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ふたり会・LVS2に行ってきた話

エンタス秋葉原で2020/03/22 LAST V STANDiNG vol.2、AZKiとエルセとさめのぽきの対バンイベントが開催された。
直前には前哨戦イベントとしてさめのぽきとAZKiのマネージャーのツラニミズによるふたり会が開催された。
エルぽきのイベントは今回が初参加。振り返ればエルぽきの世界に引き込まれたような1日だった。
その様子を残しておきたいと思う。

3・2・1・さめのぽきだよ〜から始まった
ふたり会

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ふたり会前半はツラニミズさんがDJを担当。

前夜にお気持ち表明みたいなDJをするとツイートしていたのでどんなものになるか全く想像できてなかった。

始った1曲目は亜空の先へ。実家エンタスを最高の場所へいざってくれると確信した。
2曲目はまさかのマテムリ。天才。でもマテムリはなんもわからん。

セトリはこの通り。

SOUNDCLOUD系は詳しくはないけど、いい感じのリミックス曲がVの曲と繋がってくのは聴いてて楽しかった。

個人的に刺さったのはそらちゃんの夢色アスタリスクからめあちゃんのSSSの繋がり。めあちゃんといえば、そらちゃんがVとボカロPコラボの波を作り出したその時のオリジナル曲を毎回カバーしてくれていた。奇しくも翌3/23は一年前TUBEOUT SESSIONSに2人が共演した日でもあり、めあちゃんにとっては初のリアルイベント。そこで初めて聞いたSSSはすごく記憶に残っている。そんなところでこの繋ぎはタイミング的に凄く刺さるものがあった。

ツラニミズさんがDJを終えたところで「こんなご時世だからみんな楽しめることを大切にしたいと思ってます。ありがとうございました。」と締めくくった。音楽を止めるななど最高の企画を続けてくれているAZKiチームの主宰らしい言葉だった。
感謝したいのはこちらの方で、衛生面対策確保してイベントをなんとか開催まで持って行ってくれた関係者の方々に感謝したい。

つづいてさめのぽきさんにバトンタッチ。実質さめのぽき1stワンマンライブになる。

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エルぽきの曲からスタートするかと思いきや、AZKiのfrom A to Zからスタート。おそらくぽきさんの解釈を含んだアレンジで歌われたそれは、最早別の曲のように聞こえ、とてもよかった。

各駅停車もWINGも同様だった。ぽきさんの丁寧なカバーはととにかく凄かった。

続くMCでは「この曲はさめのぽきからエルセへの問い掛けにもなっている」と明かし、ブルーアワーぽきverを披露。弾き語りがとてもよかった。曲が終わるとみな静かに拍手送っていた。
そのあと始まる星詠みの唄はその静寂を打ち破るかのように盛り上がった。「秋葉原エンタスー!!」と叫ぶぽきさんは最高にかっこよかった。よすぎて優勝した。

DJもぽきさんのワンマンも前哨戦というには十分すぎて、終わりの頃には満腹感がとてつもなかった。
最後はフロア全員で「さめのぽきとツラニミズのふたり会〜!」とコールして熱狂のまま幕を閉じた。
ぽきさん仮歌CDはよ‥


LAST V STANDiNG vol.2

少し時間を置き、夕方からはLVS2が始まる。

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暗闇に逆光とカッコよくシルエットがあらわれた二人と一匹。「星詠みの唄!!」と最初の曲が宣言された。初手大盛り上がりで優勝した。

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星詠みの唄のあとそれぞれのソロパートに入った。

AZKiのターン
まずはCreating worldからスタートし、Remix版最後の「いくよ開拓者」から、「盛り上がって行きましょう!」とフェリシア、リアルメランコリーとかわいい曲が続いた。
ここエンタスで初めてのワンマン、クソAZのときの曲で、すべてが懐かしかった。
ツラニミズさんかクソAZという字面が酷いタイトルに込めた意味がどんどん大きくなっていってるのいいと思う。

その後はいのち、そしてジンキリザレクションの黒鉄の守人としんみりした曲が続いた。

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ひかりのまち、自己アレルギー、F.F.F.でガラッと空気を変えていく姿がとてもかっこよかった。
AZKiソロパートの最後はfrom A to Z。1代目の衣装)開拓者と共に歌う曲。最高だった。

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開催が心配されていた中での歌う意味という詩、その強い想いがひしひしと伝わってきたと思う。

ここでエルぽきへとバトンタッチする。

エルセとさめのぽきのターン
初手のバスルームで一気に海の世界へ引き込まれた。

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「この手はどうして届きそうにもない」から「その手をその手を今は離したくない」、そして「このままこのままどこかへ連れ去ってよ」と切ない感じがとてもいい。ぶいおんアーカイブで聴いたきりなのでMVとかも今後期待したい。もちろん配信も…
続けてのUNDER WATERでさらに深く、海の底まで引きこまれていった。二人の紡いでいる世界観がすごかった。

続くMCでは隅に埋まるぽきさんかわいく、

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コラボドリンクの話からのみんなで生ぱわ~も盛り上がった。

ちなみにこのあと「怒号だよね、おまえらの」とぽきさん。ぽきさんの容赦ないツッコミ好き。

続いてスローダンス、deep in、.NEW WORLDの3曲が披露。
引き込まれた先で穏やかに海に包まれるような景色だった。

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MCでは自分が歌う理由について「自身が音楽に助けられたことがある」と明かし、にんげんさんにも力になれたらとの想いを語っていた。

そのあとはBLUEが歌われた。ProjectBLUEの始まりの曲。
フロア全体がMCでの語りに想いを馳せたような合唱になっていて凄かった。
エルぽき最後の曲は星詠みの唄。本日3回目だけど、本家バージョンは迫力と盛り上がりはやはり一段上で凄かった。優勝。

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エルぽきの作る世界は引き込まれる不思議な力があった。
さめのぽきというほかのVにはない存在がその源なのかもしれない。

再びAZKiが登場し今度はコラボへと移った。

AZKiとエルセのデュエット
「まだ歌ってない曲あるよね」との話。
この日のために用意された新曲mirrorが最後に歌われるのかと思いき…
世界は巡り、やがて君のものになるが披露。
mirrorが来て終わりかーとばかり思っていたのでやられた感がすごかった。
ぽきさんが作曲したAZKiの曲で、AZラジで2人がコラボしたときも一緒に歌いたいと話していた曲。二人のハモったせかめぐはとても綺麗だった。

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そのあとはmirrorが披露。
2人のトラックを同時再生して聴いたりしていたけど、ちゃんとパート割りして歌うmirrorはほんとによかった。
ジャケットのように2人立って歌いはじめ、そして2番からは向き合って歌っていたのも凄くよかった。

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おわりに

それぞれの歩み、対になっているようで、重なりもある2人。奇跡のようにたくさんのことが交錯し、こうして最高の歌を響かせてくれた運命にまずは感謝したい。

ライブ後10日ほど経ってCO VID-19の流行は急激に悪化し、色んな音楽イベントが中止や延期になり、再開はいつになるか分からない状況になった。今回万全な対策を重ね、開催まで漕ぎつけた関係者やエンタススタッフの皆さんにもとても感謝する。
この日2人と2匹が音楽で伝えるんだという想いはひしひしと伝わってきた。この困難を乗り越えたらまたみんなで集まって素敵な音楽を聴かせてほしいと思う。


セトリ

01. 星詠みの唄 AZKi&エルぽき
02. Creating world Jun Kuroda remix AZKi
03. フェリシア AZKi
04. リアルメランコリー AZKi
05. いのち AZKi
06. 黒鉄の守人 AZKi
07. ひかりのまち AZKi
08. 自己アレルギー AZKi
09. Fake.Fake.Fake. AZKi
10. from A to Z AZKi
11. バスルーム エルセとさめのぽき
12. Under Water エルセとさめのぽき
13. スローダンス エルセとさめのぽき
14. deep in エルセとさめのぽき
15. NEW WORLD エルセとさめのぽき
16. BLUE エルセとさめのぽき
17. 星詠みの唄 エルセとさめのぽき
18. 世界は巡りやがて君のものになる AZKi&エルぽき
19. mirror AZKi&エルぽき

フラスタ・コラボドリンク

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