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最近読んだWEB記事まとめ(2021年4月)

新しい年度が始まり、あっという間に1か月。
いつも通りの日常を送るにも、日々変化と我慢が付きまとう月となってしまいましたね。
今月も私が読んだWEB記事を紹介していきます。

映像作品がコンテンツとして消費される時代

読みながらぞっとしたWEB記事です。
様々なサブスクリプションサービスが流行し、定着した現代。
映像作品も、YoutubeやNetflix、Amazonプライムなどのサブスクは
ほとんどの家庭で普及した娯楽となりました。

テレビやネットを眺めるように、映画や映像作品を観れるようになった今
「初見の作品を10秒飛ばし・1.5倍速で観る」という人たちが増えているというのです。

この記事では、見飛ばす人たちの理由や、置かれている環境の変化などに触れていて、非常に興味深かったです。
特に、「説明過多で分かりやすい作品」の普及についての下りは、自分自身かなり感じていたことだったので、文書化されてドキッとしました。

映像制作に携わる方には一度、読んでいただきたい内容です。

部下とうまく付き合っていくために

弊社は今年、新卒採用がなかったのですが、
多くの会社では、新しい社員を迎え、手探りの1か月だったのではないかなと思います。

コロナ禍での新卒採用は、かなり難しく
またその先にある社員育成もまた、いばらの道となることは容易に想像ができます。

人との接触が極端に制限され、コミュニケーション不足も多く見受けられる今、
新社会人の方々だけでなく、すでに社会で働いている先輩・上司の皆さんも
今一度、人との接し方を見直すことが大事なのかなと思います。
特に、初めて後輩を持つ2年目の方々は、教わっていた側から教える側へと変わり、接し方に戸惑いを覚える方もいるのではないかと。
そんな方々に、まずは導入として3つのステップを実践してもらえたらと思います。

アニメーターを目指す方必見!!無料資料配布

有名アニメーターやアニメ制作会社が協力して作成した「アニメーターのための作画ドリル」が、無料公開中とのこと。

アニメーションの基礎知識となる「立体感」「物理現象」「動き」などを
訓練できる課題集です。
問題だけでなく、解答集もついているのがありがたいですね!

アニメーターを目指す方、若手アニメーターにはもちろん、
映像作品を作る方々であれば、何かしら得られる情報が無料で公開されています。
私も、画コンテなどを描くことがあるので、じっくりと読んで知識をつけたいと思います。

「頭のいい人」の思考回路

人の頭の中をのぞくことができたらなんて思うことがありますが
それを言語化しているWEB記事で面白かったです。

「頭がいい」というのにも、回転が速いとか、知識が豊富など様々なパターンがありますが、地頭力を鍛える方法が説明されています。

頭のいい人がなんとなく無意識にやっていることを、ひとつひとつ言語化して説明しているので、できるできないに関わらず、観点が面白いですね。

情報過多の現代では、「自分で考える」能力が奪われがちですが、
改めて、「考える」ことに向き合って、自分なりの頭の良さを手に入れられたら新しいアイディアも浮かんでくるかもしれませんね。

デザイナーとアーティストの違い?

この記事が公開されたとき、デザイナー界隈ではちょっとした話題になっていました。
正直内容の良し悪しについては、言及しないようにいたします。
受け取り方はそれぞれ自由なので。

私は「アーティスト」ではなく「デザイナー」として、仕事をしています。
そこに明確な差があるのか、自分でも難しいところですが
デザインの根本は「設計」だと思うので、デザインを構築する人間として
デザイナーを名乗るようにしています。

デザイナーとアーティストは、実際全然違う職種だと思うので
比べることはできないと思いますが、観点は面白かったです。

リモートワークに必要なスケジューリング能力

3度目の緊急事態宣言が発出され、リモートワークの普及がさらに広まることでしょう。
弊社も多くのスタッフが、リモートワークをしています。

リモートワークの問題点として、仕事とプライベートの区別がつけにくいというものがあります。
体力的にも、精神的にもあまり良い状態ではないので、改善できるにこしたことはありませんよね。
WEB記事では、根本的な考え方や、こんなスケジューリングはいかが?といった提案がされています。

とはいえ、映像業界は元々時間で区切りにくい職業ですし
私自身、過集中でかつ、ワーカーホリックな仕事大好き人間なので
正直、起きている間はずっと仕事をしてしまいます…

自分が楽しく、健康で、健全にお仕事ができるよう
自分に合ったスケジュールを立てるのが一番かなと思います。

すり減っていく「敬語」

「させていただきます」といった丁寧すぎる敬語が多く使われる今、
違和感を覚えていたときに、見つけた記事。
言語学者が読み解くその背景は、非常に面白かったです。

私は本が好きで、国語が好きで、できるなら美しい日本語を使いたいと日々思うので、
メールなどの文章には、なるべく気を遣うようにしています。
また、電話の応対などでも、違和感のない言葉遣いを心掛けているのですが
実際、記事にあるような会話に出くわすことが多くあります。

言葉から「敬意」がすり減っていく。
そう表現されていることに、はっとさせられました。
言葉は時代と共に変化するものであるので、今の使われ方も決して間違いではないのでしょう。
それでも、現代のあり方がすり減りを加速させているのだと思うと、
なんだかとても切なくなります。

敬意てんこ盛り、勝手に「相手から遠ざかる」言葉ではなく、
他人と親しくなる言葉を、というまとめに自分自身の言葉遣いをまた改めていかねばと思います。

読むだけでない「ショートショート」ブーム

短編小説/ショートショート。
かつてないほどのブームが来ているのをご存じでしょうか?

以前から、手軽に楽しめるコンテンツとして愛されていましたが
確かに最近、すごい人気コンテンツとして普及しているのを感じます。

その裏には、「消費する」側として楽しむだけでなく
自分自身も「ブームの一端になる」という方法が、巨大な力となっているようです。

読んでいるうちに書きたくなる、でも、長編小説を書くのは難しいし、根気も知識もいる。
非常に高いハードルを越えなければいけないものを
このショートショートブームは、いとも簡単にやってのけたのです。

「自分でも書けそうな気がする」という参加意欲を掻き立てる要素は
まさに現代の状況にぴったりだったのでしょう。
このブームは、まだまだこれからも続くと思うので、
映像コンテンツにも、大きな影響を与えていくのではないかなと思います。

変化する「なろう系」小説のトレンド

こちらも小説のお話。
1つ上の記事でもあったショートショートブームの一端である「なろう系」と呼ばれるコンテンツ。
こちらのトレンド変動が面白いという記事です。

直接的に映像には関係ないように思えますが、
これから制作されるアニメやドラマ、映像作品の原作が
この「なろう系」である可能性
は大いにあります。

また、10代20代の若い感性が、どんなものに興味を持っているのか
そこから生まれる新しいブームをいち早くキャッチするためにも
サブカルとして生まれた「ショートショート」が、これから先重要視されていくでしょう。

3年で辞めることは悪いこと?

リクルート・人事でよく問題に上がる「3年離職」問題。
実際、私も前職を辞めたのは3年経ったときでした。

そもそもの話、退職すること自体は悪いことではないと思います。
合わない会社に執着することは、お互いにとって良くないことですし
辞めるからといって社会に適合できないわけでない。

今の時代、様々な働き方が認められていますし
自分の能力を十分に発揮できる企業・働き方を選びたい。
そのために、辞めるという選択肢も悪くないと思います。

記事を見て面白かったのは、時代が変わっても「就職後3年以内離職率」の変化はあまりないということ。

今求められるのは、「辞めない人材を選ぶこと」でもなく
「辞められない会社を作ること」でもなく
「人材育成と挑戦ができる社会」を作ることなのかもしれません。

デザインするうえで知っておきたい「柄の起源」

ファッション、映像、DTPに関係なく、多くの場で使われる柄デザイン。
その起源を聞かれても、すっと出てくる人は案外少ないのでは?

この記事では、ファッションを軸に「チェック」「ストライプ・ボーダー」「ドット」の3つの柄について、定義や起源を説明しています。

必須の知識ではないですが、雑学として知っているとデザインに役立ったり
ちょっとした話のタネになるのではないでしょうか?

プロデューサーって何する人?

音楽プロデューサー 松尾潔さんのインタビュー記事。
プロデューサーとは何ぞや?をとても分かりやすくお話しています。

映像業界にもいる「プロデューサー」という業種。
意外と説明しがたい職だと思っています。
身近に映像プロデューサーがいるのですが、それでも最初理解できなくて
何度も「あなたの仕事って何?」って聞いていました。笑

プロデューサーの本質は「捨てる」こと。

この言葉に全部集約されているなと思います。
プロデューサーでない方も、ぜひ一読いただきたい面白い記事です。

発想が素晴らしすぎる目覚ましサービス

Twitterでたまたま見かけた面白サービス「メザミー」。

その仕組みは画期的で、「寝坊すると課金」というもの。
斬新すぎるアイディアで、思わず笑ってしまいました。

このサービスを使うか否かは別として、
「絶対に起きたい」という需要に「お金を払いたくない」という損得をぶつける発想が最高すぎます。

こんな発想ができる大人になりたいです。笑

コロナ禍で作成された人物以外フル3DCGのMV

こちらもTwitterでお見かけした作品。
人物以外すべてCGで作られたという圧巻のMVです。

フルバージョンも見られるので、ぜひ。


といった形で、今月も様々なWEB記事を読んでいました。
ちょっとした隙間時間にいろんな情報を得られるので、インプットとしても楽しいです。

GWも緊急事態宣言で自粛ムードとなっていますが、
せっかくなので、しっかりインプットの時間を取って、制作へとつなげていきたいと思います。

また来月もお楽しみに。

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