
切り花の楽しみ方【好きな花を飾って写真に撮ろう】(過去記事より)
前回は切り花の長持ちのさせ方と捨て方を紹介したわけやけど、今回はもっと自由に楽しむ方法を紹介するで!
具体的には花瓶を選んで、花を選んで、写真に残す。
花のあるくらし初心者の私が、失敗と花屋さんで教えてもらったことを元にして書いていきまーす!
花瓶の選び方
まずどのくらいのサイズがいいかがわからんよね...。
映える花瓶とか以前に。
買ってよかったサイズとしては
これなんやけど、サイズ表記は7.5cm×7.5cm×高さ15cmになってる。
この花瓶は一輪でも、一輪からちょっと買い足して数本生けるのにもちょうどよかったで。
一輪挿しに決めてる!っていうんやったら一輪挿し用の花瓶を買ったらええと思うけど、花瓶って増えると置き場所に困るから汎用性の高いもん一つあると便利って実感がある。
色も本当は陶器の白がええなと思っててんけど、実際生けてみると花瓶が透明やと水の濁り具合と水の減りがわかってすごくよかったで。
ほんまに最初は透明な花瓶がおすすめや。
慣れてきたら好きな花瓶を買ってみよう!
私の憧れは白い花瓶にピンクのバラの大きなブーケを生けること。
でもたくさんの花を生けるんは、長持ちさせるためのお世話が大変やからズボラな私には難しいな...。
花の選び方
まずは一輪から始めるのがおすすめ
切り花を飾ったら、せっかくやったら長持ちさせたいと思わへん?
貰ったにせよ自分で選んだにせよ、放っておいたらすぐしおれてしまう。
なんかもったいないし、可愛そうって気持ちが湧いたら長持ちさせよう。
水切り、水換え、延命剤などで(方法は前回の記事で)お世話していると約1週間~2週間(夏は短く冬は長い)もってくれるよ。
でもそのお世話は毎日~3日に一回せなあかんからたくさんの本数があると大変や。
慣れてる人、マメな人ならいけると思う!
けど最初から無理するんはこれから始まる花とのくらしを妨げる要因になりかねへんから、余裕があったら買い足せばええ。
やから最初は一輪から始めるんがおすすめや。
切り花とのくらしに追われるんやなく癒やされてこ!
季節で合わせる
ここからは切り花を数本買ったときの、合わせ方の話や。
初心者には難しいけど、季節が揃ってたら花屋さん視点ではええ揃え方みたい。
わかる人が見たら「季節感があっていいですねー」ってことかな?
けど初心者は花の季節とかわからんわ。
花の季節が知りたいときはお花屋さんで聞くか、ハマったら調べてみるのもええね。
でも私はぜんぜん季節とかわからんからまずは色から合わせてる...。
色の濃さで合わせる
寒色・暖色で揃えるっていうのももちろんありや。
けど数本なら意外と色がバラバラでも色の濃いもの同士、淡いもの同士で合わせてそれぞれの色を引き立て合うのもええって聞いたで。
実際赤紫のランとひまわりの強い色同士の組み合わせ、よかったでー。

花の強さで選ぶ
楽したいんやったらこれが一番や。
前回の記事でも書いたけど、基本的に茎がツルッとしてる花は茎に雑菌がつきにくくて強いらしい。
ランとかツルッとしとったけどほんまにようもったで。
反対に茎が産毛みたいなんでふさふさしとるやつは茎がすぐ変色するしすぐ弱ってしまったわ。
その他にも茎の太い短いとか、花の個性によって例外もあるかもしれへんから、花屋さんに強い花を聞いてみてな。
花屋さんに行ったらたくさんの種類の花があるから、花の強さで選択肢を絞るってのはすごくありかもしれん。
【番外編】水切りしていくうちに茎が短くなって花の重みで倒れる...
これはランの水切りをしとって茎が短くなっていったときにほんまに困ったわ。
ランは上に何個も花がついとるから茎より上が重いねん。
そしたら花の重みで倒れる倒れる。
べつに茎の先は花瓶の水の中に浸かってるからええねんけど、こんな倒れた状態で飾っとってええんか!???ってすごく困って駅の花屋さんまで聞きに行ったわ。
そしたらすっごい意外なことを言われた。
「それはお花の向きたい向きだから、無理に変える必要はないですよ」
って。
お花の向きたい向き。そんな発想なかったわ。
「気になるんでしたらグリーンを一本足して支えてあげてもいいですね」
とも言われたで。
私はその日新しいお花をお迎えしたいと思ってたから、新しい花とグリーンで支えることにしたで。
撮影用背景
せっかくお花がきれいなんやから写真に撮って残したいよな。
普通に撮るとこうなる。

個人で楽しむならいいけど、人様に見せるとなると、ちょっと生活感が出てまうよね。
そこで撮影用背景の登場や!!!

これは60cm×60cmの撮影用背景ボードや。
ちなみに小物撮影用のA3の撮影用背景を使ったら
(参考用。これはテーブルの上での撮影にとても向いてる。)

よく見ると柄が違うから分かると思うけど、後ろ2枚使ってる。
二枚同じ柄が入ったやつ使ったとしても、これは紙タイプやから立てて使おうとするとくるんって倒れてきて大変やったわ。
やからもっと大きいさっきみたいな背景ボードがおすすめやね。
これの紹介をしていくで!

A3の撮影用背景(左上)と比べると、こんなにでかいねん。
私は来たときのダンボールに入れて立てて保管してるけど、しまうところはあらかじめ決めといたほうがええね。

中に入ってるもん。
L字のパーツと四角い板二枚(これは裏表で柄が違うで)と、角ガード。
組み立ては超簡単や!

L字型のパーツをスライドさせてなんかこんな風にはめる。

そんで上から板をスライドさせてL字パーツに差し込んでなんかこんな風にしたら完成や!

遠くから撮るとこんなかんじやけど

L字型のパーツが入らへんように撮ったら立派な撮影用背景の出来上がりや!!!
ちなみにあんま詳しくないけど、光は自然光がええらしいから窓際で撮影するとええよ。

片付ける時。一枚一枚がでかいからちょっと大変。
傷がつかへんようにそーっとしまおうな。
っちゅーわけで
長持ちのさせ方だけやない、初心者なりの切り花の楽しみ方の方を説明してきたわけや。
せっかくお花が自分の生活に加わってくれたんやったら、見るだけと長持ちさせるためのお世話以外にも楽しみたいやんな。
工夫すればいろんな楽しみ方がもっとあるかもしれへん。
自分なりの楽しみ方を工夫して見つけてこ!
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