実数の個数個の変数を持つ関数とは
高校に入ると,【関数】というものに出会います.そこで教えられる関数はすべて変数1つだけで記述されるものです.例えば多項式関数
もしくは三角関数
などです.
大学数学を学ぶと,変数の数が増えた解析学,いわゆる【多変数】の関数を扱うようになります.n 個の変数
を持った関数
を n 変数関数と呼びます.
n 変数になると,関数のグラフは高次元の上に浮かび,微分や積分の概念も増えていきます(偏微分・全微分・線積分・面積分など).
一般の n 変数関数の解析は,1変数のものよりも難しいものになるのは疑いようもありません.
今回は, n 変数関数の解析学については深く立ち入らず,ちょっと違う方向から関数というものを眺めてみることにしましょう.注目するのは【変数の個数】という概念です.
問いはこれです.
「無限個の変数を持つ関数を考えられるか?」
以下をご覧ください.
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