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時間

前回の note に恋人とじゃなくても出来た と
書いた話の続きです

彼は春休み最初は家に居たのだけど
地元が他県なので帰省してしまった

最初の1週間の土日は私が泊まりに行った
私は社会人(と言ってもお昼に終わる時もあれば
遅番で夜9時までの時もある)
彼はアルバイトを入れてなかったので
お昼は友達と遊んだりして、夜は私が来るのを
待ってくれていた

アパートの1階玄関に着いたら
「 今からエレベーター乗るよ 」ってLINEをする
彼の住んでる階に着いたら自然と駆け足になる
「 おかえり!」って迎えてくれる君に
抱きつく瞬間が幸せ!
(柄にもなく!使っちゃいました)

一緒にご飯を作ったり、ピザを頼んだり
お風呂に入ってパジャマでコンビニに行ったり
プロジェクターで映画を見たり
よく居るカップルの真似事

彼の家には段々と私の私物が増えた

パジャマ、ハブラシ、洗顔、化粧水、メイク道具、下着

「 翠の物が俺ん家に増えたよ〜 」って笑う君を
見ていると息が苦しくなる




恋人になってほしい。けどそんな我儘は言わないから
時間が許す限り一緒に居よう。 そう言われた。

私はこの人に何をあげられるのだろう

恋人のような時間?
安心感 はあげられていない
寧ろ不安感しかあげられていない


あと少し、あと少しだけ時間をください
話をするから
今の恋人とこれからの事を話すから

いつまでたっても平行線の私たちのことについて
考えよう

何時までも本当の恋人にならない私を
いつか君は嫌う時が来るんだろうな

それでも、その時までは一緒に居ようよ

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