弱小ジュニアからジュニアユースへ行く準備 【フィジカル編】

よく言われることですが

「フィジカルに技術はついてくる。技術にフィジカルはついてこない。」

掲示板などで強豪チームについての書き込みをみると「体が大きい選手を取る」「足の速い選手を取る」などフィジカルを重視した選考について書かれていることがあります。

もちろん「ボールを納める」「プレーが前を向いていて正確」など技術もチェックされてますけどね。

身長について
バスケ漫画のスラムダンクにもありますが「どんなスゴイ監督やコーチでも背を伸ばすことはできない」んです。

なので、身長に関してはある程度しょうがないですね。

身体が大きい方が有利なのは当然なので、同じ能力の場合に大きい選手の方が選ばれることは致し方ないと思います。

ただ、ジュニアからユースの年代は誰がどう成長するかわかりません。

自分の中学、高校時代を思い出しても急に伸びて越された記憶があるのは一人二人ではないです。

自分ではどうしようもないことに悩むより、得意分野を磨いて成長する方が、勝てる確率は確実に上がると思います。

やれることとしては、しっかり食べて、寝て、大きくなりましょう!

特に練習後30分以内の補食は大事とのことなので、ここは親も大変かもしれませんが頑張りたいですね。(小学生のうちはまだいらないのかも?)

SAQ
身長はどうしようもないとして、磨けるフィジカルは何か?

一番はSAQだと思います。

S=Speed: スピード (重心移動の速さ)
A=Agility: アジリティ (運動時に身体をコントロールする能力)
Q=Quickness: クイックネス (刺激に反応し速く動きだす能力)
以前も一度息子氏の長所を伸ばすこととして書いてます。

『冬休みの過ごし方』

ネットで調べるとたくさん動画も出てくるので、それを参考にすれば良いと思いますが、一度フィジカルのスクールか走り方教室に参加してみるといいですね。

短期の教室で良いと思います。

参考動画

サッカーは例えば100m走と違って、ヨーイドン!ではないです。

なので、50mの速さは負けても特に出足1〜5歩の速さ(ボールやポジションに到達する速さ)が勝れば良いのです。

それを鍛えるSAQはぜひやっておきたいですね。

SAQをや筋トレは一定のレベルまで、やればやるだけタイムや回数で結果が出ます。

特に初めてやるところからトレーニングに慣れるまでは前回の記録を超えられます。

これは成功体験にもなるので、これを生かして継続的にトレーニングできるといいですね。

ただ、試合などですぐに成果が出るかといえば難しい部分もあります。

強豪チームや上手い選手は経験や感覚から自然とポジション取りが良かったり、予測できます。

だから一歩目が速いのです。

そのため、すぐに勝てるかといえば難しいかもしれません。

それでも続けることで以前は競り合うことができなかったのに、競り合うことができるようになったとか、チームやスクール内で同レベルの選手とのマッチアップで負けなくなったとか効果はあります。

週2,3のトレーニングを実施して2週間〜1ヶ月で変わると思います。

このへんは息子氏の経験ではありますが、私も感じています。

フィジカルで言えば体幹も大事ですね。

当然やった方が良いです。

ただ、どれかを選べと言われたら効果が見えやすいSAQの方が取っ掛かりとしては良いかな?と思っています。

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