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『20分で指導・体験可能な防災体験プログラム集』おすすめポイントと実践のヒント


はじめに

『20分で指導・体験可能な防災体験プログラム集』は、筆者が2009年から関わっている東京都内での防災教育に関するプロジェクトの実践経験をまとめる形で、2013年12月に作成・公開しました。

こちらで紹介する様々な防災に関する実技体験、グループワークは学校の先生や消防署、地域の方々によって、これまでにも全国各地で実践されてきました。防災体験学習は自らの命や周囲の安全・安心を守るために重要な知識・技能につながるものです。

ただ、2020年度、場合によってはオリンピックの影響で2021年度も、こうした防災体験ができない児童生徒や地域の方々がいます。かといって災害や応急手当が必要な場面がなくなるわけではありません。

まずは教科学習が最優先ですが、安全・防災教育に対応できるようになったときに少しでも参考になればと考え、こちらのnoteではまず既存の防災体験プログラムについて紹介します。

今後、段階的に各プログラムを「3密」を回避した環境(自宅でできる個人ワーク、実技、SNSの活用など)で実施できる形にアレンジしてご紹介できればと思います。

おすすめポイント

・1クラス(3-40人)程度までなら20分で体験、指導できる!
・実技からワークショップまで幅広く体験できる!
・学校や地域など実施環境に合わせて選択できる!
・一部は資料や映像を使うことで、自宅でひとりでも学べる!

教材の購入・ダウンロードなど

【形式】PDF
【購入方法】無料ダウンロード

【使用方法】プログラムを選択し実施、又は関係者や筆者に依頼
【制限事項】商用利用不可、その他自由
【問い合わせ】作者 仕事依頼note から
【教材イメージ】

コメント 2020-05-11 223910

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実践のヒント(使い方のコツ、工夫)

上記からダウンロードできるプログラム集に、個々のプログラムの指導方法等について簡単に記載してあります。

目的:その体験プログラムを指導、体験するうえでの目的です。
根拠:なぜその体験プログラムが必要なのかについての説明です。
物品:使用する資料や資機材、設備などです。
設営:会場設営が必要な場合の注意事項や備品などです。
担当:主な実施者です。
方法:実施に際しての手順です。
指導:指導上のポイントです。
確認:体験終了時や事後学習でのチェックポイントです。

まとめ

短い時間であったとしても「体験したことがある」というのは大切な経験です。当面は難しいですが、もし体験学習や演習が再開できるようになったら、ぜひ学校等で体験の場を設けていただきたいです。もちろん、ご家庭やご自宅でもできます。

今後は遠隔授業や個人学習も重要になってきますので、防災を伝える側もこれまでの方式に囚われず、伝えていく方法を模索する必要があります。noteで引き続き、ご紹介できればと思います。

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