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裕木奈江最強伝説

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1990年代初頭の裕木奈江についての考察。
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1992年の裕木奈江(最強伝説⑤)〜裕木奈江とはボクにとって蕎麦屋である。

1992年の裕木奈江(最強伝説⑤)〜裕木奈江とはボクにとって蕎麦屋である。

ボクは蕎麦が大好きである。

饂飩か蕎麦かと言われれば圧倒的に蕎麦。饂飩は嫌いじゃない。博多のうどんはマストで摂取するけど選べと言われりゃ蕎麦なんですよ。老舗も好きだし町のなんでもない蕎麦屋も最高だし立ち食い蕎麦も大歓迎。富士そばなら紅生姜天そば一択だし小諸そばならいか天そば。吉そばならシンプルに冷やしたぬきそばを柳沢きみおライクにシャバシャバ音をたてながらキメたいし、かめやの天玉そばは新橋店を選

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1992年の裕木奈江(最強伝説③)番外編〜小林信彦に出くわした日。

1992年の裕木奈江(最強伝説③)番外編〜小林信彦に出くわした日。

NetFlixで「悪霊狩猟団カウンターズ」を完走し、ロスになっている。

同じく「日本統一」なるVシネ魂全開の作品をAmazonプライムで観てハマってしまう。シリーズ38以降が有料なんだよなー。続きが気になるよなあ。

完走したり見放題待ちの状況の中、あなたへのオススメで出てくるいくつかの作品をチョイスし、ぼやーっと観てみたが、ハマれない。うーん・・なんか集中できない。冒頭だけチェックしてはヤメる

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1992年の裕木奈江(最強伝説その②)

1992年の裕木奈江(最強伝説その②)

92年ってもう約30年前なんだよなあ。時の流れってすげえなあとあらためて。

ちなみに今回のマクドナルドのチキンタツタはあだち充「タッチ」と組んで「迷うって、青春だ」とキャッチコピーをキメている。瀬戸内レモンタルタル風味は断じてアリ。ついでにこのキャッチコピーも。

青春って定義は世代によっても様々なんでしょうよね。今だとあえて「アオハル」と読んじゃって日清カップヌードルを啜りながらマンガ「ワンピ

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1992年の裕木奈江(最強伝説④)〜番外編とりあえず、ニューヨーク。

1992年の裕木奈江(最強伝説④)〜番外編とりあえず、ニューヨーク。

柄本佑は歯を磨いてスッキリした、まさに寝る直前にタバコを一本だけ吸うのが至福だそうだ。10年以上のルーティンだというから本気なんだなあと感心してしまった。

石ノ森章太郎は寝る前にビデオ2本、本を2冊読むことを日課としてしいた(本数うろ覚え!)のを当時少年サンデーに連載されていた「おれのまんが道」で知り、さっそくマネしようとしたのが20のオレ。ちなみに「おれのまんが道」は出版社の枠を越えたインタビ

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1992年の裕木奈江(最強伝説)①

1992年の裕木奈江(最強伝説)①

「推し、燃ゆ」(宇佐見りん著)の芥川賞を受けてってわけじゃないけどアイドルを題材とした「文学」はこれからどんどん陽の目を浴びていく気がするなあ、とぼんやり思っている。

先日上梓された「キャッシー」(中森明夫著)然り。現役アイドルによる「トラペジウム」(高山一美/乃木坂46)、そして少々古くなるが、ボクが敬愛してやまない作家、小林信彦にも「極東セレナーデ」という傑作があるし。

アイドルは目指すと

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