コカ・コーラパーク終了とオウンドメディアの今後


 なんか終了したらしいです。

 大抵の物は、最初「スゲェ!」と言われても、メジャーになりすぎると「あんなの見てんの?ダセェ」に変わるのよな。ミサワの「あー、[半年ぐらい前に見たわー」的な。

 「囲い込み戦略から囲い込まれ戦略へ」というのは、要するに「お前のサイトを見たいんじゃない。面白い物を見たいんだ。SNSで拡散されるような、配信先で衝撃をもって受け止められるような、話題になってブロガーが後追い記事を書くような、そんな面白い物を見たいのであって、おまえのサイトを見たいんじゃないんだ」という話ですわな。テレビだって「きょうは4チャンネルを見るぞ!」とは思わんでしょ。面白い物があれば見ようかな、なんならネット配信でもいいな、と、そういう話だ。サイトだって今や定期巡回なんかせんでしょう。スマニューで拡散されてきて、その記事だけ読んで終了とか。ゲームでもありゃしばらくは熱中するけど。

 じゃあ「面白い物」って何ですか、「面白い物」を作るにはどうすればいいですか、と問われると、これは作り手が死ぬ気で考えるほかなくて、たぶんアーキテクチャや制度で解決できる問題ではない。Googleトレンドを見て流行りのワードを散りばめたり、猛烈にRTされたツイートをネタにしたり、2ちゃんのスレをまとめたりすれば「第二陣の王様」にはなれるかも知れないが、第一陣はゼロから作るしかない。面白いコンテンツを自動生成できるほどになれば話は別だが、今のところそれは度外視。

 しかし、オウンドメディアがどうこうとは言うが、自社ホームページとメディア事業は全く別物である。メディア事業の中でも、コンテンツ制作と広告ビジネスは全く別物である。オウンドメディアを「おもしろ自社ホームページ制作の延長線上」にあると考えるのは、「おいしい自社の社員食堂」と「飲食店経営」を同列に考えるようなものだ。まったく畑違いの事業にゼロから参入した(コカコーラ社がヨガ教室を経営し始めた的な)わけだから、まあハードルは高いですよねと。

 そう考えると、コンテンツ制作と情報リリースを「囲い込まれ型を意識した物」にするのとは別に、そもそもの設計思想を、もっと原点に近いところに戻すしかないんじゃないだろうか。つまり「ウチの提供できるコンテンツを、社業を促進させるために使う」って点だ。医薬品メーカーが「教えて、神経痛大百科!」みたいな物をやるとか、不動産業者が「意外と知らない、中古マンションのメリット」みたいな物をやるとか。独立性を担保しないと「だからウチの会社から中古マンションを買いやがれ」のメッセージしか無くなっちゃうけど。

 で、その「本筋」をふまえて運営する上で若干の遊び……たとえば「30代おひとりさま女子座談会・マンション買うか、婚活急ぐか」「ペット不可物件でも安心!苔を育てる分には文句を言われない!」「必見!これが鉄道マニアの城だ!」「昭和30年代のマンションPRが幻想を振りまいていてエグい」とか、なんか少しだけ遊んでみる感じが妥当じゃないかとか思ったがこれリクルートがやってるやつだはい終了

 オウンドメディアは、今後、クーポン券とか配ればいい(投げやり)

 







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人生が見えない
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