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詩集

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noteを始めてから書いた詩を全て載せてます。 気付いたら400詩を超えてました😂
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2020年10月の記事一覧

詩)触れぬ月よ

冬の訪れを知る 澄み切った空気と肌を刺す緊張感 車の横切る音が静寂を壊して すぐさま何も聞…

kesun4
3年前
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詩)ぶつかるか迂回するか

ぶつかり傷つき それでもまたぶつかり いつか貫けると 何度も何度もぶつかった 大きな壁でも…

kesun4
3年前
49

詩)潜水士

そのまま深く潜れ 静かに息をとめて 全ての音が消えるまで 息苦しさの向こう側に お前の見たか…

kesun4
3年前
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詩)最後の晩餐

明日の朝にこの星が死んでしまう 今日の夕食が最後の晩餐となった 憔悴し切った嫁の顔を見る…

kesun4
3年前
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詩)私が使った言葉

一番使った言葉はなんだろう 人に感謝をするよりも 謝罪をする事の方が多かった 心からの言葉…

kesun4
3年前
40

詩)消えてしまったのか

どこかへ行ってしまったのか それとも忘れてしまったのか 何かの拍子に思い出される気持ち 嗚…

kesun4
3年前
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詩)本当の気持ち

息が詰まりそうな程の思考の山の中 何も出来ずに目を閉じた この中から正解を探り当てるのは ブリキ缶の中のガラクタから 宝物を見つけ出すよりも難解だ 一体何を探しているのかを忘れてしまった頃 答えはとてもシンプルで 自分自身が作り出した複雑な理由に 埋もれてしまっていた事を思い出す 息が詰まりそうな程の思考の山は 結局、何の意味も持たずに漂うばかり それ自体に大した理由もなく作り出した 言い訳のようなものなのに 自問自答を繰り返す中 自らの混沌に自身がはまり 深くて暗い沼に

詩)このライトの下で

コートを照らすライト 20m×40mのコートを隅々まで照らす このライトの下 誰よりも声を上げ …

kesun4
3年前
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詩)道化師

私は道化師 見た人を笑わせるのが仕事だ 笑わせようと笑われようとも 人々を笑顔にする事が全…

kesun4
3年前
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詩)告白

想いを詩に託した どうする事も出来ず嘆くかのように 空回りを繰り返す自分を慰めるかのように…

kesun4
3年前
44

詩)何になりたかったのか?

あなたは何になりたかったのですか? 人々を笑顔と涙に包む銀幕のスターですか? 人々を歓喜の…

kesun4
3年前
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詩)椅子取りゲーム

5人いて椅子が4つ 1人は座れない 最初は遠慮して誰も座らない 痺れを切らして 1人が、私が立…

kesun4
3年前
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詩)眠れない夜

眠れない夜がある 何かに興奮しているわけでも いつか訪れる死に不安があるわけでもない それ…

kesun4
3年前
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詩)言葉は自由だ

言葉は自由だ 頭で生まれて口から出て行く迄の間に いったいどれ程の旅路を渡り歩いたのか そう誤解する程に大きくイメージを 変えてしまう事もしばしば 自身でさえも上手く操縦出来ない程の じゃじゃ馬を生みの親でもない他人が きちんと理解するのはあまりに難題だ そもそも思った通りに作られていないのに 口から飛び出して誰かの耳に入ったとたん 創造主の意図を無視してさらに自由に変わる 運良くそのまま伝わる事もあるが 最悪、全く違う意味として消化される 更に運が悪ければ、 解釈と