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詩)否定と肯定

私は否定される事が嫌いだ

大抵誰でもそうだろけど
器の小さな私は否定されると
それが気になって仕方ない

笑い飛ばして生きていける程
大それた人物でもないし
否定された事を糧に成長できると
捉えられる程の聖人君子でもない

否定された事を直そうとは思うが
それをすると媚びているような
オリジナルティを削ってしまっているような
そんな錯覚に陥る

ざっくりと言えば
大人になり切れないヒネタ子供だ
自分の居心地の良い世界に居座り
外へ出ようとしない内弁慶

短所を少しずつ伸ばして
綺麗な5角形にするより
長所をさらに伸ばして
1芸に秀でた方がいいってのも
聞いたりする

確かに小さい綺麗な5角形は
風でも吹いたらコロコロと
何処かへ転がってしまいそう
逆に歪なら凹んだとこか
尖ったとこが引っかかって
なんとか残りそうな気がする

歪な五角形な私は無駄に
そこらに引っかかったり
刺さったりで何かと
周りに迷惑をかけている

その都度、周りの人達の
優しさでなんとか事なきを得て
今があるわけだが

私は運がいい
これが最大の長所だと信じて
これからも周りに甘えて生きて行こう
自覚はあるんできちんと感謝はしつつ

自分は変わり者だと自覚できる程度の
変わり者なんで決して変人ではないし
そんな自分が嫌いではないから
タチが悪いのかも知れない


最後までお付き合い頂き
ありがとうございます。
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塀の中
https://note.com/kesun4/n/naf991fd06c7d




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