【おうちでフットサル⑱】~3枚旋回 3-1の戦術~

コロナの影響で家でできることを探している方へ。

【おうちでフットサル】と題して僕からフットサル勉強教材のプレゼントです。

是非頭の中で1回整理してみてください。

そして、この一件が収まったらプレーで実践しましょう‼️


○3枚旋回○

3-1の戦術でピヴォにパスを出すorゴールに向かって前進するための戦術。

以前紹介した8(エイト)と同じで後ろの3人で行うローテーション。

*8(エイト)は第16回参照。

4人でやるローテーションもありますが今回は順を追って3人の方から紹介します。

4人でやる旋回のほうが知っている方も多いかと思います。

日本フットサル創世記の人からフットサルを教わったなら必ず教わっている戦術だと思います。笑

昔は旋回をしていれば100%相手を崩せる時代があったとかなかったとか、、笑

スペイン語ではRedonda(円、回る)と言われます。
ニュアンスは同じですね。

また日本では、旋回=ヘドンドと言われますがこれはポルトガル語から来たものだと思われます。

ポルトガル語はRをHで読むのでそうですね。
ちなみにスペイン語はHは読みません。
Hola!(オラ) となります。

・旋回の狙い

*ピヴォへのパスもしくは、自分達の右サイドの背後を狙いながらプレーする。


*ボールホルダーは必ず横にボールを運びながら考える。(味方の動く時間とパスコースを作るため)



*相手がマンツーマンであれば⑦の裏のスペースがとりやすい。
(⑦はマークについていくためにはボールから目を切りマークを見るか、サイドステップで両方を見えるようなポジショニングをしなくてはならないため裏がとりやすい。)



*動きながらパスを回すうちにプレスで押し込まれるかもしれないがその分裏のスペースがとりやすくなる。

・旋回の最中の選択肢



*相手がマンツーマンDFであれば⑦の背後のパスを出す。(DFは身体の向きとステップが作りづらい。)

*相手がゾーンDFならライン間に顔を出した③を使い、ピヴォにパス。
もしくは、やり直す。


*もしも、相手が自分たちの右サイドの背後を警戒するのであれば左サイドでの数的優位をつくる。

*ボールホルダーはヒールor横へ運んだ後ターンをし、同サイドへパスをだす。



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説明の中で、「スペインでは~」「スペイン人は~」という伝え方を多くしていますが、理由としては2つあります。

1つは、スペインはフットサルの動きや戦術が細かく確立され、整理されていること。
なので、幼少期からそれを学び、プレーしてきた選手たちはいわば動く教科書なのです。
おおらかなイメージですが皆基本に忠実な動きをします。
だから、ここではあえてこういう伝え方をさせてもらっています。

2つは、自分がその環境でそこに行った人しか分からない経験と実際にプレーして感じたものを噛み砕いて説明し、皆さんに知ってほしい。
それを伝える義務があると思ったからです。

皆さんにも
もっとフットサルを理解してほしい。
もっとフットサルを楽しんでほしい。
それが日本のフットサルの進歩に繋がると思ったからです。
なので、なるべくプレーヤー目線で細部まで拘っていきたいです。



最後まで読んで頂きありがとうございました。



皆さんのフットボールライフに貢献していけたらと思います。

ありがとうございました。

Footballを通じて人間として成熟する。 これが僕の信条です。 僕は挑戦を続けます。 皆さんと胸を張って向き合えるような立ち振舞いをしていきます。 僕のその姿が、誰かの力になるように。