2019-07-17の日記

今日はひさしぶり肉体の動きがあったので、肉体と世界の動きを書くだけの日記がつけられる。

くもりのち晴れ。朝はひさしぶりに震えを感じる寒さだったけれど、昼には光線が皮膚を焼く感覚があった。風はほんの少し冷たさを含む。

隣の市区町村に本を返しに行く。図書館が閉まっていたのでドア脇のブックポストに投げ込む。ガラスを透かしてブックポストの先が見えるのだけれど、投函した本たちが床の上に壊れたジェンガのようにバラバラと積み重なっていた。少しかわいそうになる。人の多い街の図書館にはもちろん多くの本が返却される。

別の図書館に行く。雑誌コーナーで歴史雑誌の表紙だけ「中のページを切ったり破らないでください」との注意書きがある。そこの図書館の歴史雑誌は特異的にかってにスクラップにされやすいようだ。直感にはあっている。

このあたりで昼。日差しが刺さる。バスも満員だ。都会のバスの込み具合がつかめない。田舎はかんたんだった。通勤通学時間だけほんの少し。あとは空気を輸送する。

スーパーに行く。途中の公共施設でなんらかの祭りをやっている。○○節とでもついてそうな音楽が流れる。太鼓だけライブ。あとは音源を流す。グルーブにはリアルな低音が重要だろうし、きわめて理に適っている。

スーパーの前で近くに住んでいるらしい有名な詩人っぽい人とすれ違う。なんらかの祭りに詩の題を感じるかもしれないし、感じるかもしれないんだろうなあと思う。

自転車のカゴに入らなかったネギを手で掴んで帰る。スプライトを飲む。

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