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【連載小説】堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~

698.【副読】★解説★三章 苦痛の葬送曲(レクイエム)悪魔・神様紹介編(挿絵あり)

はじめての方はコチラ→ ◆あらすじ◆目次◆

本作は【堕肉の果て】第三章『苦痛の葬送曲レクイエム』の副読になります。
人物、スキル、アイテムなどの解説版となりますので更に理解を深め、お楽しみ頂ければ嬉しいです。
本編のネタバレ要素もありますので、まだ本編を未読の方はそちらから読んで頂く方が楽しんで頂けると思います。


第一章から登場しているお馴染の悪魔と、第三章で新たに登場した悪魔や神様達を紹介させて頂きます。

悪魔・神様紹介編

■アフラ・マズダ

【 インヴィディア 】

生前は『兄』と慕っていた殺し屋(生前のグラ)に殺害された男性。
見た目が女性なのは、最愛の妻の姿を模しているから。
死後七大罪の一人『嫉妬のインヴィディア』になるが、コユキと出会い本来の『嫉妬』の意味を知った男性は『慈愛のインヴィディア』になった。
幸福寺では主にお客様の案内を任されている。

【 イラ 】

ルクスリアの夫であり、オンドレ&バックルの父親で、あのコユキも認めるイケオジ。
生前は、妻が死亡し幼かったオンドレ&バックルを施設に預けた後、自身への怒りが募り自殺。
死後七大罪の一人『憤怒のイラ』になるが、コユキに出会い自分の我慢強さを認められるようになった結果『忍耐のイラ』となる。
幸福寺ではルクスリアと共に饅頭屋の接客などをしている。

【 ルクスリア 】

イラの妻であり、オンドレ&バックルの母親。団地爆発事故で死亡後、七大罪筆頭『淫蕩のルクスリア』になるが、コユキとの対決後は自身の『優しさ』と『愚かさ』に気が付き『母性のルクスリア』になった。幸福寺ではイラと共に饅頭屋の接客などをしている。

【 グラ 】

生前は、世間に不満を募らせ日々貧しい食生活を送る元殺し屋の高齢男性。
団地爆発事故で死亡後、七大罪の一人『暴食のグラ』になるがコユキとの寿司早食い対決で完敗し、『節食のグラ』になった。
幸福寺での主な役目は、饅頭屋の裏方として食欲を我慢しつつ、茣蓙の上に大量の饅頭を産み出す為に怖い怖いと連呼する事。
たまに台所で食事の準備を手伝ったりもしている。

【 グローリア 】

生前は五十代の女性で、盛ったプロフィールで婚活に励んでいたが、詐欺師(生前のアヴァリティア)に騙されたまま団地爆発事故で死亡。七大罪の一人『虚栄のグローリア』になったが、コユキとの対決の末、その『虚栄』に圧倒され『忠節のグローリア』になった。幸福寺では裁縫が得意だったことを活かしてお守り袋などを手作りしている。

【 アヴァリティア 】

生前はモテない女性を騙し捲くっていた結婚詐欺師。見た目が少女なのは、その方が相手を騙し易いと思っているから。七大罪の一人『強欲のアヴァリティア』としてコユキの前に立ち塞がるが、コユキの口撃の前に敗れ『慈善のアヴァリティア』になった。幸福寺ではグローリアお手製のお守り袋や、善悪が書いたお札などの販売を担当している。

【 アセディア 】

生前は就活に励み自立しようとするが、なかなか思うようにいかない三十代目前の男性。
団地爆発事故で死亡後、『怠惰のアセディア』として充実した大罪ライフを過ごしていたが、コユキと語り合った結果、自分が怠惰では無いことに気が付き『努力のアセディア』となった。
幸福寺では『カフェ・バトラー』という執事カフェ的な出店で、ハミルカルと共に接客業に励んでいる。


■アンラ・マンユ


【 ベリアル 】

元は土曜日担当の『只のあくどいジジイ』だが、現在は『謙虚の徳』になっている。
善悪のフィギュアコレクションから選んだ依り代は、ウルトラなマンのシリーズから、悪役からゼットで味方っぽくなったベリアル!
赤と黒の全身に巨大なクロー、爪が中二心をくすぐる、中々のチョイスと思われる。

【 レヴィアタン 】

元は金曜日担当の『生臭い半魚の悪魔』だが、現在は『感謝の徳』になっている。
依り代には自分と同じく水陸両用のキャラ達の中から、崖の上辺りの金魚っぽいぽによっとした奴をチョイス。
知名度的には最大級である。

【 パイモン 】

元は水曜日担当の『自分にだけは寛容な馬鹿』だが、現在は『寛容の徳』になっている。
元々ネズミに擬態していた事も有り、同じ獣型のフィギュアの中から選んだのは、九つの尾っぽをもった狐だってばよぉ!
こちらも日本を代表する大人気作からのチョイス。

【 ベヒモス 】

元は月曜日担当の『ケダモノ』だが、現在は『節制の徳』になっている。
依り代に選んだフィギュアは、ピーチな姫を攫って世界一有名な配管工を待ち受ける、緑と黄色の亀形ボディーも鮮やかな韓国料理のライスインスープと同じ名前のヤツ。

【 アスモデウス 】

元は日曜日担当の『近親相姦ヤローな上にケモノでもイケる不潔の塊』だが、現在は『純潔の徳』になっている。
依り代に選んだフィギュアは、お月様の代理でお仕置きを実行してくれる水兵カラーの女の子をチョイス。
『純潔』にぴったりの正しき戦うヒロインであるし、世界での知名度も抜群!

【 マモン 】

元は火曜日担当の『欲張り』だが、現在は『満足の徳』になっている。
依り代に選んだフィギュアは、青銅の聖衣クロスを身に纏っているが……
マモン自身が、自分の小宇宙コスモを燃やしてペガサスの様に高みに登りたいと願えば、新生そして最終段階へと進化していくかもしれない。

【 ベルフェゴール 】

元は木曜日担当の『脳筋戦闘馬鹿』だが、現在は『勤勉の徳』になっている。
依り代に選んだフィギュアは、なんと、あの、悪魔モグラ!
しかも正常可動出来る方、家宝レベルで大切にしていたシリアルナンバーゼロの逸品!
動く悪魔モグラを見られるとは…… 善悪も大喜びの様子だった。


■スプラタ・マンユ


【 オルクス 】

『フィギュアに躍らせてみた』動画がバズり、今や自宅でテレビを見ながら年数千万を稼ぐインフルエンサーとなったオルクス…… おかげで幸福寺の経済状況もV字回復した。
サタナキアに預けていた『真核』を取り戻した後、本来の姿、白鳥の様な一対の羽を持つ純白の美しい悪魔の姿になる。
能力も元通りになり『神速グリゴリのオルクス』の名のとおり、超速の処理能力を披露した。(656話)
しかし覚醒したサタナキアの助けになる様にと、再び『真核』を預けたため元のちびっこの姿に戻る。

【 モラクス 】

お兄ちゃん(オルクス)に遠慮して元の姿に戻る事を躊躇していたが、コユキに諭され対漆黒の魔将アートルム戦で初めて本来の姿に戻る。
長い黒髪、黒い肌、黒いローブに一対二枚の黒鳥の様な羽、身長二メートルの偉丈夫…… 髪を靡かせるモラクスを見た善悪が、髪を毟り取りたくなってしまう程の男前。
歌うと割りと美声の重低音ボイス。(622話、640話)

【 パズス 】

対タロース戦で初めてオリジナルの姿をとる。
身長は百四十センチ程、肩幅の広さや胸と背中の厚み、太い腕や足……
頼りがいのあるそのがっちりとした体躯は迫力満点。
全身は金属質に輝くオレンジで全身にくさび形文字が鮮やかな朱色で浮かび上がっている。(627話)
実はサルガタナスの事が好き。

【 ラマシュトゥ 】

兄弟の中で唯一オリジナルの姿をとることが出来ず、落ち込んでしまったオルクスのことを気遣ったつもりだったが…… うっかりコユキのせいにしてしまったためにコユキの反撃(口撃)にあい、オリジナルの姿を(コンプレックスの歯までも)晒すことになる。
ピンクの髪、全裸に蛇が巻きつき瞳はマットな漆黒、手には巨大な爪という、もしかしたら一番悪魔らしい姿かもしれない。(559話、560話、561話)

【 シヴァ 】

大黒様(福の神)でもある。
奥さんはカーリー、スカンダ&ガネーシャ兄弟のお父さん。
対ウィオラケウム戦は、コユキ達が駆けつけた時既に戦いは終わっていて、シヴァは一所懸命魔核を拾い集めてるところだった…… しかも依り代の姿のままで…… 余裕の勝利だったらしい。
さすが闘神インドラ

【 アジ・ダハーカ 】

金色の三つ首ドラゴンフィギュアがお馴染になっていたが、本来の姿は正しく邪竜。
翼を持つ緑一色の巨人、三つ首の西洋風ドラゴンの姿。(633話、635話)
尻尾を丸めると、コユキ専用控え座布団の出来上がり。
分身できるのは凄いのだけれど(ザッハーク形態)、分身達が皆『我こそがオリジナルだ!』と争うため最後の一匹になるまで戦い続ける(結構時間がかかる)ことになってしまう。(636話)

【 アヴァドン 】

アルテミスとは双子。
オルクスの事も、またオルクスに気を遣う兄弟達の事はさておき、一番最初にオリジナルの姿を披露したアヴァドン。
身長は二メートル前後、フィギュア時の狼っぽい顔付では無く、どこか中性的な金色の天使という意外と神様っぽい見た目。(558話)
二対四枚の蜻蛉トンボの様な羽を持ち、自称『太陽の牽引車』『明けの明星ルキフェル様を一心に追い続ける者』というだけの事はある美しく力強い姿。(651話)


■三魔神とそれに準ずる者


【 ルキフェル 】

通り名は『中性子星ニュートロンスター』(665話)
ユピテル、キュベレー、ガッライとガッロスなどなど新たな別名も登場した。(549話、551話、590話)
コユキと善悪が合体すると語りだす、魔神王で悪魔達のカリスマ。
話し出すと、吾輩、俺っち、儂、ミー、ワイ君、俺氏、オイドン、俺ちゃん、朕、身共みども、ボックン、オリャア、小生、漏れモレ、オラ、マロ…… などなど一人称が変わり続けるのが特徴。

【 アスタロト 】

海の神ポセイドンでもある、通り名は『氷炎の支配者ヒートルーラー
仲間達からは『脳筋バカ』と言われてしまう事もあるが、配下の悪魔達(ネヴィラスやサルガタナス等)からの信頼は厚い。(純粋でカワイイ! と慕われていたりもする)
幸福寺では『明日汰坊あすたぼう』として善悪和尚の御祓い(?)の助手やトシコが世話している畑のお手伝いなどもしている。
現世うつしよでは依り代(サウル王)の姿だが、オリジナルは紫の羊型の頭蓋骨にムフロンとエランドみたいな角を生やした悪魔、魔神その物の姿。(587話)
一人称は『我』。

【 バアル 】

別名ベルゼビュート、冥府の王ハデス。
命の専門家で通り名は『魂の牧童ソウルシェパード』、魂の仕組みを仲間達に教えた。
現世うつしよでは、フランス人幼女ニコール・オベリー(の眼球)を依り代に可愛らしい姿をしているため、リエやリョウコからも可愛がられている様子。
幸福寺では『芭或尼ばあるに』として善悪和尚の御祓い(?)の助手もしている。
一人称は『わらわ』。

【 サタン 】

ルキフェルの双子の弟、別名サタナキア、通り名は『石』から『偶像アイドル』になった。(672話)
ルキフェルの身代わりとしてニブルヘイムをなんとか治めていたが、本当はやりたくなかったみたい……
オルクスや部下達から真核を奪い自身の力としていたため、『魔力量はバアル以上アスタ未満、アヴァドンと同じくらいでコユキの半分位』バアル談。(651話)
手作りの擬似羽を装着していたが、覚醒後は六対十二枚の立派な翼が生え、恩寵で世界中のアイドルオタク達が活性化した。(674話)


■善悪が子供の頃から一緒にいる悪魔たち

【 ガープ 】

禿げた西洋風女性(バーバラちゃん)を依り代にしている。
『病』の悪魔。

【 ベレト 】

白猫の規定キテイちゃんを依り代にしている。
『騙』の悪魔。

【 ゼパル 】

善悪の武者飾り(赤と黒色)を依り代にしている。
『情』の悪魔。

【 カイム 】

キンピカキンのキ○ロちゃんを依り代にしている。
行方不明だったが弾ちゃん、オンドレ&バックルと共に北海道でコユキ達に合流した。
大魔王様になることを夢見ている。(612話、613話)
『答』と『あざむき』の悪魔。(616話、617話)

■『六道の守護者』メンバー

【 スカンダ 】


シヴァ&カーリー夫妻の息子、長男。
リエちゃからは『お地蔵様』と呼ばれ慕われている。
意気消沈していた所を救われた馬糸信也ばいとしんやも(まんまと)スカンダ&ガネーシャの事を信仰している。(603話)

【 ガネーシャ 】

二足歩行の桃色像。
シヴァ&カーリー夫妻の息子、次男で素直な良い子。
シヴァの事をとっても恐れている。


■『オニギリ友の会』メンバー

【 フンババ/ハヌマン 】

リョウコの膝に座るのがお気に入り。
小さいおさるだったが、かなり大きくなった。
青柿の投擲はお手のもの、今回も緩急をつけた様々なピッチングを披露した。

【 カルキノス 】

心優しき大蟹、ヒュドラの飼い主。
いつもフンババのことも気に掛けている。

【 ヒュドラ 】

結城昭が用意してくれた依り代は、『二メートルの三つ首バージョンフトアゴヒゲトカゲ首長くびちょうマシマシスペシャル赤色』の三つ首ドラゴンのフィギュア。
ラスボス感溢れる見た目だが、仲間と共に戦う時は一所懸命、ヨロヨロになるまで頑張ってしまう。


■アスタロト配下の悪魔達

【 ネヴィラス 】

アスタ不在のムスペルをサルガタナスと共に守っている真紅クルムズの悪魔。(620話)
フルーレティとは双子の兄弟。(692話)
シヴァの事を大昔からライバル視している。
配下はアイペロス、ナベロス、グラシャラボロス。

【 アイペロス 】

巨大なライオンの体にガチョウの頭と足を持った姿の悪魔。
アスタの指示でナベロス、グラシャラボロスと共に秋葉原で『動物カフェ・デビル』をオープンさせる。
(573話)

【 ナベロス 】

巨大なカラスの体に三個の犬の頭を持つ悪魔。
三個の頭はまったく別個の犬種、セントバーナード、アイリッシュセッター、オールドイングリッシュシープドッグの物でとってもキメラっぽい。

【 グラシャラボロス 】

赤いバンダナとエプロンに身を包んだ西洋人っぽい男性型の悪魔。
カフェメニューはお手の物っぽい。(コユキ&デスティニーのお墨付き)

【 サルガタナス 】

真蒼マーヴィの悪魔、アガリアレプトは弟。(620話、692話)
配下はゾレイ、ワルファレ、ファライー。
パズスの事が大好き、サルガタナスの片思いかと思いきや実は両思いだったことが判明。


■バアルの配下の悪魔たち


【 ベル・ズール・イーチ 】

別名『食人の王』、『不死の王』でバアルと同じくらいの死の専門家。
幸福寺では『イーチ休いっきゅう』として髭面の大男だが小坊主ファッションに身を包み、善悪和尚の助手やトシ子を手伝って畑の世話などをしている。
どこで調達したのかは謎だが、お気に入りのダキアソードを持ち歩いている。
本来の姿は骸骨。

【 ハミルカル・バルカ 】

土の中に潜っている事が多い。
土に潜った状態じゃなきゃ魔力のコントロールが難しいらしい。
息子は【 ハンニバル・バルカ 】と【 ハスドルバル・バルカ 】の兄弟。
(二人はバアル不在のヘルヘイムで留守番を任されている)

【 アルテミス 】

別名『ベルゼブブ』、アヴァドンとは双子で、口白《ラー》の奥さん。
三匹の猫『アズキ』(セクメト)、『ムギ』(バステト)、『ソラ』(ハトホル)が合体した姿。(557話)
バアル配下では一番美しく、アスタ曰く「戦う美女」、コユキ曰く「お姫様」。(558話)
【 テフヌト 】は口白とアルテミスの娘。(563話)

【 マナナンガル 】

蝙蝠の羽根付き上半身と下半身がセパレートして行動できる悪魔。
凍ったレーテー川を渡ろうとした下半身がツルツル滑り、内臓を溢しちゃっていた。
なかなかグロテスク。

【 ペナンガラン 】

蜂の羽が生えた内臓丸出しの女性の姿をした悪魔。
こちらもなかなかのグロテスクぶり、バアルの趣味が良くわかる。

■サタン配下の悪魔たち

【 アートルム 】

『漆黒の魔将アートルム』、モラクスからは『暗灰あんかいのアートルム』と呼ばれる。(622話)

【 タロース 】

金属製のミノスの巨人(二十メートル弱)で彼の鍛冶神ヘーパイトスを叔父さんに持つ。
マッドサイエンティストの父オイノピオーンに改造され作られた赤銅しゃくどう色の巨人。
本来は青銅製の筈がどうやら魔改造されて赤銅=怒りモードになっていたらしい。(624話)
有名なミノスの王子、ミノタウロスはタロースの尻尾から作られたとか。
脊髄にはルキフェルの血液が流されており、魔力量は無尽蔵で破滅光線をぶっ放してくる。(625話、627話)

【 ウィオラケウム 】

『紫の魔将ウィオラケウム』、シヴァと戦ったらしいがコユキ達が駆けつけた時は一面に魔石が転がっているだけで、どうやら瞬殺されてしまったらしい。(629話)

【 アウレウス 】 

『魔将アウレウス』、緑色に所々金色が混ざった竜種。(羽付のサーペント)(634話)

【 アルゲントゥム 】

『黒銀のアルゲントゥム』、アルテミスのお尻を触ってしまったがために、コテンパンに殺られる。(641話)

【 ロセウム 】

褐紅かっこうのロセウム』、暴力と冷酷の魔将。
ピンク色のオーラを持つ悪魔。(645話)

【 ロサエム 】

滅殺と失望の魔将、こちらもピンクのオーラを持つ悪魔。
ロセウム&ロサエムがあまりにも弱すぎた為に、やさしい先生ラマシュトゥが鍛えてあげようとしていたが、手伝おうとしたコユキの手加減した『散弾ショット』であっという間に魔核になってしまった。

【 ウコバク 】

紅蓮ぐれんのウコバク』、サタナキアの副将。
アヴァドンに焼き尽くされた…… (650話)

■メット・カフーとレグバ達

【 メット・カフー 】

別名、『オハバリ様』、『正一さん』、『テイア』、『轟音と雷撃を以て道を切り開く御方』。
本拠地はイギリスのグリニッジ。(572話)
【 ライコー様(鬼切丸)】 【 ツナ君(蜘蛛切) 】 【 碓井さん(滅魔の腰帯) 】【 卜部っち(闇夜の内掛)】と共に行動している。(664話、691話)

※レグバとは
ラダの精霊共の総称で東西南北を示す運命神のこと。
源星ガイアを象徴する最も古き四柱の神達。
別名、『静寂と秘匿を持って分かれ道を覆い隠す御方』、『ガイア』。
『レグバとメット・カフーは地球そのもの』(カーリー談)(654話、663話)

【 フェイト・ラダ 】

運命神の『伝え手』、『道北の彫刻神』で本拠地は北極。
見た目はアイヌっぽい運命神で、大きな目や鼻に太い眉、頬中に生やした髭や長く伸びた頭髪は正に北海道の神様。(528話)

【 フューチャー・ラダ 】

西担当、本拠地はアメリカ合衆国。
見た目は山男風、若き日のブルーススプリングスティーンに似ていなくもない男神。(545話、546話)

【 デスティニー・ラダ 】

東担当、本拠地は日本。調布市の深大寺じんだいじの裏、植物園の中にた。(554話)見た目は今っぽい格好をした高身長の男神。(569話)善悪からは『スッツ』と呼ばれることも。(578話)

【 ロット・ラダ 】

南担当、本拠地は南極でレグバ達の長。(580話)
ガス爆発事故のあった団地近くの廃村にある祠に居た。(578話、579話)
見た目はやせ細った幼児くらいの体躯に大きすぎる頭部、全身は服も肌もカサカサとした灰色で統一されていて目に光も無く…… コユキと出合った時はかなり弱っている状態だった。(579話)

■その他幸福寺に集まった悪魔と神様達


【 口白/ラー 】


三匹の秋田犬っぽい魔狼、クロ(ケルベロス)、シロ(フェンリル)、チロ(オルトロス)が合体した姿。
アルテミスの旦那様。

【 カルラ/ガルダ 】

美しい人間の女性の顔に鳥の体を持つ悪魔。
あのシヴァより百倍強い、他者に永遠の命を与える事が出来る数少ない存在。

【 ウトゥック種のラビス 】

現世うつしよでは依り代の『赤べこ』(茶糖家の玄関に飾られていたもの)の姿をしている。
地球全体が大きな転換点を迎える時にレグバ達からメッセージを預かり『予兆』を届ける悪魔。
レグバ達と主従関係は無いが、『人間が好き』という共通項で協力しあっている。
ラマシュトゥ、サルガタナス、ゾレイ、ワルファレ、ファライーは友達。

【 公時きんとき(腹掛け)】

坂田公時、コユキの母方の先祖にあたる。
腹掛けとして常にコユキの腹を護っている。

【 三匹の熊ちゃん達 】


弾ちゃん(弾喰らい)とリボン(♀熊)とマッチ(♂熊)。(615話)
行方不明になっていたが、カイム、オンドレ&バックルと共に北海道でコユキ達に合流する。

【 キトラ 】

元々響灘ひびきなだに居た巨大な甲羅を持つ亀。(583話)

【 ゲルド 】

大き目の北欧美人、打ち出の小槌を持つ一寸法師のお姫様。別名フレイヤ。

【 シュリンカー 】

一寸法師、いつもゲルドの肩に乗っている。
常に針状の刀を携えている。別名トール、打ち出の小槌は、別称ミョルニル。

【 ヤマネ 】

以前横綱(コユキ)に子分にしてもらった足柄山のヤマネ。(597話)
中型犬くらいの大きさ(!)で柴犬色の体には背中に一本の黒い直線、つぶらな黒い瞳にフサフサの長めの尻尾…… 可愛い。
周りの獣達が皆話し出したり巨大化したりと魔獣化してきたために、カイムに相談しようと幸福寺を訪ねて来た。

【 編みぐるみ達 】

レッサーたちが身をやつしているコユキが編んだ多種多様、色とりどりの編みぐるみ。
カエルの編みぐるみは編みぐるみ軍団の隊長を務めている。※実はローマ皇帝カエサルのアートマンを持つ優れた指導者でもある、今は只のカエルだけど……
男前の三体はカツミ、マサヤ、ナガチカ。(あのラビリンスオブフレンジーの登場人物)(583話)

【 ファミーリエ 】

『歌と金属の魔王ストラス』の眷属。
黒く痩せた鳥のような小悪魔で、濁った声でチィーチィーと鳴く。
イーチ休につままれた後、善悪の漆黒の念珠(アンラ・マンユ)に封印された。

■魔界で出会った悪魔と神様達

【 スキピオ 】

ルキフゲを探してニブルヘイムへ潜入捜査中だったが、どうやら無事に出会えた様子でルキフェルの召集でリョートパレスへ集まって来た。
【 スキピオ・アシアティクス・アフリカヌス一族 】登場で、同じ名前が多くて混乱する~! というところを神速のオルクスがすばやく、しかも判り易く名簿に記入してくれた。

【 カーリー 】

大精霊や精霊王たちに君臨する精霊神、シヴァの奥さんでスカンダ&ガネーシャ兄弟のお母さん。
アムリタを飲み純粋なままで永遠の存在になっている。
昼夜と融合した事で見た目は昼夜、しかも善悪より余程若くて|精悍せいかんな男性で男前。(667話)
タルタロスの大穴の底に閉じ込められていたがなんとか脱出し、二十八回目の『ゴット・フル・バースト』を逸らし格好良く(?)登場した。(661話)

【 アンドロマリウス 】

軽やかな声音の千里の天神さん。(569話、655話)
『盗』の悪魔で別名、菅原スガワラノ道真ミチザネ
千里の天神さんで、アーティファクト『一寸法師のお椀』(猫の餌椀)を守護していた。

【 カローン 】

守銭奴のジジイ、いつもは渡し守としてストゥクスとアケロンをホバークラフトで行ったり来たりしている。
渡し賃は一人当たり一オボロス。(640話)

■サタナキア配下と『喰らう』主義者に堕落し掛けていた元々のルキフェル配下達

【 アモン 】

ふくろうの顔に狼の上半身、大蛇の下半身を持つ悪魔。

【 プルスラス 】

ライオンの顔で熊に跨またがった悪魔。

【 バルバドス 】

猟銃を持つ狩人の姿の悪魔。(651話)

【 アガリアレプト 】

透明なジェル状の不定形な塊、スライムっぽい悪魔。(652話)
サルガタナス(姉)の弟。(692話)

【 ブエル 】

アガリアレプトの眷属。
人馬の王、ケンタウロスと言うよりはケイローンと言った感じの悪魔。

【 グソイン 】

アガリアレプトの眷属。
マゼンタのローブに身を包んだ屈強な犬顔の悪魔。 
シノセファリの王、平たく言えばコボルトの族長。

【 ボティス 】

アガリアレプトの眷属。
長身で赤顔、額に二本の角を持ち、下顎から巨大な牙を覗かせた大剣を持つ大男の悪魔。
オーガの長にして最強の戦士。

【 ルキフゲ・ロフォカレ 】

常には影の中に居て姿は見えないが、コユキ達の前に現れた時は、燕尾服えんびふくに身を包んだ人型の悪魔だった。(652話)

【 アガレス 】 【 マルバス 】 【 バエル 】

ルキフゲ配下の三柱の悪魔達。
『悪魔の偽王国』の序列一位から三位の有名所。(543話)

【 ストラス 】

『歌と金属の魔王ストラス』、大空を統べる魔王で王冠を戴いた巨大な鳥型悪魔。(653話)
オリジナルの姿は足が長いふくろうだがゴイサギに姿を変えることもある。(654話)
 

【 フルーレティ 】

フラウロスとも呼ばれる炎の悪魔、 ネヴィラスとは双子の兄弟。(653話、692話)

【 バティム 】 【 ピュルサン 】 【 エリゴル 】

フルーレティ配下の三柱の悪魔。

【 オセ 】

ひょうの姿をした悪魔で魔獣軍団のおさ。(653話)
一章でコユキ達が魔界に向かう際持参して行った『と〇やの羊羹』がスプラタマンユ達の間で『オセの肉でできているのでは?』と話題にあがった。

■ご来賓のみなさま

【 カシオペア 】

娘は【 アンドロメダ 】、エチオペイア(エチオペア)から来たらしい。

【 関雲長(関羽)】と【 魏延(文長)】

【 トゥーサン・ルーヴェルチュール 】と【 ナポレオン 】

【 アリストテレス 】

スカンダ(アレキサンドロス)の先生。

【 東照大権現とうしょうだいごんげん(徳川家康) 】と【 豊国大明神 】と【 第六天魔王 】と【 明智さん 】


■その他悪魔と神様達


【 ビラコチャ/ガミュギュン 】

インカ帝国で信仰されていた創造神、コユキの前にはタクシーの運ちゃんとして現れた。
レグバ達はプルンパチャ、カリャクパチャ、ラカプティン、トナパと呼ばれ共に創造をした四人の友だったらしい。
アスタロトの事は『海の創造神パチャカマック』、バアルの事は『死の神スーパイ』と呼ぶ。
引き受けた依頼はどんな事があっても反故ほごにしない。
実はサルガタナスの配下、ワルファレのお兄さん。(553話)

【 ハーキュリーズ/ヘーラクレース 】

コユキ&善悪(ルキフェル)の息子らしい。(540話、676話)

【 横っちょの山が光り輝く感じの巨匠 】

の天才漫画家の大先生。(627話)

【 故鉄人の祥雄さちお氏 】

赤ヘルが似合う方の鉄人、背番号的に二十八号じゃなくて三号の御方。

【 シェムハザ 】

オルクスやモラクスと同じくグリゴリを冠する見張りの天使。
『グリゴリ』は全部で百九十八柱らしい。
【 アルマロス 】【 アラキバ 】【 サンダルフォン 】【 メタトロン 】など。(684話)

【 セエレ/ブラック・ナイト 】

別名『天の鳥船あめのとりふね』で運びの天使。
今回は空を飛べない悪魔達の乗り物として登場した。(693話、694話)

【 ムルムル 】【 ザガン 】【 フルカス 】【 オリアス 】

『デイモス』を迎え撃つ際に登場した悪魔達。(695話)


拙作をお読みいただきありがとうございました!

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