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ペンギンの島というゲームが可愛い

会社の、ゲームなかまの子が、ペンギンの島というゲームをおすすめしていたので、ぼくもさっそくはじめてみた。グラフィックや動きの可愛らしい、じつにぼくごのみのゲームだ。

ペンギンが、釣りをしたり、鉱物を掘ったり、花を育てたりして、ゴールドやハート、といったものを獲得して、それによってペンギンを増やしたり、ゲームの進行が有利になるようなアイテムなどが手に入れられる。

てっとりばやく課金することもできるけど、それをしない場合、ひたすら時間をかけて待つか、広告をみることで、ちょっと近道をすることができる。ぼくは、目を三角にして、このペンギンの島を拡張しよう、ペンギンを増やそうと頑張っていて、かわいいペンギンたちよりも、広告を見ている時間の方が長いことに気づいた。

運営するためにはお金が必要だし、そもそもお金をもうけるために作っているわけで、それ自体ちっとも悪くないことなんだけど、ペンギンの数が増えすぎて、もっとのんびり、ペンギンたちの動きを眺めて楽しんだり、という風にすればよかった。

と、いうのを冬休みの2日目ぐらいに書いたんだけれど、仕事始めの今日、相変わらず広告を見て、近道ばかりしている。間髪入れず次の目標を出されてしまうと、ついつい達成しなくちゃとがんばっちゃうんだよね。

これについては、冬休みの間に読んだ、Wiiの企画担当だった玉樹真一郎さんの本「ついやってしまう体験のつくりかた」に、テトリスを題材にした解説があった。

「ひとつブロックを置いてから次のブロックを出すまでに何秒の間を置くか 、そのリズムがポイントとなるのですが … …さて 。何秒の間を空ければもっともプレイヤ ーの反復が促されるでしょうか ? ①約 1秒 ②約 1 0分の 1秒 ③間を空けないこたえは 、意外にも ③間を空けない 、です 。」

なるほど、みごとにぼくは反復して、ペンギンや施設を拡充するために、広告を見続けているわけだ。ペンギンをみてほんわかしようなんて、ぼくには無理な話だなぁ。


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