あなたは未熟だから、人を育てるんだよ
抽象的な話になりますが、社会人大学生という時期を経て、最も大きく変化したことは人間関係です。
社会人になってから構築できる人間関係は、本当に機会が限られていると思います。
昨年、転職をしてから職種自体も大きく変化し、さまざまな壁に突き当たる機会がありましたし、今も大きな壁が目の前にそびえ立っています。
不定期に投稿しているこちらの記事にもあるように、管理者となって、自分の至らなさを痛感することが増えてきており、自分の強みや持ち合わせている能力が見えなくなるときがあります。
自分に足りない部分があるのなら、自分でどうにかしなければ…。
そんな想いで、どうしても仕事やタスクを背負い込んでしまい、自分一人、空回ってしまっています。
月に一度、友人でありながら、人生の師だと思っている方に、悩みを聴いてもらうことがあるのですが、その友人の一言は、いつだって本質を突くものだと感じています。
私が「肩書上、管理者になったけど、自分でどうにかしなきゃって思うんだよね…」と話すと、鼻で笑ってこう言うのです。
「人のせいにするなよ」
つまり、自分で仕事を増やしているのは自己責任であって、誰の責任でもない。
そして、管理者は管理するのが仕事であって、現場の仕事を背負うことは違う、と。
当たり前のことだけれど、それが出来なくて悩んでいるのだけれど…。
結局、自分のやるべきことから逃げて、やれることを人に渡さずに抱えていることが問題だという本質から逃げるな、ということなのです。
「人間は未熟だから、人を育てるんだよ」
人を育てるとは、上からすべてを導くのではなく、あくまでも人を育てるというステージに立っただけで、今までとやることは変わらない。
毎日、コツコツと真面目に与えられた仕事をガンバるだけ。
ガンバることが変わっただけなのだと。
「人を育てるという言葉に捉われて、偉そうにするなよ‼」
…ホントに、響く言葉です。
自分で仕事をすることにストレスはないし、その方が楽だと思って、仕事を抱えがちになっていましたが、それを人にやってもらう方策を考えるのが、今の私の仕事…。
すぐに改善できることばかりではありませんが、向き合うべきは自分なのだと、痛感することの出来たエピソードでした。
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。
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