#194_身体とは身体という言葉によって規定されて初めて身体であり、身体であることを放棄できるなにか。
瞑想によって得られる状態のひとつは、身体を言葉によって認識していない状態です。
手は手という言葉によって規定されて初めて手であり、手であることを放棄できるなにかである。
身体とは身体という言葉によって規定されて初めて身体であり、身体であることを放棄できるなにかである。
自分とは身体という言葉によって規定されて初めて自分であり、自分であることを放棄できるなにかである。
言葉を放棄することは、それとそれ以外を区別する境界線をも放棄することであり、自我を成立させるためにのみ必要であった境界線は、自我が放棄された時点で不要になり消滅します。
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