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本の感想まとめ

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本の感想を書きました。
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圧倒的な世界観!壮大で緻密なおすすめ小説8選

時々、圧倒的な情報量のある小説に出会います。キャラクターの造形も深いですが、設定や世界観…

【本レビュー】100年前のベストセラー!『月と六ペンス』

1919年に出発され、当時空前の大ベストセラーになったそうです。 歴史という冬に耐え、名作と…

本屋大賞2位作品の魅力を語りたい!

2023年の本屋大賞候補が出そろい、4/12に発表のようですね。 本屋大賞は、書店員さんが投票し…

【小説レビュー】有川浩『塩の街』を読みました。

小説家・有川浩さんの作品はいくつか読んだことがありました。 『阪急電車』『三匹のおっさん…

【本レビュー】『服が、めんどい』を読みました。

実用本は普段買わないのですが、いい本をみつけました。 「何」を「どこ」で選び、「どうやっ…

【本レビュー】『切手デザイナーの仕事』を読みました

なかなか興味深い本を読みました。 日本に8人しかしない「切手デザイナー」さんを取材して、仕…

「ショーシャンクの空に」という名作は最初から名作だったみたい。原作小説『ゴールデンボーイ』

映画「ショーシャンクの空に」が好きです。 3回は見直しましたし、これからもまた見たいなって思ってます。 好きなものは深掘りしてみたいものです。 例えば、俳優ブラッドピットが好きなら、他の出演作品を見るとか。 今回は、映画「ショーシャンクの空に」が好きだったので、原作を探してみました。スティーブンキングが作者なのは知っていましたが、中編小説であることは知りませんでした。 映画と原作小説で、2度楽しむことができたので、感想を綴ります。 レッドが語るあの男ショーシャンク刑務

鎌倉の雰囲気が好き 小説『ツバキ文具店』

本屋大賞は大賞作品だけでなく、候補作もとても面白いです。 読みやすい本が多く、映像化され…

夢の世界でのつながり。小説『クジラアタマの王様』を読みました。

珍しい小説です。 絵が挿入されていて、小説の中できちんとした役割を持っています。 いつも通…

誰かに勧めたいな。小説『強運の持ち主』を読みました。

小説「そして、バトンは渡された」の作者さんの作品です。 良い本に出合ったら、その作者の別…

駆け引きと裏切りが白熱!『さよならの言い方なんて知らない。6』を読みました。

「さよならの言い方なんて知らない」の第6巻が上梓されました。 5巻で架見崎の世界の秘密が暴…

人気アニメの原作小説!『氷菓』を読みました。

作者の米澤穂信さんは22年1月に166回直木賞を受賞されました。文学賞も今までにたくさん受賞さ…

広瀬すず/松坂桃李出演で映画化!『流浪の月』を読みました。

2020年の本屋大賞受賞作が文庫化しました。 本屋大賞は書店員さんが売りたい本を選ぶ賞です。…

階段島シリーズ第3弾!『汚れた赤を恋と呼ぶんだ』を読みました。

『いなくなれ、群青』で始まる階段島シリーズの第3弾を読みました。 タイトルから10代の叫びが伝わってきますね。感想を綴ります。 * 現実世界側を書いたお話でした。 そして、魔女に迫っていく回でもありました。 「魔女」という設定が面白いです。ある意味、「現実で何でもできる設定」のよりしろで、魔女が力を使ったことにすれば、大概のことは受け入れられます。さらに、「魔女の性格」も興味を引くポイントです。ミステリアスなのか、普通の人なのか。本作では、、、読んでのお楽しみです。