画像の約束〜RFとRM〜

こんにちは、黒川です。

こんな感じの写真の話をしようかなと思います。
あんまり細かくないざっくりとした話なので、細かいとこまでキッチリ知りたい方は別途お調べください。

■ロイヤリティフリーとライツマネージド

ロイヤリティフリーとライツマネージドは、どちらも許可を得られれば利用できる素材のことです。主にお金を支払って使用許可を得ます。

ロイヤリティフリーは、一度許可を得られればいろんな媒体に何回でも利用ができるもののことです。
たとえば、許可を得るのに料金を支払う必要があるロイヤリティフリーの画像があったとします。
ポスターとウェブサイトの2つにその画像を使いたい場合、その画像を利用するための金額を支払えば、ポスターとウェブサイトの両方に利用することができます。

ライツマネージドは、利用する媒体ごとや利用する回数ごと、利用する期間ごとに許可を得る必要がある素材のことになります。
たとえば、許可を得るのに料金を支払う必要があるライツマネージドの画像があったとします。
ポスターとウェブサイトの2つにその画像を使いたい場合、ポスターで使うための金額と、ウェブサイトで使うための金額をそれぞれ支払うことでそれぞれに利用することができます。利用期間も確認する必要がありますね。

ようするに、ロイヤリティフリーやライツマネージドの素材を利用したい場合は、どちらもその素材を管理しているところに許可を得る必要があるということです。

■画像に文字が載っているワケ

先ほどのロイヤリティフリー、ライツマネージドの素材は、許可を得なければ使うことができません。
そのため、許可を得ずに勝手にポスターやウェブサイトに使われないように、許可を得ていない素材には、素材を管理しているところや管理している人などの名前が素材上に載っていることが多いです。
不正利用や不正コピーを防ぐために文字が載っている感じです。著作権を示して守るためでもあります。

ちなみに、載っている文字のことをウォーターマークと言います。電子透かしとも言います。
最近は人の目には見えないけどデータにはちゃんとウォーターマークが入ってる、という技術もあるらしいです。すごい。

■カンプ用データ

「お金を払わないと使えない画像を使いたいけど、買う前にどんな仕上がりになるか確認してから買いたい…！」ということもあると思います。
ロイヤリティフリーやライツマネージドの素材を扱っているサイトでは、カンプ用のデータを配布しているところがありますので、それを利用しましょう。

カンプとは、作ったものの仕上がりをしっかりと確認するために作るもののことです。
イメージとしては、ラフよりも正確にできているけど、本番には使わない、見た目を確認するためだけに利用するものといった感じです。

ただし、カンプ用のデータはあくまでカンプを作るためだけに利用するものなので、それ以外の用途（本番用に印刷するポスターなど）には使わないようにしましょう。

■素材利用時のご法度

利用許可を得ていないロイヤリティフリー、ライツマネージドの素材は使ってはいけません。法律に引っかかります。
また、カンプ用データを本番用で使うこともダメです。カンプ用データはあくまでカンプを作るためだけに利用してください。
もちろん、ロイヤリティフリーやライツマネージドの素材だけではなく、誰かが作った素材を利用したいときは、必ず許可をとってから利用するようにしましょう。

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たまーーーーに……文字が載ってるままの画像を……使ってるポスターとか……見かけることがあったので……ので……モヤモヤは文字に残しとこうかなーと……という感じでした　おわり