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デザイナーがここ1年で読んだ本 15選

こんにちは。
フリーランスで活動中のグラフィックデザイナーkeyといいます。
主にチラシ・名刺・ポスター・バナー画像などの制作をしています。

2021年7月15日に開業。1年目を前に、グラフィックデザイナーとして開業する前〜1年間で読んだ本をまとめてみようと思い立ちました。
自己の振り返り・記録として。また、フリーランス・デザインに興味がある方への紹介にもなればと思いました。よろしければご覧ください。
読んだ時期が早い順に掲載しています。


1.仕事術系


●勝てるデザイン(前田 高志 氏)
デザイナーとしての考え方や、デザイン力をつけるための具体的な練習方法が書かれてあり実用的です。
去年デザイン会社を退職した後どん底の中泣きがら読んだ、苦い思い出が蘇る思い入れのある一冊。その後フリーランス活動を決意しました。
自分年表を作るワークが印象に残っています。

↓著者ご本人のnoteにて、本について詳しく紹介されています。

↓自分年表ワーク。赤裸々に書いていますのでよければのぞいてみてください。


●世界一やさしい フリーランスの教科書 1年生(高田 ゲンキ 氏)
フリーランスとはなんぞや?仕事の進め方は?など初歩的なことが漫画を交えてわかりやすく書いてあります。
フリーランスになるにはどうしたらいいか、右も左もわからなくて買ってみた本。今でもわからない事があれば開いています。


●クリエイターのためのセルフブランディング全力授業(青山 裕企 氏)
セルフブランディング(自分の価値をアピールすること)の考え方や実践方法を詳しく教えてくれます。クリエイターとして具体的にどう動いていけばよいか書かれてあり実用的な一冊。
といいつつ全然本の通りに実践できてないので課題が山積みだなと本を開くたびに思います…!


●お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!(大河内 薫 氏,  若林 杏樹 氏)
税金や確定申告周りの知識が漫画で超超初心者にもわかりやすくとっつきやすく書いてあります(&面白い!)。買ってよかった本の一つ。
こういう方面の仕組みはきちんと理解しておいたほうがよいよなぁと思ったので買ってみた一冊。


●図解 いちばんやさしく丁寧に書いた青色申告の本〈’21年版〉(千代田タックスパートナーズ 様)
青色申告って何?簿記って何?と基礎の基礎からやさしく書いてあるので初心者にもわかりやすいです。
青色申告を考えていたので会計の基礎知識を勉強するために買った一冊。本を読んでさらに気になったことやわからないことはググってなんとか解決してます。


●鬼フィードバック デザインのチカラは“ダメ出し”で育つ(前田 高志 氏)
フィードバックによってデザインがブラッシュアップされていく過程を見られるので勉強になる一冊。
フィードバック環境がないので困っていたところ発売され渡りに船でした。実例と自分の制作物を照らし合わせてこういうところをチェックすればよいのか、と参考にして実務に取り入れています。

↓著者ご本人のnoteにて、鬼フィードバックとは何か?を説明されています。


●クリエイター1年目のビジネススキル図鑑(山田 邦明 氏)
『世界一やさしい フリーランスの教科書 1年生の本』の内容に近く、契約や法律・著作権についてなどをより掘り下げ、イラストや図でわかりやすく解説しています。
ツイッターやインスタで勉強させていただいている山田邦明さんの情報の数々が書籍化された一冊。個人的にとてもありがたい&嬉しかったです。

↓著者ご本人のnoteで、本の『はじめに』が全文読めます!


2.デザイン技術書系


●あるあるレイアウト(ingectar-e 様)
レイアウト例が豊富に載っていて、真似してOKなのでめちゃくちゃ助かる一冊。参考にする頻度が一番高いです。フォントや色合いの参考にもなるのでオールマイティに参考にできます。


●足し算デザイン&引き算デザイン(Power Design Inc. 様)
盛り盛りなデザインとシンプルなデザインの使い分けの仕方が載っています。
本のとおりうまく実践できているわけではいないですが、ガーリー系のデザインの参考としても使っている一冊。


●感覚よりも段取り力が大事! 一生役立つ「伝わる」デザインの考え方 (細山田デザイン事務所 様)
デザイン制作する前の、広告の目的・リサーチなど段取りから考えることを勉強できる一冊。
作例や本のデザイン自体もおしゃれなので参考になります。


●とりあえず、素人っぽく見えないデザインのコツを教えてください! -初心者のためのデザイン書-(ingectar-e 様)
デザインの基本的なことがわかりやすく書いてあり、書いてあるコツを守るだけで訴求力のあるデザインができます!
デザインで悩んだら基本に立ち返るために何度も読み返している一冊です。作例がおしゃれなので参考にもできます。


●思わずクリックしたくなる バナーデザインのきほん(カトウヒカル 氏)
バナーデザインと書いてありますが、Webバナーだけでなく、全てのデザインに活用できるテクニックが書かれてあります。
ぱっと見目に留まる魅力的なデザインが作れなくて困っている方におすすめです。巻末の納品前チェックリストも助かります!


3.フォント系


●レタースペーシング−タイポグラフィにおける文字調整の考え方(今市 達也 氏)
文字詰めの考え方、コツが論理的に解説されています。どう詰めれば良いのか正解がわからない、考え方がわからない、と思っていたので答えの一つにできて頼もしい一冊です。


●見てわかる、迷わず決まるフォントのアイデア マネするだけでセンスのいいフォント 見てわかる、迷わず決まるシリーズ(ingectar-e 様)
印象別にフォントの組み合わせを考えてくれているので、それをマネするだけでセンスの良いデザインになります。
一から組み合わせを考える時間を省けて時短になるのでとても便利です。こちらも作例がおしゃれでデザイン自体の参考になります。


4.配色系


●配色パターンブック 写真からつくる美しい配色1000(ユーリ・ロマニュク 氏)
自然の写真から作られた配色がたくさん載っていて参考にできます。
単にパラパラめくるだけでも綺麗で癒される素敵な一冊です。


5.おまけ


●HOME WORKERS WEB(厚生労働省)
本ではないですが大事な情報。厚生労働省が作った、フリーランスの働き方を総合的に紹介してくれているWebページです。内容をまとめたハンドブック(PDF)もあるので、これを参考にしておけばまず間違いないのではと思います。国が提供してくれている情報なので安心感もあります。

ハンドブック(PDF)を印刷して
手元に置いておいても


以上15選(+おまけ)でした。
実践できている部分も全然できていない部分もありますが、困った時に「この場合はあの本を見れば良いかも!」と解決の糸口になることも多いので、買って、読んでいて損はないなと思いました。

ここまで読んでくださった方いらっしゃいましたらありがとうございました。
この本も良いよー、というオススメがあれば教えてください!



●余談

Q:トップの見出し画像に使われている書影(本の表紙画像)はどうやって手に入れたの?

A:『版元ドットコム』さんからダウンロードしました。
本のデータベースサイトで、掲載されている本の書影は一定のルールを守れば自由に利用することができます。
今回は15冊中6冊掲載されていたので利用させていただきました。こういう本の紹介時に実物を使えるのはとてもありがたいです!


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