読書メモ20年13

概要

(題):Google流 疲れない働き方
(著):ピョートル・フェリークス・グジバチ

おすすめ度

★★☆☆☆

サマリ

ピョートルさんは、他著作「世界最高のチーム」「ニューエリート」も有名、googleで人材育成・組織開発をリードしていた方。疲れないため、集中力・感情・健康・心理的安全性マネジメントの4つを行う事が必要と説く。
googleで取り入れられていた仕組みの紹介もされており、言われたらそうだよなという内容で特に反論はなく、どう実行するのが肝だなと思う。

抜粋

グーグルでは生産性向上のため、この4つのエネルギーをマネジメントする
①体のエネルギー
②感情のエネルギー
③集中のエネルギー
④生きることの意義からくるエネルギー
フロー状態に入ると、創造性・課題解決能力は4倍、新しいスキル習得スピードは2倍。フロー状態に入るためには、

【個人】
1 明確な目標
2 リアルタイムのフィードバック
3 難易度と能力のちょうどよいバランス
4 大きな影響力のある課題設定
5 ワクワクする環境
6 全身が没入できる環境
7 パターンに気づき、パターンを壊す
【チーム】
1 明確な目標の共有
2 活発なコミュニケーション
3 コントロール感
4 リスクの存在
5 厳しさ
6 平等な参加
7 共通言語
8 エゴを超える
9 傾聴
10 Yes And...

グーグルのマネージャーが学ぶべき項目として、「Understand emotional intelligence and compassion」が存在。大きく3つ「Sympathy(同情)」「Empathy(共感)」「Compassion(思いやり)」の段階があり、思いやりを感じると人は心理的安全性を得られ、結果自己開示が出来るようになります。
疲れる組織と疲れない組織の比較

疲れる組織:忖度が多い
疲れない組織:「わからないこと」は「わからない」と言える
疲れる組織:本音を言わない
疲れない組織:本音を言う
疲れる組織:リスクをとれるだけの信頼感がない
疲れない組織:リスクをとれる信頼感がある
疲れる組織:役割も期待されていることも曖昧
疲れない組織:役割と期待が明確

幸せに働き続けるための5箇条

①自己認識をする:自分の価値観や社会への貢献したい事を知る
②自己開示をする:描いた未来や理想のため相手に伝える
③自己表現をする
④自己実現をする
⑤自己効力感を上げる

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