見出し画像

40越えてチュウニズムで虹レ取った話

この記事は、うじをさん企画の「(1stシーズン)謎解きクラスタによる謎以外 Advent Calendar 2020」の参加記事です。
https://adventar.org/calendars/5577

どうも皆様、激動の2020年いかがお過ごしでしたでしょうか。
くみ@きいろいいぬと申します。
月に何度か謎解き公演や謎解きスペースへ足を運ぶ程度の謎クラスタです。

この度、軽口を叩いてしまった為アドベントカレンダーを書く運びとなりました。テーマは『40越えてチュウニズムで虹レを取った話(音ゲー思い出話)』です。
先に書いておきますと、この記事中にお役立ち情報的な「チュウニズム上達の為には!」みたいなものはありません。虹レを取った所感と言いますか、そういった感想をつらつらと書いた備忘録になります。どんなもんかいな、と思われる方は読み進めていただければと思います。

さて、先程から当たり前のように書いております『虹レ』というものですが、もしかして何のことやらわからない方もいらっしゃるかも知れませんので、ざっくりと書いていきたいと思います。

まず、チュウニズムは御存知でしょうか?
『チュウニズム』 (CHUNITHM)は、セガ・インタラクティブより発売され、2015年7月16日に稼動開始したアーケード音楽ゲーム(wikipediaより引用)です。
今や様々なメディアに引っ張りだこの松丸亮吾さん、彼がプレイするということでテレビで取り上げられたこともあり、そこで目にされた方もいらっしゃるんじゃないかと思います。

『音ゲー』音楽ゲーム、リズムゲーム等とも言います。最近はスマホでプレイするものも多く、触れたことのある方もいらっしゃるかも知れませんね。こちらのチュウニズムも他の音楽ゲーム同様、楽曲をもとにしたノーツに合わせて様々なアクションをし、規定のゲージを溜めてクリアを目指します。

このチュウニズムですが、レーティングという名の数字が存在します。腕前の大体の指標になるものです。楽曲にはそれぞれ難易度が割り当てられていて、その楽曲のスコアによって数値が出され、成績の良いものを平均した値がレーティングとして表されます。本当はもっと他にも色んな要素があって、めっちゃくちゃはしょった説明になるんですが、何となくそんな感じと思っていただければいいかと思います。どんな計算式か気になる方はググってみてください(実は私もキチンとはわかってません)

難易度の高いものを良い成績でクリアすれば、このレーティングはどんどん上がっていきます。これを上げていくのが、チュウニズムの楽しさのひとつでもあります。そして、このレーティングですが、一定の数値で数字の表記が色分けされております。(下図参照)

画像1

この表の一番下の欄にある、15.00以上の数値になった際、数字の色が虹色で表記されるようになります。この事から虹色レーティング、略して虹レと呼ばれているのです。この虹レというのは、チュウニズムプレイヤーの目標のひとつです。色表記としては一番上の実力を示すものですからね。


ここで本筋から離れて、私の音ゲーの遍歴の話を。
私が初めてアーケードの音ゲーに触れたのは、『beatmania 2nd MIX』という、KONAMIのBEMANIシリーズでも初期の作品です。今もゲームセンターで、見掛ける大きな筐体の7鍵盤のbeatmania ⅡDXではなく、あれの半分くらいの5鍵盤のものです。とてもかっこいい楽曲に合わせて降ってくるノーツに対して、ボタンを押してターンテーブルを回してリズムを刻む、それがとても楽しくてすぐに夢中になりました。

調べてみたら、上記ゲームの稼働は1998年の3月18日との事で、音ゲー歴は大体22年になります。今現在私の年齢は41なので、人生の半分以上音ゲーを触ってることになります。いつも音ゲー歴を調べると、若干眩暈がしますw

ずっと同じ機種を遊んでいるという訳ではなくて、色んな機種を転々として遊んでいます。
先述したⅡDX、pop'n music、DDR、GuitarFreaks、jubeat、REFLEC BEAT...等々、その時々にハマったものを遊んできて、現在はチュウニズムで主に遊んでいるという感じです。

転々としてるというのは、シリーズが続いて高難易度化が進んで、自分の実力が頭打ちになってしまって、しんどさで段々と楽しさが薄れてしまって、遊ぶ頻度が下がってる内に他の機種が楽しくなって移ってしまう、という流れでやってきた感じです。そこを越えてまで難しいものに挑戦したい!という気概も根性もなかったので、そこそこ上手くはなるけど、まあそれなり、な所で落ち着いてしまう。

あくまで音ゲーは好きでやってる趣味で、楽しく遊びたい!というのが私の根底にはあるので、しんどくなってきてしまうと、そこまでじゃないんだよなぁってなって、気持ちが落ち着いてしまうんですよね。ある程度までは、高難易度のものをクリアしようと挑んだり、高いスコアを目指したりするんですけど。

高難易度のものに挑戦し続ける人、難易度は高くなくてもスコアのMAXを目指す人、所謂「極める」努力が出来る人達はすごいなぁと、常々思っています。音ゲーの話だけにとどまらないことではありますが。


で、話を戻しまして


チュウニズムを集中的にプレイし始めた当初は、いい所まではいくだろうけど、先の理由で虹レは無理だろうな~という感覚で遊んでいました。今年の頭頃にレートが14.80に到達した時に、これはもしかしたらいけるのではないか?とようやく意識し始めたくらいです。

この時でも、難しい曲は出来る気がしないなー!と思いつつも楽しくプレイ出来ていて、伸び代も感じられていたので、真剣に虹レを取る為の選曲だったり、周りの同じ機種で遊ぶ夫や友人にアドバイスを貰ったりして、ちょっと頑張ってみよう、という気になって遊んでいました。

多少伸び悩む時期もありましたが、今年8月には無事に虹レに到達することが出来ました。

虹レ到達時期のツイートです
https://twitter.com/rin_0426/status/1297917140389867520?s=19

チュウニズムを集中的にプレイし始めたのが2018年の頭頃だったので、約2年半かけての達成となりました。2年半という期間が早いのか遅いのかはわかりませんが、元々アーケードの音ゲーをプレイしてきた人間なので、ある程度の下地は出来ていたと思います。

チュウニズム以外の音ゲーにも、腕前を表すものは色々あります。それぞれの楽曲のレベルももちろんそのひとつです。IIDXには段位認定というものがあり、段位によって決められた楽曲数曲のコースを、与えられたゲージ内(出来により増減する)でのクリアを目指し、完走出来たらその段位が与えられる、というものになります。

こういった他の音ゲーの、所謂最高位のものに到達したことがこれまでなかったので(厳密にいうともう一段階ありますが)出来た時には本当に嬉しくて。タイトルにも書いた通りに、年齢も40を越えて今年は41になって、若い頃のようには成長しないかもなんて思ったりもしていたので、継続してやっていれば、出来るものなんだなぁと、なんだかしみじみと感じました。

今までは出来ていなかったのが、なんでチュウニズムでは出来たのかと思うと、レートの算出方法や、ゲームのシステムが合っていたとかそういうことだと思いますが、そういうのが合っていて楽しく出来ていたのが、やっぱり一番かなぁと思います。

虹レを取れたからといって、何が変わることもないんです。ゲーム内でなにか得になることがあるかというとそんなこともないですしw
ただ、達成感はとてもありました。ひとつひとつの曲が上手く出来た時は、自分チュウニズム上手いんじゃない?!って思って、自己肯定感がちょっと高まったりしてw

やれば出来るを体感すると、ほんとに嬉しくてちょっと自分に自信が持てます。それが生活の実になるものなら、よりいいんでしょうけれど。趣味の音ゲーで、楽しく出来てるからこそなのかもなぁという気もしていて。そういう気持ちになれるから、今でも音ゲーを続けてるのかもなぁと思います。私には合ってるんでしょうねw

おかげさまで、今もチュウニズム、とても楽しいです。難易度が上がってきて、すっごくしんどいですけど!w レートは現在15.17です。まだ伸び代を感じられているし、まだ出来るなって思ってます。

いずれ頭打ちになる日が来るかもなぁとも思っているけれど、そんなことを考えていたら楽しめるものも楽しめないし、今はすごく楽しいので、まだまだがんばります。
頭打ちになった時には、きっとまた他の音ゲーで遊んでる気がします。ゆるゆると。多分、アーケードで。
アーケードの音ゲー、好きなんですよね。

纏まりが無くなってきましたけど、この年になっても、目標持って行動して、達成出来たことはとても嬉しかったっていう、お話でした。

50越えても、音ゲーしてたら、いいなw

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?