#328_なにかをすることで手に入るものと、なにかをしないことで手に入るものを見極め、人生における後者の価値に気づきます。
ポーズを終えて、楽に座る姿勢に戻って、心身ともに静止すると、そこからさらに一定の時間をかけて自分のなかの静寂が深まっていくのが感じられます。
身体に残っている、ポーズを保つために生じた必要最小限の緊張が、ゆっくり時間をかけて消滅していくのがわかり、それが心地よい幸せな出来ごとであることがわかります。
その出来ごとが、意識がコントロールできる、たとえば急げば早くなる出来ごとではなく、意識がコントロールできない、急いでも早くならない出来ごとであるという気づきは、ヨガを行じるうえでとても大切なものです。
なにかをすることで手に入るものと、なにかをしないことで手に入るものを見極め、人生における後者の価値に気づきます。
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