジャー **


8thシングル「リトルソルジャー」の表題曲。
アニメ「転生したらスライムだった件」のエンディングテーマでもあります。

爽やかな曲調でストレートで前向きな歌詞の名曲。
これが発売されたのがちょうどセンター試験終わったくらいだったのでマジでこの曲に何度も救われました。受験期を支えてくれた特に大好きな1曲です。

しんどい時とかつらい時に聞くととても力を貰えていいですね。
僕は転スラのアニメは見よう見ようと思って見てないのでそろそろ見ないとなと思っています。

B面の「何もない私には」もオススメ。
伴奏がギターの軽快な音でとても楽しい。
ネガティブな部分もありつつも、こんな自分にも出来ることがあるよと言った歌でこれにもガチで救われました。救ってもらっていいですか?


**10.RIVALS **


10thシングル「RIVALS」の表題曲で、アニメ「神田川JET GIRLS」のエンディング曲でした。
ころあずのタイアップ楽曲で1番強いと思います。
もうシンプルに強い曲調に、"ライバル"にだけは負けたくないというエモい歌詞が名曲を加速させます。

うちのサークルには神田川JET GIRLS大好きオタクもいるので是非入会をお願いします。


さいごに

さて、十選と言いつつそれぞれの項目で何曲かプラスで話してたりしましたが、一応これが僕の十選です。
正直紹介しやすいのを選んだ節もありますが。

他にも「EMOTION」「あずさ2号のテーマ」なんかも大好きです。言い出したらキリないですけど。

田所あずさという声優アーティストは、やはり歌が上手くて曲が強くて、本当にその"歌"という点で評価されているのがいいですね。
僕が一番好きな"シンガー"は田所あずささんです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。
以上、声優のオタクのあーくでした。


てか麻倉ももちゃんのツアーが中止になったのがマジで辛すぎてヤバい。でも1番辛いのはももちゃんなんだよね(オタクロジック)
ももちゃんが1番辛いって事実が辛いのでやっぱり俺も辛いわ。



P.S. 次のライブは絶対行くぞ!と誓ってるので興味あるオタクは是非一緒に行きましょう。
ファンクラブ先行で握ってた去年のライブをTrySailと被って干したことを死ぬほど後悔しているので。
でもTrySail干してころあず行ってたら逆のこと言ってたかもしれんと思うと本当に人生ってわからないですね。

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