
【はじめてのかぎ針編み】アクリルたわしを編んでみよう!【実践編その2】(過去記事より)
前々回は準備編、前回は鎖編みまでやってきたんやけど、今回はいよいよ一段目から始めたいと思うで。
残す編み方は細編みと長編みだけや!
そんで最後に糸始末。
それで完成やからがんばってこ!
その解説のあとにサイズ調節の仕方と、引っ掛けるところの作り方動画も紹介してるから参考にしてな!
編み図はこれな!

一段目、鎖編み
細編みの補足説明
鎖編み1目で立ち上がる
(動画では鎖編み10目やけど、アクリルたわしの編み図を使うときは20目編んでな。)
まずは立ち上がりのために、20目編んだ鎖編みにさらにプラスで1目編もう。
この鎖編み1目で次の段の細編み分の高さを出すんや。
鎖編みの構造
鎖編みを拾って編むには鎖編みの構造の理解がいるな。
でも簡単やで。鎖状になっとるから
表は

(自分で編んだから歪な絵ですまん)なんか三つ編みみたいになっとる。
裏は裏山といって

三つ編み状の表から裏返すと中心にまっすぐ通る糸がある。
それが裏山。
鎖編みの拾い方
裏山を拾う

鎖編みの表の模様がそのまま残るから、完成した時下から見たらきれいに鎖編みの模様が見えるな。
おすすめの拾い方や。
表半目と裏山を拾う

2本拾うから鎖編みの作り目が伸びひんのや。
一段目を編んでる時足元がしっかり編めるで。
表半目を拾う

表半目を拾うって指定があるときもある。
拾いやすいけど一本だけ拾うから糸が伸びて作り目の上に隙間ができやすい。
細編み1目め。何個前の鎖編みを拾う?
立ち上がり1つ目の鎖編みは数えへんからその前(2つ前)の鎖編みを拾って細編みを編むよ。
編み図をよく見るとわかりやすいかもしれん。
今何目編んだっけ???
とりあえず最後っぽいとこまで編んでしまうより、数を数えながら編んでみて!
私は編み物するときは集中して数だけ数えてる...。
玄人はしらんけど、初心者のうちは一目ずつ数えながら編もう!!
目数が合ってなくてあとから編み直すより断然楽やから!!!
数がおかしかったらもう一回その段を数え直してみて、間違ってたら解くんやで...。
細編み二段目
鎖1目で立ち上がったら進行方向を反対にするために、編み地を反対側に返すよ。
反時計回りにひっくり返そう!
そしたらまた一段目と同じように細編みを20回繰り返していくで。
二段目は一段目の細編みの頭(鎖状になった2本の糸)を拾うから編みやすいと思うよ。
3段目、長編み
長編みの補足説明
動画と今回することの違い
この動画では鎖編みの作り目の上の段に長編みを始めてるけど、今回は細編みの上の段に長編みを編んでいくで。
この動画の3:13あたりから長編みの編み方を紹介してくれてるから参考にしてな。
細編みの段が終わったら立ち上がりのために鎖編みを三目編む。
そんで反時計回りに編地をひっくり返そう。
ひっくり返す前に編んだ鎖編み三目も長編み一目に数えるから、長編み自体は19目編んでな。
(この動画では長編み10目やけど、今回作るアクリルたわしは長編み20目な。)
二段目の細編みのどこを拾うの?
編み図を見たらわかりやすいと思うけど、最後から2番目の細編みを拾って長編みを編もう!
最後の細編みは鎖編み三目の台の目(土台)になってるねんな。
細編みの頭(鎖状になってる2本の糸)を拾ってな。
一番端まで長編み19目編んだら次も長編みの段や!
四段目の鎖編みの最後に気をつけて
立ち上がりの鎖編み三目を編んだら編地を反時計回りにひっくり返す。
そんでまた長編みを19目編むんやけど、最後は立ち上がりの鎖三目になってるやんな?
鎖編み三目も長編み一目と数えるから、この鎖編みの部分を拾うでー。
三目編んだ一番上の鎖編みの頭2本を拾えたらええねんけど、なんかグチャってなっててわからんかったら適当に一番上の鎖編みの目っぽいところの糸2本に針を通してしまって長編みを編んでまおう。
まあなんとかなるから気にせんでええ。
五段目以降
ここからは繰り返しになっていくな。
編み図の通り、鎖編み一目で立ち上がって最後に編んだ長編みに針を入れて細編みを20目編んでいく。
ここまで来たらもう慣れてきたんちゃうかな?
だいたい15cmになるまで細編み二段と長編み二段を繰り返していってな!
糸が足らなくなった時の糸の足し方
ありがたや、2:55あたりから細編みの時の糸のつなぎ方、9:30あたりから長編みの時の糸のつなぎ方を解説されていらっしゃいます。
使いかけの毛糸で編み始めた場合とか、糸が足らんくなったときにやってな。
要は細編みでも長編みでも一目編む時の最後に糸を引き抜くところを、新しい糸で引き抜けばOKやで!
「編みくるむ」ってのがわからんかったらだらんと糸をそのまま垂らしといたらええ。
糸始末で隠してしまえば大丈夫や!
糸始末の方法
この動画は音声なしやけど編み終わりの糸の切り方、綴じ針の扱い方(0:35)、長編みと細編みの糸始末の仕方が紹介されててええ動画と思ったからチョイスしたで。
糸をすくう場所はぶっちゃけ適当や。
この動画みたいに縦に適当にぐねぐねすくう方法もあれば、編地の裏側の同じ段に横にくぐらせる方法もある。
編みはじめの糸始末も、糸を足した時の糸始末もこんなかんじでやったらおっけーや!
そして完成したのがこちらです

サイズ調整について
8/0号かぎ針で編み図通り編んで、だいたい18cm×18cmになったわ。
7/0号かぎ針でもええかもしれんなあ。
9/0号以上の大きい号数で編むんやったら作り目の目数を減らして、6/0号以下の小さいかぎ針で編むんやったら作り目の目数を増やしてみてな。
っていうかそもそも15cmでかすぎとか、実際編んだら編もうと思ってたサイズと違ってもうて気に入らん場合、まだ作り目だけを編んだ状態では一段目以降編んでいくとサイズが結構変わるから、最低でも1段編んでからほどいてな。
一段で明らかに大きさが変やったら解いてええし、二段編んで「なんか気に入らへんな」と思ってやり直すなんてままあることやで。
私はまあええかとそのまま突き進んでんけど...。
ま、練習やねんからどないなってもええやん。
アクリルたわしは何枚あっても困らへんから何個でも作ったらええよ!
引っ掛けるところ付きのアクリルたわしの作り方動画
この動画の編み図は基本は長編みだけになってるからもうできると思うで!
さっき作ったアクリルたわしに引っ掛けるところだけつけたいなーってときは44:47あたりから見るとええで。
鎖編み12目で引っ掛ける部分の紐を作る。
それを根本に引き抜き編みで固定して輪っかにする感じやな。
引き抜き編みは細編みができたらできるで!
それから48:20あたりから糸始末のわかりやすい解説をしてくれてるから見てみて!
以上で終わりやで
お疲れさん。ここまでついてこれた?
なんか説明下手やし長いから、この記事を読むこと自体が大変やと思う。
でも一回手を動かして基本の編み方がわかってしまえば、次はマフラーでもスヌードでもアームウォーマーでも編めるようになるで!
基本ができたら応用もできるようになるし、いろんなもんが編みたなると思うよ。
かぎ針でおうち、おひとりさま時間が充実するとええなと思ってまーす!
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