2017 /06/12 旦那さんの決断
病室についてから、リハビリを見守りながら仕事をしていると、
旦那さんがぽつっといった。
旦那さん「ねぇ、ケロ子。病院近くのマンションに引っ越すのやめよう。
俺、大丈夫だよ。
退院後に危篤になんてならないから。
調子上がることしか考えられない。
先生も皆良くなってきてるっていうし・・・。
なによりも、俺あの家に帰りたいの。
ケロ子の心配はわかるよ。
でもね、おれどうしておあの家に帰りたいんだ・・・。お願い。」
何も言えなかった。
旦那さんの気持ちはわかってた。
ケロ子が迷っているところへ、看護師さんがいいことを教えてくれた。
旦那さんの自宅近くの病院に、東京女子医大の脳外科の先生方が
出向して診察をされてるそうなのだ。
隔週で、主治医も行ってるとの事。
それなら、万が一の時はその病院へ運べば大丈夫という事だ。
それなら安心だ。
もっと早く確認すればよかった。
妹の旦那さんと、不動産屋さんにさっそく連絡をして、お詫びをし、契約を白紙に戻すことを伝えた。
もうこうなったら腹をくくって自宅へ戻る支度をしないと。
あの家荷物多いんだよなぁ・・・。
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旦那さんの病気の発症についてはこちらからどうぞ→発症時の日記 2016年12月 医師の告知
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