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「才能」とは一体何なのか?

お疲れ様です。今日も20代サラリーマンのスモールステップにつながる記事を書いていきます。

テーマは「才能とは一体なんなのか?」。

才能開花のスペシャリスト

緊急事態宣言も解除された先週、ふと書店に立ち寄ると興味をそそられる一冊が。

ビリギャルでお馴染みの坪田信貴さんの新作、「才能の正体」を読みました。

坪田さんは現在ご自身の塾を起業されていて、そこでは独自のメソッド「子別指導」を展開。

これまで1600人以上の子どもたちの学習をサポートした経験はもちろん、社員(講師)をマネジメントしてきた経験から、

「才能とは何か」「子どもや部下の才能をどのように伸ばすのか」について書かれた本です。

才能とは?

この本のタイトルでもありますが、才能とは一体何なのでしょうか。

「自分は才能あるのだろうか…」と考えていた僕にとって興味深かった内容を紹介します。

まず、辞書的な意味でいうと、才能は「能力が突出したもの」というのが坪田さん的に一番近い意味だといいます。

そして、世の中でよく言われる「あの子は能力才能あるよね!」という言葉。

これはウソなんだと一蹴しています。なぜなら人間は結果から過去を解釈するから。

例えば「東大合格」や「トップ営業」などの学歴、実績を見るだけで、「この人は元々才能に長けている人だ」と捉えてしまったことがあるのではないでしょうか。

実際は、結果を出している人は、「(正しい)努力」をしていると坪田さんはいいます。

「正しい努力」の仕方については本の中に書いていますが、
結果を出している人は自分の能力を伸ばし続けているのです。

「やればできる」は間違い

さらに読み進めると、能力を伸ばし続ける人は、結果ではなく、変化に目を向けているということが書かれていました。

要は「なぜこの結果になったのか?」ではなく、「どんな変化があったか」を見ていると。

目を向けるべきは、昨日の自分よりも少しでも良い変化をし、前進しているかという部分なのだと思いました。

僕たちは普段、職場での立ち振る舞いや成果物、売上など、さまざまな結果を評価されています。

そこにばかり執着してしまうと、結果が出なかった時あるいは評価されなかった時、
「こんなに頑張ってるのに、なぜ?」という思考になってしまうはずです。

そんな時に結果までのプロセスをしっかり見てくれて、フィードバックしてくれる方がいれば支えになると思いますし、
自分自身で捉え方を変えられれば、モチベーションも維持されるかもしれません。

本書の中では、「やればできる」は間違いである。それは結果が出ている人のポジショントークだと断言しています。

激しく同意です。この言葉、正しく言い換えれば…

「やれば、伸びる」。

継続は力なりという言葉はその通りだと思います。

ある意味、才能とは持って生まれたものというわけではない。

全員が才能の芽となる能力を持っていて、それを伸ばし続けた先に、花開き、尖ったものになるのだと思いました。

これが第一章の内容なんですが、もう色々と気づきがありすぎました。

後悔のない人生に!

改めて考えた、20代の変わりたいサラリーマンが今できること。

①昨日の自分からの変化に目を向ける

②本業以外の勉強などの習慣を継続する

この2つになるかなと思います。

最後に、本書に書いてある内容ですが、志望校合格や大手企業への入社が、本当に人生にとっての幸せなのか?

これをめちゃくちゃ考えさせられました。
どちらかというと僕たちは短期的な結果を見すぎてるのかもしれないと。

人間は何歳になっても後悔するから。少しでも後悔しないための選択、行動をしていこう。

そうやって能力を伸ばした先には、人生の選択肢が広がっていくんだ。

坪田さんからの力強いメッセージも受け、今日からまた頑張ろうと思えました。

ぜひ、あなたも「才能の正体」読んでみてください。新しい発見がありますよ。

今後も20代社会人に多様な働き方・生き方をお届けするコンテンツ、イベントを開催していきます!もしよろしければサポートよろしくお願いいたします!